四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

公契約大綱について

2024年08月05日 | 京都府議会

日㈪午後からの監査委員の決算審査に出席するために京都へ。

 総務部農林水産部決算審査を行った。

 総務部には「府有資産の利活用について」「公契約大綱について」質問した。

 「公契約大綱」「公正な競争」「地域経済への配慮」「安心・安全の確保」のために定められている。

 この「地域経済への配慮」と「安心・安全の確保」に関連して、「府北部の道路舗装工事は府北部の建設業者だけで入札するようにしてほしい」という以前からの主張を改めて求めた。

 災害復旧や除雪といった急を要する業務や道路維持業務地元の建設業者に無理を言って対応してもらっているので、日頃の舗装工事もそれぞれの土木事務所管内で入札するようにすべきだと考えている

 特に綾部市は建設業者の数も減り、従業員の減少と高齢化もあって、これから先の地域維持の担い手確保を心配している。

 京都府の建設交通部にそれを要望すると「公契約大綱で建設工事の一般競争入札では応札可能者数が概ね30者以上になるようにと規定されているので、他の地域の業者も入れなくては数が足りない」と言われるが、そういうことだと、さらに地元の業者が減っていき、地域の安心・安全が守れない。「地域経済への配慮」や災害時の「安心・安全の確保」の点から改善を求めた。

 

 また、最近の猛暑は異常「今年だけ」ということでもないだろうと思っている。暑さ対策として、早朝や夕方以降に仕事をしてもらおうとすると時間外手当が発生する。

 現場で熱中症による死傷者を出さないためにも、そういったことに配慮して「工期を延ばしたり、夏場は発注金額を増額する必要があるのではないか」とも求めた。

 

 農林水産部には林業関係の質問をした。京都府の豊かな森を育てる府民税国の森林環境譲与税の住み分けについて、「市町村交付金を見直さないと市町村事業では、使途が重なっているケースもあるのではないか?」と指摘した。

 昨年の災害被害でも、流木が被害を甚大にしている。「危険木撤去の予算をもっと増額すべきではないか」とも要望した。

 ジビエの解体後の骨や皮の処分について、保健所との調整を京都府が主導して、綾部市、福知山市、舞鶴市が福知山市大江町に整備している焼却施設で受け入れられるようにしてほしいとも求めた。

 また、酒米の「祝二号」が今年から栽培されているが、この新種を開発した際に、最後まで候補に残っていた「京の輝きと祝を掛け合わせた新種」もせっかくなので活かす道を考えてほしいと要望した。超辛口の酒ができると聞いたので期待している。

 京都駅前で懇談会。アトリエボンドの戸村聡里くんにお願いして、3月末の「TRIP HUT(トリップハット)」のお披露目会場で出会ったCOS KYOTO㈱の北林功社長と京都銀行の崗崎謙治さんを誘ってもらった。

 京都府北部の地域づくりについて有意義な意見交換ができた。北林社長は蘇我氏の末裔だとのことで、聖徳太子にゆかりで、もともとは「何鹿(いかるが)郡」である綾部市とも良いコラボができるのではないかと思った。

 今日は京都泊まり。

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