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冬のボーナスの運用先は?

2010-12-01 06:46:42 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「年末に向けて進む税制改正論議では、高所得層に負担増を求めるメニューが目白押し、とのことですが、あなたは高所得層(例えば年収1,000万円以上)の負担増に賛成?」では・・・


 1位:高所得層のハードルが年収2,000万円以上などもっと高いなら賛成 29%
 2位:賛成 25%
 3位:消費税などの間接税でもっと薄く広く課税すべき 20%
 4位:むしろ相続税の課税を強化すべき 14%
 5位:反対 7%
 6位:法人税など、個人以外の課税を強化すべき 3%


となっています。1位は「高所得層のハードルが年収2,000万円以上などもっと高いなら賛成」ですね。約3割の得票となっております。うーむ・・・。


 税金を払うのは誰でも嫌なもの。建前はともかく、本音では「自分は払いたくない」というエゴがどうしても出てきてしまいます。1位のこの回答も裏を返せば、「年収1,000~2,000万円の層の負担増には反対」ということになりますから、やはり実際に年収がそのレンジにある方の「それは困る」という声なのではないでしょうか。ちょっと露骨すぎる気もしなくはないですが・・・。


 ただ同情するとすれば、筆者の知り合いにも年収1,000万円オーバーの人や世帯がありますが、セレブやお金持ち、「勝ち組」かというと、そういったイメージからは程遠いですね。全く貯金がない人なら別ですが、それなりに将来設計をし、いくばくかの貯金をしたり、住宅ローンを組んだりすれば、毎月の可処分所得が大いに減る点は、他の世帯とそれほど変わらないと思います。


 結果的にみんな国産車で、お小遣い制ですね。「お金持ちなんかじゃ全然ないのに増税なんて困る」という気持ちは分からなくはありません。


 ただ年収1,000万円オーバーにせよ、年収2,000万円オーバーにせよ、全体から見れば割合はごくごくわずかです。数%というレベルですね。この層に増税したからといって画期的に税収が増えるわけではもちろんありません


 前のコラムでもご紹介しましたが「金持ちを貧乏人にしたところで、貧乏人が金持ちになるわけではない」と言われる所以です。


 お金持ちを叩くことで、今後の増税議論の道筋をつけたいという政治的な思惑があるのかもしれませんが、この前の消費税論議のように本質的な議論が尻すぼみになってしまうのであれば、ほとんど意味がありませんね。


 今の日本の財政はザックリいえば、収入が40兆円しかないのに、支出が90兆円以上ある状態です。誰がどう考えても破綻しています。単純に考えれば収入を倍にしないといけない状況の中で、数%の人を対象にした増税議論をしても抜本的な解決策からはほど遠いわけです。


 やはりまずは消費税でしょうね。全員が応分に負担しなければ何ともなりません。


 加えて筆者は、前回からの繰り返しになりますが相続税だと思いますね。日本の金融資産の過半は60歳以上が保有しているわけですし、財政支出の過半は社会保障、つまり年金と医療費なわけで高齢者への支出がメインです。となれば相続税の強化というのは、高齢者同士の相互扶助とも考えられます。


 現状、相続の対象となるのは、全死亡者数の5%程度だったかと思いますが(最近はもっと少ないかもしれませんが)、これはさすがに少ないでしょう。むしろ80%くらいは対象になるような制度にしてもいいのではないかと思います。


 資産家の人々からすれば抵抗感が強いかもしれませんが、相続というのは往々にして家族間の争いを生むことなどを考えれば、莫大な相続資産があることが本当にその子どもたちにとって幸せなことなのかどうか、よく考える必要があると思います。


 何事も努力して、苦労して手に入れるから価値があるのであって、簡単に手に入ったものはそれほど嬉しくありませんし、かえって依存心を生んでろくな人間に育たなそうと思ってしまうのは、相続税に縁もゆかりもない家系で育った筆者のやっかみでしょうか?(笑)


 いずれにせよ日本の財政は「自分は関係ない」では済まされない、超危険な状態です。一刻も早く、財政問題に正面から取り組む肝の据わった政治家・政党が出てくることを期待してやみません。


 もちろん我々国民も「誰かが何とかしてくれる」とか「景気がよくなれば何とかなる」といった依存心を捨てて主体的に向き合わないといけません。


 そう考えると消費税10%をうたった自民党の方がまだマシなのですかねぇ・・・。菅総理もこれだけ支持率が下がってきたわけですから、TPPにせよ、消費税にせよ、不人気施策であろうが、日本の将来に必要なことはぜひ正面突破してほしいものです。


 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=642


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=476



 さて今回は、ボーナスの使い道について。


            --- Ginkou ---


西日本シティ銀行 「冬のボーナス使いみち調査」の結果を発表
http://www.data-max.co.jp/2010/11/post_12733.html


 29日、(株)西日本シティ銀行(本社:福岡市博多区、久保田 勇夫頭取)は子会社であるNCBリサーチ&コンサルティング調査部と共同で実施した「冬のボーナス使いみち調査」の結果を発表した。


 調査時期は10年10月で、対象は福岡県内のボーナスがある家庭の主婦500人。うち480人が回答し、回答率は96.0%となっている。


<今年の冬のボーナス支給予想>
 昨年冬と比較して 「多くなる」は3.4ポイント増加。「少なくなる」は13.2ポイント減少し27.5%。


<冬のボーナスの使いみち予定>
 1位は「貯蓄」で56.9%。前年冬の60.7%より3.8ポイント減少した。2位は「旅行・レジャー」で33.3%。


<ボーナスを貯蓄する目的>
 1位は「将来の生活費補てんのため」が40.6%。2位は「老後資金の備え」が35.2%。
 経済の先行きや雇用に対する不安は依然強く、将来への備えが上位を占めている。


<ボーナスを貯蓄する場合の考え>
 「元本の安全性を重視したい」が49.3%で1位。円高や日本株式の低迷から安全性を重視する割合が引続き高水準。


<関心がある金融商品>
 1位は「預貯金」で70.3%。「預貯金」が09年夏よりの減少傾向から一転して、今夏より11.3ポイント増加して70%台となった。


<冬のボーナス、自由に使える金額は?>
 昨年に比べ夫・妻ともに5,000円アップした。ボーナスが「少なくなる」と予想する割合が減少したのを受け、自由に使える金額も増加したもよう。


〔 出典:ネットアイビーニュース 〕


            --- Ginkou ---


 いよいよ今日から12月ですね。2010年ももうおしまいかと思うと、何とも早いです・・・。12月になると気が重いのが年賀状ですね(笑)。しかし年賀状はなかなかしぶとく生き残っています。さすがに今の10代・20代はメールが中心かもしれませんが。


 残念ではありますが、今しばらく郵政事業に協力してあげることにいたしましょう。


 とはいえ12月は全般的には楽しい月ですね。クリスマスや大晦日などのイベントが多くありますし、忘年会などで親交を暖められるのもうれしいですね。


 しかし多くのサラリーマンにとって最大の楽しみは、やはり冬のボーナスということになるのではないでしょうか。日経新聞の記事によれば、今年の冬のボーナスは、今の集計時点では昨年より若干減っているようですね。残念なことです。


 ただ足元の企業業績は回復していることは間違いありませんから、来年は全体としては増えることはまず間違いないと思いますし、今回の冬のボーナスでも業種別に見れば16業種中10業種が昨年比プラスになっているようですから、やはり全般的には回復基調ということですかね。


 いずれにせよ、増えたとしても減ったとしても、ボーナスがうれしいことには変わりありません。ぜひ楽しんで有効活用していただければと思います。


 とはいえもちろん全て使い切るのはよろしくありません。景気のためには使い切ったほうがいいのかもしれませんが(笑)、申し訳ないですが日本の景気よりは、自分のライフプランの方が大切であります。


 上記記事では西日本シティ銀行が実施したアンケートが紹介されておりまして、同行の営業エリアから調査対象は福岡県内の主婦500人となっており、地域に偏りがありますが、参考になりそうなので引用させていただきます。


 まずは冬のボーナスの使い道ですが、ベスト5を昨年と比較するとこういうことのようです。


■冬のボーナスの使い道(西日本シティ銀行実施のアンケート)


 1位:貯蓄      60.7% → 56.9%
 2位:旅行・レジャー 35.8% → 33.3%
 3位:生活費の補填  30.4% → 30.0%
 4位:衣料品等の購入 26.3% → 25.6%
 5位:子どもの教育費 29.8% → 24.6%


 あら?と思われたかもしれませんが、どれもこれも昨年と比較すると減っております。全部を見ても増えているものはほとんどありません。複数回答なのでありえますが、ボーナスが減ったので使い道を減らさざるを得ない、ということなのでしょう。


 しかし子どもの教育費の減りが相対的に大きく気になるところですね。子ども手当てで補完されたから、と思いたいところです。


 次に関心がある金融商品としてはこのようになっております。


■関心がある金融商品(西日本シティ銀行実施のアンケート)


 1位:預貯金    66.4% → 70.4%
 2位:保険・共済  35.8% → 29.8%
 3位:投資信託   14.6% → 15.8%
 4位:外貨預金   12.4% → 10.8%
 5位:国債     14.8% → 10.0%
 6位:株式      9.7% →  6.9%


 最近の株価低迷などを反映して、ますます預貯金への関心が高まっている、ということですかね。ちょっと残念な気もします。ちなみに他のアンケートと比較すると保険・共済の関心が圧倒的に高いですね。これも対象者が主婦ならではの回答だからでしょうか。


 さて足元では若干円安となり、株価もやや戻り基調となっております。当サイトのユーザーの方々の関心はいかがでしょうか?


 というわけで今回の読者アンケートでは、「2010年冬のボーナス、何で運用する?」でいきましょう。1月1日まで。
 
■<複数回答可>2010年冬のボーナス、何で運用する?(1月1日まで)
 
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=644






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