前回の「キャンペーンを斬る」では、イーバンク銀行のイーバンクマネーカードを取り上げました。パっと見るとクレジットカードっぽいですが、クレジットカードではなく、キャッシュカード+VISAデビットカードの一体型カードということです。
VISAデビットカードと言われてもなんのこっちゃ分からん、という人も多いかもしれませんが、基本的にはクレジットカードのようなものです。VISAのマークがついている店舗でクレジットカードのように使えます。クレジットカードと違うのは、すぐに代金が普通預金から引き落とされる、ということですね。また引き落とされる代金も普通預金の残高の範囲内です。それ以上の出金はできません。
・・・ということは・・・そう、キャッシュカードと同じということですね。代金が普通預金からすぐ引き落とされ、残高以上に出金できないわけですから。イメージとしては、クレジットカードのように使えるキャッシュカードということです。ポイントまでつくところもクレジットカードのようです。
また「キャッシュカード」機能も、イーバンク銀行ユーザーには大切なメリットですね。今までイーバンク銀行でキャッシュカードを作ろうと思ったら有料でしたよね?そもそも昔はキャッシュカードそのものがありませんでしたし。ということでキャッシュカードそのものを持っていないユーザーもたくさんいると思います。そんな方にも、クレジットカードを作らなくていい無料のキャッシュカードというのはメリットがあるのではないでしょうか。残高が少なければ落としてもそれほど心配いりませんし(笑)。
さて気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「3.3」。まずまずの好結果ですね。ただし投票は、「5、4」の高評価か、「1」の低評価に分散されていますので、いいと思う人はとてもいいと思っているし、そうでない人は全く不用だと思っている、という感じですね。このあたりも何かキャッシュカードとクレジットカードの合いの子っぽいような気がしますね。
いつもそう思いますが、ビジネスとしてはどれだけ「1」と評価する人が多くても、「5」と評価する人さえいてくれれば成り立つと思いますので、まずまず成功するのではないでしょうか。
投票がまだの方は、投票をお願いします。9月4日まで。
投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=289
前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=195
さて今回は新生銀行の金利2倍チャンス定期を取り上げたいと思います。
何となく気になりますね、新生銀行の「金利2倍チャンス定期」。「金利2倍」じゃなくて「チャンス」ですから、何となく怪しい感じもしますが、でもどういう意味だろうとついクリックしてしまいますね。こんなサイトを運営している筆者だけかもしれませんが・・・。
さて、この定期は仕組み預金(デリバティブ預金)というジャンルの商品の一つで、単に「何年預ければ、何%の金利」という通常の定期預金とは違って、何か条件をつけることで、比較的高い金利の商品に仕上がっています。
よくある仕組み預金は、預入期間を銀行が短くしたり長くしたりする権利を持っていて、銀行にとって都合のいい方向に短くしたり長くしたりするので、その分、金利が高い、というものですね。
で、この「金利2倍チャンス定期」の場合、どういう条件がついているかというと、為替レートです。2年後、3年後の為替レートが今より同じか少しでも円安になっていれば金利が2倍になります。逆に少しでも円高になっていれば、金利はそのまま(1倍)ということですね。
為替レートと聞くと、ウッと思う方もいるかもしれませんが、預金の元本は円で戻ってくるみたいですので、特に何かの為替リスクを取っているわけではなく、単に利率がそのままか2倍になるかが為替レートで決まる、ということですね。さて詳しい条件を見てみるとこんな感じです。
1.金利
3年もの
1年目:0.75%
2年目:0.75%or1.50%(為替レートが円安になった場合)
3年目:0.75%or1.50%(為替レートが円安になった場合)
5年もの
1年目:1.00%
2年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
3年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
4年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
5年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
2.金額・・・10万円~
3.注意事項
原則として中途解約できない。中途解約した場合、元本割れとなる可能性が高い。また、解約時の市場環境等によっては大きく元本割れする可能性がある。
やっぱり気になるのは中途解約は実質的に不可能という点ですね。余裕資金でやりましょう。
さて、この金利条件がいいのか悪いのか、という点ですが、筆者としては長期的な円安傾向をイメージしていますので、50%以上は「2倍」になるのでは、と思いますが、仮に「2倍」になる確率が50%だとすると、
3年もの:1.0%
5年もの:1.4%
となります。たとえば最も金利の高いイーバンク銀行のキャンペーン金利で言うと100万円以上なら
3年もの:1.21%
5年もの:1.37%
となっていますので、これなら3年ものはイーバンク銀行の定期を利用した方がいいですね。
一方、5年ものは五分五分というところです。仮に金利2倍チャンス定期の5年もので、1回しか「2倍」にならなかった場合の金利は1.2%、逆に3回「2倍」になった場合は1.6%。相場観にもよりますが、とは言え負けても勝っても、それほど大きな差にはならないので、「どちらでもお好きな方を」という感じですかね。あとは相場観次第です。
またリスクがない円定期であるという点はいいですね。
というわけで、新生銀行の「金利2倍チャンス定期」について、あなたの評価を教えてください。筆者の評価は・・・「★★★★」くらいにしておきますかね。9月11日まで。
5年ものの場合、金利が2%になるチャンスがある新生銀行の金利2倍チャンス定期について、あなたの評価は?(9月11日まで) >>>投票はこちら
新生銀行の金利2倍チャンス定期について、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想
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VISAデビットカードと言われてもなんのこっちゃ分からん、という人も多いかもしれませんが、基本的にはクレジットカードのようなものです。VISAのマークがついている店舗でクレジットカードのように使えます。クレジットカードと違うのは、すぐに代金が普通預金から引き落とされる、ということですね。また引き落とされる代金も普通預金の残高の範囲内です。それ以上の出金はできません。
・・・ということは・・・そう、キャッシュカードと同じということですね。代金が普通預金からすぐ引き落とされ、残高以上に出金できないわけですから。イメージとしては、クレジットカードのように使えるキャッシュカードということです。ポイントまでつくところもクレジットカードのようです。
また「キャッシュカード」機能も、イーバンク銀行ユーザーには大切なメリットですね。今までイーバンク銀行でキャッシュカードを作ろうと思ったら有料でしたよね?そもそも昔はキャッシュカードそのものがありませんでしたし。ということでキャッシュカードそのものを持っていないユーザーもたくさんいると思います。そんな方にも、クレジットカードを作らなくていい無料のキャッシュカードというのはメリットがあるのではないでしょうか。残高が少なければ落としてもそれほど心配いりませんし(笑)。
さて気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「3.3」。まずまずの好結果ですね。ただし投票は、「5、4」の高評価か、「1」の低評価に分散されていますので、いいと思う人はとてもいいと思っているし、そうでない人は全く不用だと思っている、という感じですね。このあたりも何かキャッシュカードとクレジットカードの合いの子っぽいような気がしますね。
いつもそう思いますが、ビジネスとしてはどれだけ「1」と評価する人が多くても、「5」と評価する人さえいてくれれば成り立つと思いますので、まずまず成功するのではないでしょうか。
投票がまだの方は、投票をお願いします。9月4日まで。
投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=289
前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=195
さて今回は新生銀行の金利2倍チャンス定期を取り上げたいと思います。
何となく気になりますね、新生銀行の「金利2倍チャンス定期」。「金利2倍」じゃなくて「チャンス」ですから、何となく怪しい感じもしますが、でもどういう意味だろうとついクリックしてしまいますね。こんなサイトを運営している筆者だけかもしれませんが・・・。
さて、この定期は仕組み預金(デリバティブ預金)というジャンルの商品の一つで、単に「何年預ければ、何%の金利」という通常の定期預金とは違って、何か条件をつけることで、比較的高い金利の商品に仕上がっています。
よくある仕組み預金は、預入期間を銀行が短くしたり長くしたりする権利を持っていて、銀行にとって都合のいい方向に短くしたり長くしたりするので、その分、金利が高い、というものですね。
で、この「金利2倍チャンス定期」の場合、どういう条件がついているかというと、為替レートです。2年後、3年後の為替レートが今より同じか少しでも円安になっていれば金利が2倍になります。逆に少しでも円高になっていれば、金利はそのまま(1倍)ということですね。
為替レートと聞くと、ウッと思う方もいるかもしれませんが、預金の元本は円で戻ってくるみたいですので、特に何かの為替リスクを取っているわけではなく、単に利率がそのままか2倍になるかが為替レートで決まる、ということですね。さて詳しい条件を見てみるとこんな感じです。
1.金利
3年もの
1年目:0.75%
2年目:0.75%or1.50%(為替レートが円安になった場合)
3年目:0.75%or1.50%(為替レートが円安になった場合)
5年もの
1年目:1.00%
2年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
3年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
4年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
5年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
2.金額・・・10万円~
3.注意事項
原則として中途解約できない。中途解約した場合、元本割れとなる可能性が高い。また、解約時の市場環境等によっては大きく元本割れする可能性がある。
やっぱり気になるのは中途解約は実質的に不可能という点ですね。余裕資金でやりましょう。
さて、この金利条件がいいのか悪いのか、という点ですが、筆者としては長期的な円安傾向をイメージしていますので、50%以上は「2倍」になるのでは、と思いますが、仮に「2倍」になる確率が50%だとすると、
3年もの:1.0%
5年もの:1.4%
となります。たとえば最も金利の高いイーバンク銀行のキャンペーン金利で言うと100万円以上なら
3年もの:1.21%
5年もの:1.37%
となっていますので、これなら3年ものはイーバンク銀行の定期を利用した方がいいですね。
一方、5年ものは五分五分というところです。仮に金利2倍チャンス定期の5年もので、1回しか「2倍」にならなかった場合の金利は1.2%、逆に3回「2倍」になった場合は1.6%。相場観にもよりますが、とは言え負けても勝っても、それほど大きな差にはならないので、「どちらでもお好きな方を」という感じですかね。あとは相場観次第です。
またリスクがない円定期であるという点はいいですね。
というわけで、新生銀行の「金利2倍チャンス定期」について、あなたの評価を教えてください。筆者の評価は・・・「★★★★」くらいにしておきますかね。9月11日まで。
5年ものの場合、金利が2%になるチャンスがある新生銀行の金利2倍チャンス定期について、あなたの評価は?(9月11日まで) >>>投票はこちら
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