Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

関西一人旅2024 4日目

2024-08-31 | 旅に出た
どこか旅行したり病気したりしたわけじゃ
ないですが、先週先々週ブログ更新放置
してました。やりたいことが多すぎて
休日の時間が全然足りません…。
まだ9月の旅行プラン決めてないし。

ホテルの朝食豊富で取りすぎた。
採算取れてるのか心配になるホテル。
和食炊き込みご飯にした。
とろろともずくあるの珍しい。
昼粗食じゃないのでそんなに大食い
しなくてもよかったけど、ついつい
取りすぎて食べるのに時間が掛かり
出発まで余裕なくなった。
会場そんなに広くなく満席に近かった。

この日は近江鉄道沿線観光なので
近江八幡駅で「お〜み満喫パス」購入。
しかし鉄道ではなくまずバスへ。
バスでも使えるが鉄道主要駅でしか
売ってないから駅に買いに行った。
駅前の少年像がイオンの買い物カゴ
持っとる。イオンの銘品コーナーに
ひこにゃんグッズあったので、帰りに
姪っ子への土産を買って、コンビニで
買ったレターパックで発送した。
めっちゃ喜ばれた。ひこにゃん強い。

岩倉バス停で降りて、坂と石段を休み休み
上って福寿寺に行ってみました。
境内からは平地を見下ろせる。
灯りがないので夜はダメだと思うけど
早朝なら境内に入って庭を見られる。
観光地じゃないしこんな朝早く誰も来ない
ので綺麗な庭と綺麗な山の空気独り占め。
山の斜面に石組植栽、手前に中島のある
池を配した庭があります。
基本は渡り廊下(通幽橋)から見る。
真ん中の石橋のように塞がれてなかった
ので左の石橋を渡って石段を上ってみたら、
ここから見下ろす庭が一番眺めがよかった。
花は薄桃色のツツジと紫のカキツバタ。
江戸前期の再興時に作られたと考えられ、
渡り廊下の下まで池が広がり、上面の
膨らんだ大石は亀甲石と称すると。
空に飛行機雲、雲ができやすい空なので
天気が下り坂ということ。

近くにある妙感寺は拝観予約してた。
私の名前覚えてくださってました。
まあ商売じゃないのにお客さん呼びも
変だし、あなた呼びするほど私の方が
若いわけでもないし、名前分かるなら
名前呼びがベストかもしれません。
本堂でお賽銭入れた後、庫裏の室内から
庭を拝見、冷たいお茶もいただきました。
朝は直射日光が眩しいから午後の方が
見やすいかも。庫裏を最近建て替え、
その期間は庭に入れず、笹が根づいて
しまったと。このお寺もまた雨と晴天で
草が伸びまくると話されてました。
庭は蓬莱式で、奥の築山は蓬莱山で
手前に亀島?亀石?があります。
連休中に関東からの訪問者が数人いて、
福寿寺とセットで訪れる庭園ファン
(1時間見てた方もいたとか)が
多いものの、自分は見に行ったことが
ないそうです。渡り廊下をくぐって
外から歩いて回らせていただきました。
福寿寺も妙感寺も渡り廊下の存在が
重要ですよね。アライグマの糞と
石橋付近の滑りやすい苔に注意と。
こちらも紫色のカキツバタがあった
ほか、サツキが少し咲いてました。

バスで麦畑や水田を抜け日野方面へ。
マンホールも近江商人の絵。
近江日野商人ふるさと館(旧山中
正吉邸)は酒造業の近江商人の邸宅。
まず主屋に面した庭があった。
この辺のゆるキャラは「がもにゃん」
と言うようで(二番(以降)煎じ?)
シアタールームから日野観光案内を
する音声が聞こえてきました。
新座敷新築に伴い長浜の造園業者が
造った庭園は十三重塔や灯籠を配置。
初夏の風が抜けて心地よかった!
日本の伝統的な住宅らしく、庭に
限らず風通しを重視していました。
ぼーっと庭見てたらスタッフが
座布団出してくださった。
商人は諸国を回るので、家を守ったり
丁稚を勉強させたりするのは妻の仕事
だったらしい。バカじゃ務まらんね。
ステンドグラスの浴室は来客用。
洋間にはチェス盤や帽子を置くなど
小物で雰囲気出そうとしてる。
台所土間の天井窓から差し込む光。
左右並べると円形になる下駄。
桟敷をセットして赤い毛氈を敷き
その端を桟敷窓に掛けるのは本来は
前々日に行われた日野祭の見物時
だけのようですが、観光用に出して
ました。祭りが終わって町は静か。

風で日傘が煽られる。
でも風のおかげか奈良京都と滋賀の
違いか、前日ほど暑さがキツく
なかったような。所々に町家建築。
近江日野商人館(旧山中兵右衛門邸)
の方が本家。ふるさと館で貰った
100円割引券を使う。ふるさと館も
だったけど、端午の節句なので
五月人形や武者人形を飾ってました。
庭は2階から見下ろした方が見やすい。
鯉のぼりの鯉に金太郎がしがみつく。
2階ではアールヌーヴォー風の傘や
最古のワインなどの展示。見学可能
エリアの違いかもしれんが分家の
ふるさと館の方が広く感じた。
「あの子はだあれ」作詞は日野の
丁稚とのこと。ハッチポッチ
ステーションの替え歌「あのこは
だレイラ」の方を思い出したが。
商人が関東方面で商売してたため
日野祭は江戸時代の関東文化の
影響があるらしいです。祭りの
担い手不足があるような内容の
テレビ番組を流してました。
奥座敷の襖の引き手が綺麗。
分家にも本家にも昔の電話機。
日野の「ほいのぼり祭」の
ほいのぼりという花飾りが
天井から吊り下がってた。

途中立派な松や最近作ったっぽい
石庭のある寺に寄りつつ、Asha
インネパランチ。観光客向けの
店は高いか混みそうかなので。
でも結構人気あって地元の
子連れ客とかが続々来店、
テイクアウト含め待ち客も。
接客は日本人女性でしょうか。
チーズナンランチ1098円、
カレーは日替わりのオクラと
チキンを選択、中辛で。
ボックス席仕切りがあって
他の席見えなくしてくれてる。
イキった男子学生が激辛頼む声。
ナンの食べ方やメニュー解説の
貼り紙あって初心者にも分かり
やすい。この店の場合、中辛から
唐辛子が入り、これより甘いと
唐辛子なしでコリアンダー・
クミン・ターメリックなどが入り、
お子様向けの甘口は砂糖も入る。
まずサラダと野菜スープ(とろみと
ほんのり生姜)が来た。混んでる
からかインネパの割に待った。
チーズナンに合うトマト系カレー。
オクラはしっかり入ってるが
チキンはそんなに入ってない。
プラス生姜1本。辛さは中辛で
ちょうどよかった。
チーズナンはチーズが溢れる。
多すぎずちょうどいい量。
パパドも付いてきた。
客が待ってるので食べたらすぐ
会計。バスで日野駅に移動したら
地元住民?のライブやってた。

近江鉄道で五箇荘駅へ移動。
東近江町のちょこっとタクシーは
要予約。フリーダイヤルはスマホ
から通話不可だったので普通の
電話番号をわざわざ検索した。
今時高齢者でもスマホ持ってる人
多いんだから最初から両方載せて
くれると嬉しかった。
時間前に五箇荘駅前に待機してて
相乗りもいなかったのですぐ出発、
8分ほどで神崎中央病院へ。

歩いてお気に入りの教林坊再訪。
初回訪問から9年半ぶりですね。
以前飛び出し少女が側溝に埋まってた
場所、赤い羽根募金で新しい
とびた君がおった。別のとびた
にはキノコ生えとった。
前回は雨が降って暗くて幻想的な
秋だったので、明るい晴れの初夏
だと全然雰囲気が違いました。
新緑の青もみじに苔、木漏れ日が
キラキラ。芭蕉(?)の葉に
モミジの葉の影が映る。蚊もおる。
本尊霊窟は大きな石の下に仏像。
本堂にも入れました。江戸前期の
葦葺き書院には開山と伝わる
聖徳太子像や鬼の角、螺鈿細工の
調度品。屋根裏には大黒天、
結び付けられた多くのおみくじ。
本堂と書院の間は室町末期の
普陀落の庭、池と周囲は桃山
様式の遠州庭園とのことです。
庭は蓬莱式で島が亀、縦長の
石が鶴、蛙岩もあります。
実際に蛙の鳴き声がしてた。
人が多い時間帯は騒がしくて
のんびりできなかったですが、
いなくなると静かに。
付書院から覗く掛軸庭園も
人が減ったら堪能できました。

安土町のマンホールは信長の
貨幣?ANZUCCI sewerageだと。
次のちょこっとタクシーも少し
早く来ました。5分ほどで
神崎中央病院から観峰館前まで
移動、だが運転手が停留所
分からんとのことで、停留所では
ない観峰館駐車場で降ろされた。
顔が紛い物のとびた君を発見。
本物は笑顔じゃないのよ。

公開中の教林坊別院マーチャント
ミュージアムへ。最終受付15:30
みたいな情報も見たけどこの日は
多少遅れた客も入れてた。
近江商人松居久右衛門の旧宅
松樹館で江戸時代の建築、
荒廃してたのを15年掛けて復元
したそうです(教林坊も最初荒廃
してたらしい)。荒れ果てた写真が
信じられないくらい綺麗になってる。
久邇宮訪問時の上段の間は今の時代
客も入れるし何なら座れる。松の欄間。
別の場所から久邇宮が使った2階
御座所へ箱階段で上がれ、琵琶が
置いてあった。手水鉢を賜わってる。
庭は屋内から眺めます。表庭、奥庭
とも生涯で527か所の庭を作ったと
言われる勝元鈍穴によるもの。
奥庭の築山には溶岩石も配置。
浴月楼1階書院には珍しい手織り
中継ぎ表の畳と。そして日本最古の
水洗便器。蔵には谷崎潤一郎も使った
らしいビリヤード台と音楽の大型
再生機(幻のスピーカーだそうな)。
70年代か80年代くらいの歌謡曲が
流れてたが確かに音質よさそう。
この歌がこの後も頭の中でずっと
流れてて止まらなかった…。
煎茶室の窓の形が珍しい。
天気よかったので屋根裏は暑かった。
そして撮影スポットの猪目窓、
鏡で上下対象みたいな写真が撮れる。
自撮り台もあったぞ。
台所土間はやっぱり天井窓と梁に
注目。雛人形や武者人形も展示、
神功皇后の人形もあったから
武者は男ばかりじゃないが。
近江鉄道1時間来ないから、
最後の客が出る頃まで粘ってた。
川沿いを歩いて帰るが日向はまだ
暑い。新幹線が通るたびに音が響く。

八日市で降りて松尾神社。
近江佐々木氏が足利義昭を招くために
作った説もある枯山水庭園。
中央は須弥山、蓬莱式で右側が鶴で
左側が亀の鶴亀島があると。
飛石からのアングルが一番かな。
ようやく暑さがましになってきたか。
短い桃山時代に初期とかあるのか。
ちなみに八日市周辺のスポットだと
太郎坊宮もあるが、石段疲れそう
なので行かなかった。

武佐駅で降りて「(有)髪を守る会」
が気になりながらで近江牛を
中華でいただきます。
近江八幡駅周辺は高級近江牛か
居酒屋かファストフードって感じで
両極端(町中華全くなく驚いた)
だし、八日市駅周辺は飲食店が
少なくてすぐ満席になりそうなので
ここで途中下車しました。
高級店よりも気軽に、かついつもと
違う料理で近江牛を食べたかった。
混んでなくて他には1組(その1組の
退店後にもう1組)で無事入店。
近江牛のオイスター炒め1800円と
ご飯230円。炭水化物を点心に
しようか迷ったけど、朝食とインネパ
たらふく食ってすでに1日のカロリー
摂りすぎだし翌日夜も中華の予定
だから、大人しくライスにした。
近江牛柔らかいね!肉らしい味がする。
キクラゲ、タケノコ、青梗菜、人参、
味のしみたキュウリ、さやいんげん、
かぼちゃ、しいたけ、エリンギ、そして
赤こんにゃくを確認。流石に満腹、
点心頼んでたらギブアップだったわ。
この辺は旧中山道らしく、古そうな
家屋もちらほら。近江八幡市の
マンホールは水郷、水田に蛙の声。

京都駅の不審物騒ぎで運転見合わせが
あったとかで近江八幡駅は混雑。
他の交通手段もないのでホームで
10分弱待ってたら95分遅れの米原行きが
やってきて普通に座れた(能登川駅で
降りるから2駅だけだが)。駅にいたのは
ほとんど京都方面の客だったようで、
あっちの方が遅れが酷そうだった。

ホテルの部屋掃除してくれてた。
大浴場使うから浴室はどうでもいいし
シーツも数日くらい洗わなくても
大丈夫だけど、ゴミ捨ててくれるのと
コップ類替えてくれるのが助かる。
大浴場はやはり20時台は空いてて
21時台になると入ってくるね。
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