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四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾部商工会議所の新年互礼会

2023年01月04日 | 議員活動

 日㈬10時半から、綾部商工会議所の新年互礼会出席した。今年もコロナ対策で中丹文化会館での開催懇親会もなかったが、そろそろ懇親会もやってほしいと思う。

 どうしてもこの形だと、知っている人を中心に賀詞交換することになるので、昔の立食パーティスタイルの方がいろんな方と会えて意義があった。そのままの流れで飲みに行くということもあって、それも楽しみだった。

 一方で、懇親会スタイルだと乾杯の発声をしていたが、今のスタイルでは挨拶をさせてもらうので、その方が少し長く話せるのは嬉しい。

 今日の挨拶要旨は下記のとおり。

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 綾部商工会議所の皆様におかれましては、昨年は私も大変お世話になった塩田前会頭が退任され、新たに材木会頭を迎えられて、初めての新年互礼会であり、先ほど材木会頭が述べられたように今年からはまた新たな体制で会員の皆様が喜ばれる様々な事業が展開されるものと期待しております。

 私は今年の4月で府議になって12年となり、再び選挙の年を迎えました。私にとっては勝負の年だと思っております。

 この12年、綾部市の課題解決に取り組んできました。その最大の課題は「人口減少を食い止め、若い人を増やすこと」であります。

 私は、綾部の若い人は結婚したら福知山に家を建てたり部屋を借りるので、福知山から綾部に引っ越して来る人よりも、綾部から福知山に引っ越して出て行く人の方が多いとずっと思い込んでいました。

 しかし、2018年の綾部市の人口動態の資料を調べてみたところ、その逆で、福知山から綾部に引っ越して来ている人の方が多く、舞鶴からも同様だということが分かりました。

 綾部は住宅地さえあれば、周辺市の若い人が家を建てたいと思う「地の利」があるのだと思います。

 その住宅地を作るためには、まず道路整備に取り組みたいと思っています。綾部でも今、若い人がたくさん家を建てているのは、道路ができた青野町や上延町です。

 第一には綾部市の市街地の南側を回る「綾部環状道路」の実現に力を入れます。

 「綾部環状道路」はまだ「一転がり」はしていませんが、先ほど、山崎市長もおっしゃったように、鳥ヶ坪交差点から上延町を抜けて安場町に向かうところのキュッと細くなっているところ、府道三俣綾部線の拡幅、そして安場町から田野町に向かうところのヘアピンカーブ(府道安場田野線)の詳細設計予算が今年度つけられています。

 詳細設計というのは次に用地買収、工事へと入る前の設計ですので、今年の4月以降から用地買収に入ることになっています。この二つの箇所でも10億円くらい予算がかかりますが、「綾部環状道路」は50億とも60億とも言われている大事業です。でも、この道路ができれば、その周辺に青野町や上延町のような住宅開発がなされていくと考えています。

 あとは福知山に隣接する高津駅の周辺であるとか大島町あたりにも、道路整備と共に宅地開発を考えていきたいと思っています。

 また、空き家や空き地の活用や農地の規制緩和といった問題も、ずいぶん前から皆さんのお声をいただいていますので、方法を考えたいと思っています。

 そういうことを進めれば、綾部に若い人が移ってきて家を建ててくれ、子どもが産まれ、根本的な少子化対策にもつながっていくと考えています。

 

 もう一点、今の綾部で転入が多いのが「外国人」です。綾部の経済界にとっては、いまや外国人労働力なしには成り立たないと思います。

 私は昨年、綾部で15年前から自動車の仕事をしているパキスタン人の社長と知り合いました。彼と話していると、「異国の考え方」や「ハングリー精神」というのが我々とは全く違い、凄いなと感じます。

 私たちは「新しいもの」を受け入れていかなければならないと思います。

 今年は過去に縛られず、未来のことを考えたい、「これまで」のことより、「これから」のことを考え、綾部市の発展を目指します。

 綾部商工会議所の皆様には様々なご意見を聞かせていただき、さらにご指導いただきたいと思います。

 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。おめでとうございます!ありがとうございました!

 午後事務所年賀状の返信書き「げんたろう新聞」第154号の製作など。来週あたりには印刷に入れるようにしたいと思っている。今期はこれで最後の発行となります。

 年明けは飲む機会も多いので、万が一、コロナに感染して小源太の受験に悪影響を及ぼすことのないように、極力、事務所で生活しようと思っており、カップラーメンなどを買い込んで寝袋も用意した。何も手伝えないので、せめて接触を減らそうと。


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