12日㈬、朝から京都へ。13時から予算特別委員会の総括質疑に出席した。
テレビ中継があったが質問はなかったので、最後列で座っていたが、テレビにはよく映っていたようだった。
自民党からは荒巻隆三府議(東山区)、能勢昌博府議(長岡京市・乙訓郡)、古林良崇府議(京田辺市・綴喜郡)が質問された。
夜は京都泊まり。
13日㈭、11時45分から文化力と価値創造に関する特別委員会(田中美貴子委員長)の正副委員長会に出席。
12時半から議員団会議、13時半から政策環境建設常任委員会(宮下友紀子委員長)に出席。
共産党議員の紹介で請願が1件出てきていたが、「府立大学の学費を無償化してほしい」というものだったので、さすがに「府立大学だけという趣旨には賛同しかねる」と発言して反対した。
議案を採決した後、建設交通部の所管事項の質問。
まずは「北陸新幹線」について。
2月10日に与党PT(プロジェクトチーム)の西田昌司座長、竹内譲副座長が府庁に来られて、西脇隆俊知事らと面会された。その際、「説明会の開催への協力」を求められて知事が了解されたと報道があった。この「説明会」は私たち府民が参加できる「住民説明会」という報道もあったが、結局は「自治体への説明会」だとのこと。
「自治体説明会はいつ開催するのか?」と質問したら、「昨夕発表があり、3月25日に行います」との答弁。「参加者は誰か?」との問いには「京都府からは建設交通部の理事以下、事務担当者が出席します。府内の自治体にはすべて案内を送ります」という回答だった。
「それ(事務担当者同士の説明会)なら、これまでから与党PTの会合の後でオンラインで説明を受けていたのと同じではないのか?新しい話もなく、また何だったんだ、この説明会は?となりませんか?」と聞いたが「当日の資料もまだ見せてもらっていないので、説明会の内容は分からない」という答えだった。
「いつまでこんな責任者不在のムダな説明や話し合いをダラダラ続けるつもりなのか?今も調査費や公務員が動いている人件費など、税金の無駄遣いだ。京都府も国会議員や国交省にお付き合いさせられていて迷惑な話だ。本気で大阪まで通したいなら、早くルートの再検討に着手するべきだと、説明会では国交省に強く言っておいてほしい」と要望した。
もう一点は「地籍調査」について。
予算特別委員会の書面審査で「街区境界調査」(官民境界の先行的な調査)の何人かの府議からの質問に対して、担当課長の答弁が質問とかみ合っていなかったと感じたので、再度質問した。
街区境界調査は令和2年に法改正され、現在府内では舞鶴市、宇治市、八幡市で実施されているとのこと。
「地籍調査は官民境界の確定を優先してほしい」というのが宅建業界からの要望であり、私もその通りだと思う。
綾部市は今は青野町からやっているそうだが、青野町は土地区画整理事業がなされた新しい住宅街で調査がやりやすいのは分かるが、そういうところよりも旧市街地で空き家が増えていて、かつ場所が良いところ(物件が動きやすいところ)の「官民境界」の確定を早くやるべきだろう。
国交省が由良川の河川内の土地を買収する関係で、由良川河川内も今、地籍調査しているそうだが、そこは国交省に自力でやってもらったらいいのではないだろうか?家が建つ土地でもないし、活用のしようもなく、国交省が雑木伐採や浚渫をしてもらうのはありがたいが、それよりも売買が起こる民地を優先しないと綾部市は活性化せず、若い人口も増えない。
京都府には「人口増に効果のある地籍調査」を積極的に進めるため、市町村に対しての情報提供を工夫してほしいとお願いした。
夕方、綾部に戻り、夜は事務所で書類整理やブログ書きなど。