まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「証券会社各社は続々と公式ツイッターを開始しているようですが、銀行の公式ツイッターが出てくればフォローしたい?したくない?」では・・・
1位:フォローしたくない 58%
2位:内容によってはフォローしたい 41%
3位:フォローしたい 0%
ということになっています。残念ながら、というか予想通りではありますが、無条件にフォローしたいという方は0でございました・・・まぁ、それはそうですよね。
1位は「フォローしたくない」で約6割。残りが「内容によってはフォローしたい」ということになっています。銀行員のつぶやきに対する期待値は残念ながらそれほど高いわけではないようですね。
確かにツイッターをフォローするというのは、ある種、「追っかけ」のようなものですから(ちなみに追っかけという言葉はまだ生きている?)、そこまで熱烈に関心を寄せたい銀行員がいるかと言うと・・・普通はいませんよね・・・。
筆者もパっと考えて思い出せる銀行員といえば・・・日銀の白川総裁くらい?白川総裁のツイッターならフォローしてみたい気はしますね。でも影響力が強すぎて何にもつぶやけないでしょうけれど。
仮に白川氏がツイッターを始めれば、同時通訳で世界中の為替ディーラーに配信されるのでしょうね。趣味はバードウォッチングのようですから"What is <uguisu now>?"みたいな会話が世界中でなされるのかもしれません(笑)。
ちなみに筆者はツイッターを全く利用しておりませんが、ツイナビで検索すると楽天銀行、じぶん銀行、スルガ銀行がツイッターをやっておりますね。
楽天銀行 : http://twinavi.jp/account/detail/RakutenBK_Times
じぶん銀行 : http://twinavi.jp/account/detail/jibunbank
スルガ銀行 : http://twinavi.jp/account/detail/surugabank
じぶん銀行、スルガ銀行などは割合、フレンドリーにやっていてがんばっているなぁ、という感じがしますが、やっぱり担当者の顔が見えないので、親近感がわくというところまではいっていません。
顔を出すのがNGなのであれば、せめて何かキャラクターを立てるともう少し親しみがわくかもしれませんね。ビジネスには何も貢献しないかもしれませんが(笑)。
気になるフォロアーの数は以下のとおりです。
楽天銀行 : 4,967
じぶん銀行 : 873
スルガ銀行 : 820
さすがに顧客数が違うだけあって、楽天銀行は圧倒的なフォロアー数ですね。配信内容はキャンペーンの告知に留まるようですが、まぁ、それもアリなのかもしれません。
最後に銀行員で検索すると・・・0。みなさん、つぶやいている暇などないということですかね。
最近、美人すぎる○○と言う言葉をよく耳にしますが、美人すぎる銀行員なんかが出てくると、そのツイッターも爆発的に人気が出るかもしれませんね。ビジネスには何も貢献しないかもしれませんが(笑)。
ちなみに元祖:美人すぎる市議の、藤川優里さんのツイッターのフォロアー数は14,101人のようです。さすがですね。
http://twinavi.jp/account/detail/yuri_hachinohe
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。
〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=610
〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=446
さて今回は、ツイッターに関するニュースについて。
--- Ginkou ---
長期金利が7年ぶり1%割れ 米景気懸念などで資金流入
http://www.asahi.com/business/update/0804/TKY201008040085.html
4日の東京金融市場は、米国の景気減速の懸念が一段と強まる中で、荒れた展開となっている。経済の体温計に例えられる長期金利が、2003年8月以来7年ぶりに1%の大台を割り込み、一時0.995%まで低下。外国為替市場でも1ドル=85円台前半まで円高ドル安が進み、日経平均株価は9500円を下回っている。
長期金利の代表的な指標は新発10年物国債の流通利回りで、国債が買われれば金利が低下(債券価格は上昇)する。景気がよい時には上がり、悪い時には下がる傾向がある。国債発行の動きなどでも上下し、住宅ローンや企業向け貸し出し金利など様々な金利に影響を与える。
長期金利は世界的に低下傾向が続いている。欧州の財政・金融不安に加え、最近は米国の景気回復ペースの鈍化に対する不安も浮上。各国で他の金融商品に比べれば安全と見なされる国債の市場に資金が集まっているためだ。
こうした中で、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週、追加の金融緩和に踏み切るとの観測が浮上。3日発表された6月の米個人消費支出が市場予想を下回ったことなども重なり、3日の米長期金利が低下した。これを受けた4日の東京市場でも、前日終値の1.020%からさらに下がった。
日本では、企業がお金を借りて投資する動きが強まらず、銀行は預金を余らせており、長期国債で運用する姿勢を一段と強めている。民主党の参院選敗北で、菅直人政権の財政再建路線が後退して国債が売られるとの見方もあったが、今のところ十分な買い手が付いている状況だ。
長期金利の1%割れは、内外の景気の先行きに対する市場の慎重な見方の表れといえる。ただ、国の財政悪化は債券市場の潜在的な不安材料。「国債バブルが崩壊することに警戒感が根強い」(大手証券)との見方もあり、一本調子で長期金利低下が進むとの見方は今のところ多くない。
一方、FRBが追加の金融緩和に踏み切ると、日米の金利差が縮むため、円買いドル売り材料になりやすい。東京外国為替市場の円相場は4日午後1時現在、前日午後5時時点より59銭円高ドル安の1ドル=85円39~40銭。
4日の東京株式市場では、円高が嫌気され、日経平均株価の下げ幅は午後になって一時、前日終値比200円を超えた。午後1時現在は、同195円43銭(2.02%)安い9498円58銭。取引開始直後から自動車などの輸出関連株が売られている。
〔 出典:朝日コム 〕
--- Ginkou ---
5月に世界の株価がガツンと下落して以降、世界経済の行方に雲が立ち込めております。「暗雲」かどうかはわかりませんが、先日、アメリカFRB議長のバーナンキ氏はこれを「異常なほど不透明」と表現しておりましたね。
英語で言えば"unusual uncertain"。「異常」と言う言葉はさすがに強すぎる気がしますね。ニュアンスとしては「いつもと違う不透明さ」という感じでしょうか?
いずれにせよ、景気の先行きに関して決して楽観視していないわけで、筆者も確かにこのところの株価の低調さを見れば、景気の悪化を示唆している気がしてならないですねー。
さらに日本の場合は円高も効いていますからね。米ドル/円で言えば、今や80円台半ばという水準です。これはかなりの円高ですよね!
■米ドル/円チャート(10年)
なんとこの10年で最高水準と言えます。FXでヤラれた人は多いかもしれませんね。
円高が進めば日本の株価も当然、冴えないわけで、日経平均はこんな感じになっております。
■日経平均チャート(5年)
さすがにリーマンショック後の株価下落時から見れば、株価は回復しておりますが、トレンドとしては下落方向にありますので、もう少し下落する可能性は十分あります。
株価が下落すれば、投資マネーはリスク資産から安全資産に移っていくわけで、要は国債に流れていきます。結果として国債の値段が上がり、金利が低下することになります。金利が低くても国債を買いたいと思う人が増える、ということですね。
要するに「株価が下がれば金利も下がる」というわけです。
で、どれだけ金利が下がっているかと言うとこんな感じですね。
■長期金利推移(10年もの国債)チャート(10年)
2003年以降、金利は上がったり下がったりしながらも、1%を切ることはなかったわけですね。ところがここにきてついに長期金利が1%割れという状況になってきました。
長期金利とは10年もの国債の金利ですから、要は「10年もの」です。10年ものの金利が1%を割り込むということは、それより期間の短い金利はもっと低くなるわけで、当然、銀行の預金金利にも影響してきますね。
結論から言えば「定期預金の金利は今後さらに下がる」ということになります。このままの状態が続けば、ということではありますが。
というわけで、今、定期預金の運用を考えている方は金利が下がらないうちに、とっとと決断して預入した方がいいかもしれませんね。
もちろん、今後、日本の株価が回復してくれば、それに伴って金利も上昇するのだとは思いますが、カギとなるのはアメリカ経済で、アメリカ経済の行く末については、聡明なるバーナンキ氏の頭脳をもってしても「いつもと違う不透明さ」があって、よーわからん、と仰っているわけですから(分からんとはおっしゃってはいませんが)、誰にも読めません。
もしかすると本格回復までにあと半年から1年くらいはかかるかもしれませんね。となると必然的に半年から1年くらいは金利が低いまま、ということになります。
果たしてどうなるのでしょうか・・・。
では今回の読者アンケートは、「長期金利はついに7年ぶりに1%割れ、という水準まで下がってきていますが、これから金利は上がると思う?下がると思う?」でいきましょう。9月11日まで。
■長期金利はついに7年ぶりに1%割れ、という水準まで下がってきていますが、これから金利は上がると思う?下がると思う?(9月11日まで)
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=612
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