まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「琉球銀行は沖縄本島のATMの音声を沖縄方言に切り替えた、ということですが、方言ATMに親しみを感じる?」では・・・
1位:親しみを感じる 61%
2位:親しみを感じない 23%
3位:自分の方言なら親しみを感じる 7%
〃:自然さによる 7%
ということになりました。1位は「親しみを感じる」ということで何と6割超の得票ですね!ほう。
思いのほか「方言ATM」は支持されているようです。もちろん、今回投票された方のほとんどは沖縄出身ではないでしょうから、他の方言でも親しみを感じるということになりますが、ではこの「親しみを感じる」と答えた方のどれくらいが故郷の方言をもつ人で、どれくらいが故郷の方言を持たない人(=東京育ち?)なのでしょうね?
仮に前者が多いとすれば、方言を話す人は他の方言にも寛容ということになりますし、後者であれば方言を話さない人にとって、方言というのは憧れだったり、場合によってはステータスとなるのかも・・・しれません。
筆者の個人的な経験から言えば、意外に後者の可能性もありますね。つまり方言を話さない人ほど方言を評価する傾向があるかもしれない、ということです。
と言うのも、筆者がたまに方言を話すと、幾人かの「東京人」がポジティブな反応を示すからですね。「うらやましい」とか「あこがれる」といった感じで。
もちろん、それらがお世辞でなければ、ということですが(笑)。
いずれにせよ、筆者自身はあまり方言を話さないものの、方言自体はwelcomeですし、多くの方が自分の訛りを恥じるのはちょっと勿体ない気がします。
それこそ東京にある地方銀行の支店こそ、方言で接客を行ってほしいものですね。意外に評判を呼び、顧客が増えるかもしれませんね。・・・何か問題がおきても「なんくるなるさー」ということで(笑)。
では投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。
〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=833
〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=643
さて今回は、シニア人材活用店舗について。
--- Ginkou ---
北海道銀、シニア活用の支店
http://www.nikkei.com/
北海道銀行は60歳で定年退職したシニア層を活用する専門支店を設ける。退職した行員を再雇用し、札幌市内の支店で支店長と支店長代理として配属した。今後、窓口や後方支援の人員にも起用し、すべてをシニア職員にする。試行的に運用した結果を踏まえ、ほかの支店にも広げる。シニア職員が培った知識や経験を営業活動に生かす。
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
連日、オリンピックでは熱戦が続いておりますね。4年に一度のわずか数週間の戦い。しっかり眼に焼き付けたいと思うものの・・・最大の問題は時差ですね。
ヨーロッパは地球の真裏・・・とは言わないまでもかなり裏側です。放映時間がどうしても真夜中になってしまいますね。筆者も含め、寝不足の方々も多いかと思います。
ただ、日中放映されてもどうせテレビが見れない方にとっては、今回のような深夜の放送の方が、「無理すれば何とかして見れる」のでいいと言えるのかもしれません。
みなさん、どうぞ体調管理にはお気をつけください。
さてそうした気ぜわしさや寝不足を言い訳にして・・・ということではありませんが、今回も小ネタであります(汗)。北海道銀行が、60歳で定年退職したシニア職員を再雇用し、支店長と支店長代理として配属した、ということですね。
定年退職したシニア人材を嘱託として雇うこと自体は珍しくありませんが、支店長や支店長代理といった要職に就けることは異例だと思われます。その部下たちの人事評価は誰がするのでしょうね?
また記事によれば、北海道銀行はさらに踏み込んで、今後、窓口や後方支援の人員にもシニア人材を活用し、すべてをシニア職員とする店舗も設けるようです。シニア店舗!どんな感じになるのでしょうね。少なくとも、通常の店舗よりは良い意味でも悪い意味でもまったりとした雰囲気になるのは間違いないと思います。
筆者自身はこうした取り組みは悪くないと思いますね。高齢化社会においてシニア人材の有効活用は課題である、という崇高な問題意識もないではないですが、それよりももっと直接的に、シニアな方々と銀行窓口業務というのは意外に相性が良い感じがするからですね。
まず第一に、店舗にくる客の多くはシニアでしょうから、客との相性がいい・・・はずです。
次に、仮にクレームが起きてもそういう対応はシニアな人の方が慣れているでしょうし、シニアスタッフが窓口に並んでいればクレームも起こりにくいのではないでしょうか?
さらに資産運用や貯蓄、住宅ローンなどの人生設計、相続対応などの相談も、何かとシニアの人生経験が生かされる気がします。おそらくノルマや人事評価などに汲々としていることもないでしょうから、客の立場に立って親身に相談に乗ってくれるかもしれませんしね。
逆にシニア支店のデメリットは何かと言えば、事務が遅い、最新の情勢についてこれない、うまく話が噛み合わない、といった、やはりシニア特有の問題が考えられます。
しかし、それらの点に不満を感じる人はネットやATMなどのセルフサービスを利用してもらえばいいと割り切れば、何とかなる気もしますね。
さらに懸念点があるとすれば・・・防犯対策ですかね。
昨今、銀行泥棒というのは聞いたことがありませんが、仮にそうした事件に巻き込まれた場合の対応力は残念ながら弱いと思います。抵抗しない分、人的被害は少ないかもしれませんが。これはもう屈強のガードマンを雇うか、現金をなるべく持っておかない、と言った対応が必要そうです。
というわけでいくつかデメリットはあるものの、筆者は、総じて意外にシニアスタッフだけの店舗というのは「スジがいい」ように感じます。
あえてもう1つメリットを挙げるとすれば、店舗スタッフをシニアにすることは、若年層の雇用をあまり奪わない、という点があるかもしれません。もちろん店舗にも若いスタッフはいるわけですが、今後、少子高齢化だったり、インターネットサービスが普及する中で、銀行の店舗スタッフの需要は徐々に減っていく・・・と予想するのは筆者だけでしょうか?
仮にそうだとすれば、そうした先細りの仕事は失礼ながらシニアな方々にお任せして、やはり若人には専門性の高いスキルを身につけられる仕事だったり、人脈がどんどん広がったり、海外にも打って出れるような仕事に回してあげた方がいいような気がするのですがいかがでしょう。
さすがにこれは異論がありそうですし、今、銀行の店頭スタッフとして充実した時間を過ごされている方に怒られそうでありますが・・・ゴメンナサイ。
ということで今回の読者アンケートは「北海道銀行では、定年退職した人を再雇用したシニア職員だけで運営する店舗を開設していく予定とのことですが、そうした店舗は魅力的?」でいきましょう。9月1日まで。
■北海道銀行では、定年退職した人を再雇用したシニア職員だけで運営する店舗を開設していく予定とのことですが、そうした店舗は魅力的?(9月1日まで)
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=835
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