Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

丹後丹波一人旅 3日目

2022-11-12 | 旅に出た
陸上記事はちょっとお休みして
溜まってる旅行記事を放出します。
旅行3日目は丹後を満喫しました。
「海の京都」もいいよ!

ホテルの朝食は和洋バイキング。
お昼一応和食予定だから洋食中心に。
フレンチトーストとか食べました。
野菜ジュースがぶどうジュース味。
スマホ持ってから初めての旅行
でしたが、GGNの結果をホテルの
無料Wi-fiで確認し早速有効活用。

午前中は路線バスで丹後半島一周。
具体的には蒲入線で経ヶ岬まで
行って、丹後峰山線?海岸線?の
峰山方面行きに乗り換えます。
何か所も下車してる暇はないけど
車窓から丹後半島の海岸を眺めよう
という魂胆です。流石に朝7時台は
定刻到着だろと思ってたら4分遅れ。
観光客も乗ってたが天橋立で降りず
(渋滞もなかった)伊根で降りた。
車窓からも舟屋がちらっと見えた。
平日ならもう少し早い時間に出る
伊根行きに乗って伊根でちょっと
舟屋を見る暇もあったかも?
海の見える東側に座ってたけど
午前中だと日差しが暑いね。
晴れてる方が海の色綺麗だけど。
途中は山側の集落に入ったので
ずっと海岸線ってわけじゃない。
蒲入の漁港でトラックに道を
塞がれた時は焦ったけど、終点
経ヶ岬での乗り継ぎ間に合った。
乗り継いでからの方が海岸線の
景色が綺麗で、西側で日差しも
当たらなくなりました。
車窓だけでも丹後の海岸そこそこ
楽しめましたね。時間のない人に
勧めてみたいところですが、
本日時刻表を見てみたところ
私が乗った朝一番のバスは
なくなっているようでした。
乗降場所にもよるけど約2時間
掛かるので乗車前にトイレ必須。

立岩は下車して見に行きました。
いかにも柱状節理!な島。
(前持ってたガラケー「柱状節理」
が変換できなくて不満だったな…)
上陸してる人もいました。
石像のあった間人皇后(聖徳太子の
母)は蘇我氏と物部氏の争いの際に
この地に逃げてきたという伝承が
あるそうで、間人という地名も
間人皇后に由来するとか。
この先土産を買う機会がないので、
観光早めに切り上げて道の駅
てんきてんき丹後で土産を買って
自宅に発送しました。
道の駅併設の施設で鳴き砂を
棒で押してみたが鳴らんぞ。

またバスで移動して琴引浜。
海の青も砂浜の白も綺麗。
だが暑い、暑すぎる。
バス停から少し距離があって
歩くので余計に消耗。
ギブアップして早めに退散して
日陰のバス停に逃げました。
砂が鳴いたかはよく分からん。
言われてみれば、よその砂より
音がしたようなしてないような。
波打ち際の傾斜が印象的。

網野本町で下車して、事前に
電話予約してた田勇機業の
重森三玲庭園を見学します。
勝手口のチャイムを鳴らし、
外から庭を見させていただく。
蓬莱をイメージした庭らしい。
今は取れない阿波青石、軒の
曲線状の敷石、まさに重森流。
枯山水の島の一つ一つの外周を
曲線的にベンガラか何かで
固めてるのも重森流ですが、
だいたい庭の軒側で見られるので
こういう使い方は意外と少ない?
石像(達磨?)はお坊さんから
貰ったもので重森三玲が置いた
ものではないそう。そりゃそうだ。
京都市電の石を敷き詰めたらしい。
建物も重森三玲が手掛けたもので
玄関の欄間(?)がユニーク。
近隣に2軒重森三玲の庭があったが
今はないと。勿体ないですね…。
吉備中央町の友琳の庭みたいに
移築できなかったんだろうか。
「松の雪吊りをする年に限って
雪が降らない」「今年突然花が
咲いた」「今は不景気なので
日々の手入れは自分達でやる」
「苔が潮風や松から落ちる雫で
生えなくなってしまった」と
いった話を伺いました。
月が出て松の陰ができると
風流らしいです。
ギャラリーで買い物、休日なので
止まってましたが織機の並ぶ
工場の見学も少しできました。
動いてる織機を見たい場合は
平日限定ですが、止まってても
いいなら休日でも見学可能です。
2022年のGWの場合は4/30~
5/5は停止、5/6~5/7は稼働。
飛び込みで来た観光客も工場を
見学できてましたが、私がいて
たまたま開けてたからOKだった
かもしれないので、いつでも
予約なしで見学できるかは不明。

歩いてたら網野バス停を見つけた
のでバスで1区間ワープ。
こういう時フリーパス持ってると
気軽に乗れて便利ですね。
とり松のばらずし、丹後名物と
いうことで混んでて45分待ちと
あったのでテイクアウトにする。
注文して割とすぐに受け取れて、
網野駅のベンチで食べました。
鯖そぼろや錦糸卵だけでなく
筍や椎茸や蒲鉾や干瓢や
グリンピースや紅生姜が入ってて
意外に具沢山。テイクアウトは
提供早いしコロナリスク低いけど
ゴミを捨てる場所がないと
持ち歩くのが大変ですね。
この日は暑くて上着類も鞄の中
だったし押し込むのに苦戦。
前日も乗ったけど丹鉄の車内が
観光列車的。黄色ばかり乗ってる
けど青や黒もあるみたい。

久美浜駅から宗雲寺へは
神谷神社を通るとショートカット
できます。この神社の磐座が
すぐ上にあったので見に行く。
大きな石に神を見て崇拝したのが
石組の庭園の始まりとも言われます。
何でも「鬼滅の刃」に出てくる
岩を斬るシーンを彷彿とさせる
とかでマニアが来るらしい。
日傘を風に煽られながら宗雲寺、
表側に平成期の十六羅漢の庭が
あります。裏側の庭が府文化財
ですが、庭側の部屋でお坊さんの
集会をしていて入りづらかったので
左側の入口からしか覗いてません。
余計なものがない庭で、
よさそうではありましたが。
暑くて喉が乾くもお茶が残り僅かで
ドデカミン自販機で買ってその場で
300ml一気に飲み干した。
少し道をそれて久美浜湾チラ見。

稲葉本家の庭は久美浜湾をイメージ
したものらしいです。京都仁和寺の
造園を担ってきた「植藤」により
作庭されたもの。昭和の庭?
時間ギリギリまで涼んでました。
嫁入り籠に乗ってた見学者がいた。
2階から庭や中庭を見下ろせます。
帰りの電車、何故か小天橋駅から
混み始めて網野駅で一気に降りる。
16:47時点で24度と道路に電光掲示、
暑いわけだ。車窓からも天橋立が
見えるんですね。天橋立駅から
観光客いっぱい乗ってくる。
駐車場はまだ満車のようでした。

宮津で夕食予定でしたが、
大勢の観光客で混んでるので
駅前の飲食店は予約限定か大行列。
「食べられれば何でもいいや、
選択肢ないだろうし迷うと時間
食って電車に乗り遅れる」と
海の方に歩いたら道の駅近くの
mippleというスーパーの上が
レストラン街と書いてあったので
山海屋に飛び込みました。
和風御膳白砂青松1408円。
海と天橋立が見える席!最高かよ。
流石ファミレス、客が多くても
提供が早いです。家族連れが多い
ですが席の間隔も十分です。
小鉢は鳥モツとこんにゃく?
刺身はまぐろ、天ぷらは海老・
茄子・ピーマン・かぼちゃ。
じゃこと錦糸卵と高菜のご飯、
朝もスクランブルエッグ食べたし
3食卵だな。茶碗蒸と味噌汁。
漬物あまり好きじゃないんだけど
汗かいて塩分不足だったので浅漬け
普通に食った。サービスのお茶や
水もタブレットで頼むのか。
食後デッキで夕暮れの天橋立を見て
ちょうどいい時間に駅に戻る。
着いた時に発車した特急が混んでた
ので、みんな特急で大阪や京都の
都会方面へ帰るっぽいです。
幸福パスでは特急に乗れないので
快速に乗車、割と空いてました。
宮福線のトンネルだけ耳やられる。
内陸方面に進むから流石に日が
沈んだら強冷房は寒いよ…。
寒すぎてくしゃみ4連発した。
幸福パス使い倒しました。
お世話になったぜありがとう。

福知山に戻って、初日とは
別のホテルに泊まりました。
夜飲むための水を業務スーパーで
買ったら、サービスで水貰って
失敗した…。コインランドリーが
1台しかなく、フロントで予約した
ところ部屋に電話が掛かってきて
1時間待ちと言われ、翌日早いし
先客がすぐ取りに来なかったら
1時間じゃ済まないので、近所の
コインランドリーに行きました。
50分で早いが800円で高い
(中型が空いてただけましで
大型しかなかったら1100円)。
履いてる靴下を洗濯機に入れ忘れる
だろうなと思ってたら案の定
入れ忘れたので(笑)部屋に帰って
ボディソープで手洗い、綿で
乾きにくいので空気清浄機を付けて
その上に一晩置いて風乾燥。
コインランドリーの検索もできたし
スマホあると便利ですね。
こっちもエレベーター1台しかない。
コインランドリーが3台あった
初日のホテルの方に軍配。


《写真ブログ記事》
京都府・京丹後 立岩/琴引浜
京都府・京丹後 田勇機業
京都府・京丹後 宗雲寺/稲葉本家
コメント