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実況中継!自腹で資産運用~8年12ヶ月目(前月比+10万円)

2015-03-23 10:49:02 | Weblog
このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、8年12ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=899

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/4くらいは維持しようと思います。


<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。


<3.現在の運用割合>



 概ね全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後はタイミングを見計らって売却しながらバランスを維持していきたいと思います。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状15%くらいのシェアで保有しています。

 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は20%くらいです。

 また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。

 それ以外には、REIT(不動産投信)にも10%くらい投資しています。インフレに強い資産のはず、です。

<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月も引き続き好調でプラス10万円となりました!ありがたいことです・・・これで昨年の10月から5ヶ月連続の上昇ということですね。

 ただ今月はさすがにこの好調は予想していました。と言うのも今、日本株が絶好調だからですね。足元の株価動向はこのようになっています。

■日経平均(1年)

 

 見事な上昇っぷりですね!特にここ数週間の伸びがすばらしく、先日18,000円を超えたと思ったらもう大きな節目となる2万円を目前にしている状況です。

 これまで長らく苦汁をなめてきた日本株投資家とすれば「ついに来た!」という感慨が深いですが、ただなぜこんなに上昇しているかと言うと・・・ちょっとその理由は定かではないですね。日経新聞ではどのように解説されているかと言うとこうなっています。

・企業収益の伸びや国内の景気回復への期待感から、国内外の投資家が日本株の持ち高を増やす動きが続いた。

 うーん、いかがでしょう?正直・・・全くピンと来ませんね。企業収益の伸び景気回復も確かに期待感はあるのでしょうけれど、ただおそらくそれは2012年末に自民党が政権を奪還して以来、ずっと続いてきているものであり、ここ数か月で新たにに何か状況が大きく動いたというようなものではないですね。

 たとえば裏で為替が大きく動いているということなら話は分かりやすいですが、確かに全体的に見れば大きく円安に進んでいるものの、株価が大きく上昇したこの数か月はむしろ円安の動きは一服しているように見えます。

■ドル円相場(1年)

 

 上記グラフを見ると、追加金融緩和が発表された昨年10月末から為替相場は大きく円安に振れたものの、その後はおおむね120円前後をウロウロしていることが分かります。つまりは少なくともこの数か月の日経平均の上昇に為替の要因はほとんど全くない、ということですね。

 ここ最近、株価上昇の要因としてたびたび登場してくるのが、「賃上げ」を背景にしたインフレ期待ですが、仮にインフレが実現してもその上昇率は1~2%といった極めて低いものでしょうから企業収益に与える影響はほとんどないのではないかと思います。

 さらに「賃上げ」自体は企業のコスト要因であり、それが膨らむということは企業収益が減ることを意味します。だとするといつかはその恩恵が会社の売り上げに現れることがあるにしても、当面は株価的には低下要因ということですね。

 そのように考えていくとやはり、なぜこのタイミングで株価が上昇するのか分かりません。こういう時は筆者の知らない要因が何かあるのか、あるいは特に確たる理由もないまま上昇しているのかのどちらかではないかと思います。

 もし仮に後者なのであれば、何の前触れもなく株価が反転=下落してもおかしくありません。そうした可能性はしっかり警戒しておく必要がありそうです。

 なお当ポートフォリオの他の投資資産にも目をやると、日本株と同じようにしっかり上昇したのが中国株ですね。中国株もまた最近低迷が続いていたと思いますので、なぜこのタイミングで上昇するのか不可解ですが、中国の株価推移をチェックしてみるとこうなっています。

■中国ハンセン(1年)

 

 おっと指数としては1ヶ月前と比較するとむしろ下がっているようにも見えますね!とすると筆者が投資していたチャイナファンドがたまたま逆風にも負けず、個別の運用の頑張りで成績を伸ばしたということなのでしょうか?

 仮にそうだとすると、半ば当然と思っていた今月の上昇も実際には結構、ラッキーな面があったのかもしれませんね。

 そうしたわけで世界経済の実態を把握するべく、世界経済の中心と言えるアメリカの株価をチェックするとこうなっています。

■アメリカ株(S&P500:1年)

 

 こちらは時間をかけてジワジワ上昇してきている感じですね。上昇トレンドとしてはより安定的で好感が持てます

 そうしたわけで、日本株を筆頭にどうも動きがアヤシイ株式市場がないわけではないにせよ、世界経済全体としては緩やかな回復基調にあり、あまり大きく心配する必要はなさそうですね。

 最後にここ数か月、台風の目だった原油価格をチェックしてみるとこうなっています。

■原油先物価格(WTI:1年)

 

 こちらは引き続き下落トレンドを維持していますね。しかしまぁ、劇的な価格低下です。そろそろこの原油価格の低下が実体経済にプラスの影響を与え始めていいころだと思うのですが、はたしてどうなるのでしょうか。

 次に当ポートフォリオの通算成績はこのようになっています。



 通算成績としては、すでに黒字転換している海外債券/先進国海外債券/新興国国内REIT国内株式/高配当株海外株式/高配当株海外株式/中国海外株式/アジア海外株式/インドが今月も黒字を維持しています。ありがたいことです。

 逆に言えば引き続き赤字にとどまるのは残り4資産ということですね!早期に黒字化することを期待したいと思います。気が付けば海外REITも黒字まであとわずかですね。



 全体の通算成績の推移ですが、上記の通り今月もしっかり増加してくれたこともあり、損益は史上最高値を更新しています。プラス約149万円ということですね。

 ただ目標としては毎年25万円の利益ということなので、10年目となる来月=4月での目標は「225万円の黒字」ということになります。道のりは、はるか遠いです・・・。

<5.今月の追加投資/売却>

 今月は3月という節目でもあり、一部資産を売却したいと思います。何の「節目」かと言うと期末・・・というわけではなく、2009年3月ごろから始まった今回の世界の株価上昇局面が、ちょうど丸6年を迎えたわけですね。さすがに6年というのはちょっと長すぎです。

 そうしたわけで昨年の3月にも一部売却を行ったわけですが、そこからちょうど1年経ったこともあり、今年も少し売却したいと思います。

 売却候補は比較的シェアが大きい以下の資産ですね。

 ・海外株式/高配当株
 ・海外株式/中国 
 ・海外株式/アジア


 はたしてこうした売却が吉と出るのか凶と出るのか・・・神のみぞ知るですね。

<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが、グロソブがピンクです。



 当サイトのポートフォリオが先月に引き続き1位を維持しています。これで5ヶ月連続ということですね。このまま安定的に首位を維持したいものです。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字拡大にご期待ください。

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