27日㈮、朝はなかなか雪が溶けなかったが、今日の昼には少しは道路の地肌が見えるようになってきた。
12時半に綾部ロータリークラブ(太田淳会長)の例会に出席し、毎年恒例の「府政報告」をさせていただいた。
「府政報告」のざっとした内容は下記の通りだが、せっかくの機会なのでここには書けない話もいくつかお話した。
本日は綾部ロータリークラブの例会にお招きいただき、ありがとうございます。
私は今春で府議となって3期12年を迎えます。12年やってみて感じるのは、種を蒔いて芽が出て実を収穫するのには時間がかかるということです。10年くらい経って、やっと京都府の職員さん達とも分かり合えるようになり、要望を聞いてもらいやすくなったと感じています。
府会議員は最初の10年が種まきで、その後の10年で収穫をするようなものかと思います。私は37才で府議に初当選させていただきました。20年やることを考えると40代、せめて50代前半までに府議にならないと市民の皆さんのお役には立てないなと感じています。
昨年1年で私が関わって実現したことはお配りした「げんたろう新聞」第154号に掲載していますが、37才と若くして府会議員にならせていただいた分、10億円レベルの事業だけではなく、50億、60億といった大きな事業に挑戦したいと思っており、今日は「これまで」の話だけでなく、「これから」のことを中心にお話します。
綾部市にとっての大きな課題は「人口減少を食い止める」ことです。私は府北部では綾部市と福知山市はこれが可能ではないかと考えています。
そのためには「住宅地」を創ることが重要で、住宅地開発には道路整備が必要です。「綾部環状道路」は府道広野綾部線を延伸し、野田町から寺町、田野町、安場町を経て上延町まで通す計画で、今年度は上延町と安場町の2ヶ所で整備に向けた詳細設計を行っています。これだけでも約10億円かかります。これをやりながら一番難しい野田町~寺町に向けての部分の事業化を目指します。
高津駅周辺につきましても、これは綾部市の事業ですが、駅の近くの踏切を拡幅して住宅地を開発していくことも重要だと考えています。
また、綾部市を農工業研究の中心地にもしたいと考えており、府立農業大学校、府畜産センターのある以久田野の地と綾部駅北の北部産業創造センターがその候補地であります。
他にも出口汪先生の「論理エンジン」を活用した「教育移住」、綾部市立病院の糖尿病・内科部長の大坂貴史医師らと連携した「健康移住」を進めると共に、外国人労働者特区の導入を国に働きかけていくよう京都府にも求めていきます。
様々なことに取り組んで、綾部市の発展のために頑張ります!今後ともご指導ご支援をよろしくお願いします。
13時15分に終了し、お弁当をもらって帰った。
午後は府議選で選対の総務部長をお世話になる柳原秀一市議が打ち合わせに来られ、相根一雄元市議は2月4日の篠田神社の筍祭の説明に来られた。今年は文化庁の事業で、日本テレビやキャノンの撮影クルーが来られることになっている。
夜はNEXT(今川信吾代表)の例会に出席。終了後はいつものように「たらふく」に飲みに行った。また吹雪になっていて、みるみるうちに雪が積もっていた。
明日は「府内産木材利用促進条例」で規定した「府民会議」の立ち上げとなるフォーラムが京都市内で開催されることになっていて、ぜひ出席したかったのだが、電車も高速道路も止まってしまうようで、どうも欠席せざるを得ないようだ。