Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

京都一人旅2018冬 1日目

2018-05-26 | 旅に出た
今年も冬の京都に行ってまいりました。
「京の冬の旅」特別公開目当てに毎年行ってますが
最近は過去に見たことのあるお寺が多くなりまして、
見たことのないお寺も庭園があるところが少なく、
今回3ヶ所だけしか特別公開寺院に行っていません。
その代わり「京都の節分を楽しむ」旅行にしました。
結果、大分別府マラソンの中継を見てない(笑)。

出発日は雪で電車が遅れて東京駅まで出るのに一苦労。
積もってもないのに遅れる…弱すぎ…。
20分早く家を出発してほぼ予定どおりの新幹線。
この天気じゃ富士山も見られないだろうからと進行方向左側
(海側)に座ったら、神奈川県西部辺りからは降雪なしで
熱海辺りからは晴れてきました。関ヶ原~滋賀県北部の
辺りでは雪が積もってたけど、晴れてたので眩しい…。

ランチはいつもとは違って、京都駅から徒歩でサルーテに。
奥まったとこにあるので地図がないと辿り着けん(笑)。
どこで調べたか日本語話せない外国人も入店してきましたが。
たぶん外国人はベジタリアンの旅行者で、ベジタリアン
料理を探してこのお店を見つけたんでしょうね。
日本旅行中に精進料理もどこかで体験してほしいな。
ドアを開けたら狭い売店(オーガニック系の商品を売ってる)の
ようでテーブルも何も見当たらず、「ここ本当に食事処?」と
一瞬思いましたが、左にある襖の向こうで食事ができます。
ベジ菜定食980円。お会計は注文時の先払い式です。
カウンターに並んでる本は好みが分かれそうな気がしますが、
その中に「風の谷のナウシカ」原作コミックがあったので
クシャナ殿下が一番かっこいい3巻を手に取って読む(笑)。
割とすぐ出てきましたね。玄米、フライ、野菜や芋の小鉢4つ
(芋のはカレー味)、野菜の味噌汁…と思いきやエスニック風の
香りがするスープ。女性客ばかりでしたが、男性には量が
少ないかなと思います…というか普通の男性は肉食いたいか(笑)。

梅小路公園に朱雀の庭というのがあるので行ってみました。
有料なので券販機で券を買って無人改札に券入れて入園。
現代庭園でした。庭園内の滝は京都市内の庭園で最大らしいです。
芝生の小さい丘の曲線の谷間(野筋)は嵯峨野や大原の景観を
表現しているとか。そこを流れる水が「水鏡」という名の
黒御影石の池に流れ込む形です。この池の水は深さ1cmらしい。
奥には「いのちの森」があったが冬なのであまり緑はなかった。

壬生寺の節分会を覗いてきました。道路にまで屋台が並ぶ。
「炮烙」という素焼きが売られていました。これに名前を書き
4月に行われる壬生狂言内で割って厄除けとするそうです。
私は買わなかったですが。この壬生寺では毎年2/2~2/3に
壬生狂言が上演されまして、ちょうど開演15分前だったので
見てきました。演目は「節分」で約40分、無料で座席は先着順。
舞台は以前特別公開で中に入ったことがあります。
真ん中よりやや右の前から2列目の席をゲット。
1時間おきに何度も上演するからか端の方の席は空いてました。
人に化け打出の小槌を持つ鬼に、女性が豆を投げて追い払う話。
最初の老人がよく分からなかったので予習したらよかった。
女性役は勿論男性が女形として演じてまして動きがしなしな。
地元の方が演じてるそうです。子供が前半笛吹いてました。
銅鑼も高校生くらいの男の子が叩いてましたね。
狂言といいますが、面を付けて演じ、台詞や歌はありません。
上演終了後、子供達が舞台に落ちた豆を箒で掃除してました。
座席が屋外なので真冬の節分の時期だと防寒必須ですが、
なかなか見る機会のないものを見られました~。

四条高倉でバスを下りて、夕食はラオス料理のユララで。
住宅街にあるのでちょっと迷いかけました。夫婦経営でしょうか。
カオニャオとピリ辛野菜料理2種盛りのセット800円と、
カイチューン850円をとりあえず注文。パクチーが苦手か聞かれた。
カオニャオは竹籠入りのもち米です。黒米入りにしてみました。
素朴な味で赤飯に近いですかね。竹籠の香りがするのかなと
思ったら笹の葉に包まれてたので笹の香りがほんのりと。
ピリ辛野菜料理は、キノコとパクチーのスパイシーなチェーオと
菊菜と菜の花のゴマ和えのスップパク。カオニャオと一緒に
手掴みでも食べる方法がメニューに書いてあったので試した。
カイチューンは鶏肉と野菜のオムレツです。添えてあるスイート
チリソースを掛けた方がエスニック度が上がりますね。
後でトムソムガイのミニサイズ(並サイズも結構量があるらしい)
を追加注文。鶏もも肉、トマト、季節の野菜(今回は里芋と葱)
スープにレモングラス、ライムリーフ、タマリンドで風味付け
したものです。ハーブに加えパクチーの味もします。計2,190円。
辛さ的に危なそうなメニューは避けましたが、選んだ料理は
ピリ辛程度でしたので十分いけました。現地のラオス料理は
かなり辛く、日本人向けに抑えてるらしいですが。

今回はホテルエムズ・エスト四条烏丸で宿泊。
フロントで外国人客がエアコンについて何か言ってましたが
確かに風速自動にすると動かんので寒かったです。
デザイナーズホテルなのでおしゃれ。パジャマが上下セパレート
なのとミネラルウォーターサービスなのはポイント高いですね。
荷物置き場とBS放送があるともっと嬉しい。シャンプーは木の香り。
フェイス&ハンドソープを洗顔に使ったら目に染みた。
コインランドリーは洗濯は洗剤自動投入200円、乾燥30分100円、
新しいホテルで機種が新しいからかほぼ表示の31分どおりに終了。
深夜の使用制限もないので満足です。


《写真ブログ記事》
京都府・京都 梅小路公園朱雀の庭
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