Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

ギクリ、ついに親知らずを抜く

2019-11-09 | 日常or掲載計画
東日本実業団駅伝のテレビ放送を見逃したギクリです。
いや、てっきり11/23だと思ってたので…。

長年放置していた親知らずをついに抜きました。

最初に歯医者から親知らずの存在を指摘されたのは
約15年前。右下と左下、計2本埋まってると。
その時は特に痛いとか虫歯だとかもなかったので
抜かずに様子見。最近は親知らずが一部顔を出すように
なってきまして、先月の歯科検診(別の歯医者)で
「隣の歯を圧迫して歯並びが悪くなる原因になるし
歯肉が腫れてる、虫歯にもなってる」と抜くことを
勧められましたがどうしようか悩んでました。
しかし先日の木曜早朝、右奥歯の痛みで目が覚め
潮時だな、観念せねばと右下の抜歯を決意。

歯科検診で軽い虫歯が見つかったので
元々痛んだ翌日の金曜に休暇を取って歯医者の
予約を入れてたのですが、虫歯より親知らずの
方が痛いのでそのことを相談したところ…

「今日抜いちゃいますか?」

町医者でもそんな簡単に抜けるんか!
まず検査して難しい生え方なら総合病院を紹介とか
(私の場合はちょっと斜めだし放置歴も長いので…)
いろいろ準備が要るもんだと思ってましたが
意外にあっさり抜いてくれるもんなんですね。
所要1時間、保険適用なのでそんなに高額でもなし。

いつものように土曜だと躊躇したかもしれませんが
この日は金曜。翌日、翌々日は土日で仕事が休みです。
痛くても顔が腫れてても自宅で休養できます。
仕事に行く月曜にはピークが過ぎてそうじゃん?
そんな頻繁に仕事休めないしベストタイミングじゃん?
「今日抜かずにいつ抜くのだ!」ということで依頼。

まずレントゲンで奥歯を撮影。
次に麻酔を注射します。注射してるうちに効いてきて
針のチクチクも感じなくなります。一方で麻酔の
影響で脈拍が上がって指先がちょっと震えてきたので
心配になりましたが、そのうち収まりました。
抜歯前に痛み止めのロキソニンを渡され服用。
麻酔直前に貰った方が飲みやすかったけど…。

麻酔が効いたら抜歯開始。
しっかり麻酔が効いてるので抜く時の痛みは全然
なかったですね。むしろ押されてるアゴが痛い。
血が喉に流れ込むのが気持ち悪い~!
肉が邪魔してるので切ってから抜いたようです。
抜けた親知らずを見たら意外にでかい!
こんなの埋まってたんかい!というサイズ。
この大きな歯に何年もグイグイ圧迫され続けたら
隣の歯も痛いでしょうし歯並びも悪くなりそうです。
おまけにこの親知らず、虫歯になってたとのこと。
記念に持って帰らせてもらえました(笑)。
傷口の処置の際、保険適用外ですが治りが早いと
いうことでコラーゲンを傷口に入れてもらいました。
これが3300円で、治療費はこれ含めて6000円弱。
血まみれの口を軽くゆすいで、ガーゼを噛んで待機。
傷口の消毒のため翌日の土曜にも予約。
抗生物質と鎮痛剤が処方されました。

当日は運動禁止、入浴禁止、熱いものや辛いものを
食べるのも禁止(飲酒喫煙禁止もあるけど関係ない)。
歯磨きは抜いたところを擦らないようにとのこと。
麻酔がなかなか切れないので夕飯20時までお預け。
根菜など硬くても小さく切った食べ物なら左側で噛めば
何とかなりましたが、左右両方一度に抜いちゃうと
痛みがなくても柔らかいものしか食べられないかも。
トマトは皮が傷口に付きやすいのでお勧めしません。
イチゴも小さい種がよくないらしいですね。
左側で噛み続けると疲れるので、明らかに硬い
デザートのリンゴは食べる気しなかったな…。
口の中で血の味がするのは夜も続きました。

翌日痛みや腫れがあるんだろうなと覚悟してたら
ほとんどなくて鎮痛剤も要らないほどで拍子抜け。
コラーゲンがよかったのか、綺麗に抜けたのか、
歯が横向き奥底じゃなければ普通そこまで
痛くないものなのかは知りませんが。
木曜早朝に親知らずが暴れた時の痛みの方が上。
ここまでは順調だったのですが…。

抜糸は1週間後のはずでしたが、歯を抜いて3日後の
月曜に食事してたら糸が取れてしまいました…。
前後して冷たいものが傷口付近でしみるようになり、
翌日火曜の午後から痛みも出てきました。
朝よりも疲れが出る午後の方が痛みが増しますね。
歯だけでなく耳やこめかみまで痛い感じ。
まさか傷口が塞がらずに炎症起こすドライソケット…?
こっちの方が抜いた後より痛かったです。
絶対に仕事を休めない状況だったので貰った鎮痛剤を
飲んでやり過ごしましたが、ロキソニンで効き目が
強かったからか飲み続けてたら金曜についに胃腸が
荒れまして、歯痛より腹痛の方が酷かったので
鎮痛剤服用中止。抜糸のため元々予約してた土曜に
診てもらったら、ドライソケットまでは行ってないものの
消毒が必要とのことで処置してもらいました。
鎮痛剤は出ず、別の種類の抗生物質が出ました。
その後も時々痛くなったり、冷たいものや熱いものを
飲むとしみたり。1週間後にまた診てもらったら
もう大丈夫とのことで、ここで通院終了。
その後はあまり痛みは出ませんでしたが、食べカスが
取れにくくて口臭が出やすくなりました…。

左下の親知らずは痛くないけど軽い虫歯なんですよね…。
抜くにしても右側が100%完治して楽に噛めるように
なってからでないと無理です。抜く時の痛みよりも
数日後からの痛みが厄介ですねー。
ドライソケットになるかもしれないことも考慮すると、
抜く金曜日だけでなく翌週もいつでも仕事が休める
ような閑散期じゃないと抜けないなと思いました。
年末年始や連休で休診になる時期もダメですね。
そんな仕事の閑散期は頻繁にあるもんじゃないし
(あったらまず旅に出たくなっちゃうので…笑)
左側は当面抜く機会がない気がします。

学生だった15年前に抜いておけばよかったんですがね。
あの当時バイトしてなかったから仕事の心配もないし
長期休暇中なら授業もないので、抜いて多少痛くなっても
どこにも支障が出ませんしいつでも通院できたでしょう。
若いうちの方がダメージが軽く済むといいますし
あの時に抜くべきでしたね…今更後悔。
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