なんでも銀行ランキング-とりあえず投票!

最新の情報・ユーザーランキングで、「正しい銀行えらび」。銀行員、大歓迎!

日本株価も、急降下中・・・

2006-06-14 01:35:22 | Weblog

さて、前回の読者アンケート「最近、あなたが最も気になる、銀行のCMは?」では・・・


 1位:気になる銀行のCMは無い 29%
 2位:新生銀行 20%
 3位:ソニー銀行 16%
 4位:みずほ銀行 8%
  〃:りそな銀行 8%
 6位:三井住友銀行 4%
  〃:三菱東京UFJ銀行 4%
  〃:住友信託銀行 4%
  〃:その他の銀行 4%


となりました。何と「気になる銀行のCMは無い」と答えた方が1位となりました。好印象であろうが悪印象であろうが記憶に少しでも留めさせるのがCMの最低限の役割だと思いますが、それすらできていないとなると「無駄遣い」以外の何物でもないですね・・・。銀行の広告担当者が卒倒しそうな結果です(笑)。いや、実際にCMを作っているのは電通か博報堂でしょうから、彼らの問題なのでしょう。放映自体はそれなりの量を確保しているはずなのに、勿体無いですね。


 2位以下は、2位:新生銀行、3位:ソニー銀行、4位:みずほ銀行・りそな銀行と続きます。ソニー銀行はよく目に付きますし、みずほ銀行も何となく覚えていますが、新生銀行とりそな銀行は分かりませんねぇ。どんな内容なのでしょうか。いずれにせよソニー銀行のように印象に残るCMを期待したいですね・・・ってソニー銀行のCMも決して評価が高いわけではないんですけれど(苦笑)。まだの方は投票をお願いします。7月6日まで。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=176



 さて今回は日本株の下落について。中島みゆきのメロディに乗せて、「下がる~、下~がる~よ、株価は下がる~♪」と口ずさみたくなるような世界の株式市場の惨状です。もちろん、日本株もその流れから逃れられるわけもなく大きく下落し、今日なんかは日経平均で言えば600円も下がり、14,200円台をつけました。去年は「15,000円を超えれば割高」というような主旨のことを書いていたと思いますが、すっかり下回っております。最近、日本株・日本株投信への投資を始めた方は、ほぼ間違いなく損失を被ったことでしょう。昨日はジーコ・ジャパンも負けましたし、公私ともに(?)最悪な状況ですね。


 投資している人が今、一番知りたいのは「損切りして逃げるべきなのか、買い向かうべきなのか」という点と、「いつまで我慢すれば上がるのか」という2点ではないでしょうか。その答えは・・・もちろん誰も分からないのですが、そのヒントとなる資料を探してみました。こういう時にニュースはあまり役に立ちません。ニュース記事はあまりにも短期情報だからです。我々が欲しいのは日々の「上がった下がった」という話ではなく、中長期的な見通しと過去の実績を基にした冷静な分析、ですね。


 で、案外役に立つのが、投信会社がこういう大幅な変動の際に出してくる「臨時レポート」ですね。今回はソニー銀行の提供する「臨時レポート」が3社分を一覧できたので紹介したいと思います。


            --- Ginkou --


日本株式市場の下落について(委託会社レポート)
http://moneykit.net/visitor/info/info060609_01.html


<三菱UFJ投信>
国内株式市場は、目先は一旦反発する可能性が高いものの、需給調整にはなお時間がかかると考えております。しかしながら、良好な国内経済を反映して徐々に市場も落ち着きを取り戻すとみており、今回のようにファンダメンタルズとかい離し、需給が主要因となって株価が大きく下落した局面こそ日本株投資の好機と考えております。


<第一勧業アセットマネジメント>
中長期的には、都心部を中心とした不動産価格の上昇に見られるよう、国内のデフレ脱却・景気回復は鮮明になっています。景気が回復する中では、ゼロ金利政策の解除は通貨価値を保ち、持続的な成長を保持するための当然の金融政策であり、株式市場のマイナス材料とはならないと考えます。また、当社では現状の企業の業績見通しは保守的であると判断しており、時間の経過とともに、業績は上方修正され、これに加えて自民党総裁選挙の行方等の不透明感も解消すると考えており、7 月頃を目処に市場は落ち着きを取り戻すと予想しています。


<日興アセットマネジメント>
過度に積極的な改革が行なわれるか否かに関係なく、日本は優良な企業を多く擁しており、日本経済は十分に再構築されています。もちろん、ポイズン・ピルなどの企業買収防衛策や株主軽視が広まるようなことがあれば、日本が被害を受けることは免れないでしょうが、それが実際に起こるとは思えません。なお、投機的な銘柄が売り込まれるだけでなく、優良な銘柄の中にも不当に売られるものもあるかもしれませんが、そうした局面は、弊社のファンダメンタルズ・チームに長期投資の好機をもたらすものです。


〔 出典:ソニー銀行 〕


            --- Ginkou ---


 いかがでしょうか?結構、積極的かつ具体的な表現ですよね。三菱UFJ投信のレポートでは「需給調整にはなお時間がかかる」と明言した上で「今回のようにファンダメンタルズとかい離し、需給が主要因となって株価が大きく下落した局面こそ日本株投資の好機」と力強く述べています。


 また第一勧業アセットマネジメントのレポートではもっと突っ込んだ表現で「7月頃を目処に市場は落ち着きを取り戻すと予想しています」と反転時期を明言しています。


 筆者があまり根拠もなく予想すると、日経平均15,000円程度が2005年度の適正水準とすると、2006年度に10%増益になれば株価も10%増加して16,500円が適正水準と言えます。10%増益となるかどうかは別にして、どうやら増益することは間違いなさそうですので、その分だけ株価が上昇するというのは自然です。となると今の14,200円台というのはかなり自信をもって購入できる水準ですね。


 ただし、三菱UFJ投信のレポートにある通り、まだ今すぐ上がるわけではなさそう。従って、「しばらく含み損をかかえてもいい」という「覚悟」をして投資することをオススメします。とは言っても我慢するのは長くて半年でしょうけれど。


 日興アセットの「投機的な銘柄が売り込まれるだけでなく、優良な銘柄の中にも不当に売られるものもあるかもしれませんが、そうした局面は・・・長期投資の好機をもたらすものです。」という表現は「世界同時株安」の中で下落した日本株そのものに当てはまることなのかもしれません。筆者は慎重に、慎重に、ゆっくり、ゆっくり、日本株を買い増していく予定です。すでに相当、含み損を抱えていますけれど(苦笑)。


 さて今回の読者アンケートでは、「下落する日本株、上昇するのはいつごろと思う?」でいきましょう。7月13日まで。筆者は9月ですかね。勘で。
 
 
■下落する日本株、上昇するのはいつごろと思う?(7月13日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=178


 



>>>間違いだらけの銀行えらび ~ 銀行.info<<<


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★最新の銀行ニュース一覧はこちら
http://www.ginkou.info/modules/xfsection/index.php?category=2&orderby=createdD

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★2006年、読者が選ぶ銀行ランキング募集中です。投票はこちら
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★人気Blogランキング★
http://blog.with2.net/link.php/41491

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする