21日㈪、今日は春分の日の祝日。春はもうすぐそこに来ているのだが、まだまだ肌寒い日が二日ほど続くようだ。
昼前に味方町の紫水ヶ丘公園で行われていた「親子ふれあいDAY」を見学に行った。「親子ふれあい」なのに一人でいくのはどうかと思ったが、幸いにも温二郎がついてきてくれた。
「お祭り議員」であるアイデアマンの藤岡康治市議が「コロナ禍でも元気を出そう!遠くに行けなくても近場で遊び場を!」と企画されたが、寒いし人も集まっていないのでは…と心配していた。しかし、案に相違してたくさんの人が来ておられて、駐車場もいっぱいで驚いた。
紫水ヶ丘公園は以前に比べて、ずいぶん整備され、良い公園になった。昭和50年代くらいまでは「つつじまつり」などが行われ、市民の憩いの場となっていたが、近くの住宅地で事件があったり、クマが出たという話もあって、昭和の終わりから平成20年過ぎまでは閑散として荒れ果ててしまっていた。
私は2007年(平成19年)の府議選に落選後、地域懇談会を各地で開催した際に、味方町公会堂での懇談会で住民の皆さんから「紫水ヶ丘公園の復活を!」と強い要望が上がった。
綾部市に公園の整備を要望すると共に、若い仲間の皆さんと「紫水ヶ丘公園にもこんなに人が集まるんだ」という姿を見せたいと考え、2009年(平成21年)4月12日に第1回「水源ファミリーフェスティバルIN紫水ヶ丘」を開催した。その時には数千人の人が久しぶりに紫水ヶ丘公園に来られた。
当時、トイレは水洗化はおろか、男女共用のボットン便所が一つあっただけ、遊具も壊れていて使用禁止のものが多く、草木は生い茂って本当に荒れ果てていたが、水源ファミフェスの日、公園は往年の輝きを取り戻して生き返った。
ブログ四方源太郎日記(2009年4月12日付)「ありがとうございました!水源ファミフェス」
その後、綾部市によって紫水ヶ丘公園の整備検討会議が立ち上げられ、植栽が刈り込まれ、遊具が新しくなり、駐車場やトイレが拡充されて、今では本当に良い公園になった。
今日のようなイベントを春から秋にかけて主催してくれる市民団体を募集し、綾部市がいくらかでも補助金を出すことで、月に1度でもこういった催しが行われることは街の活性化につながり、子育て環境の充実にもプラスになると思う。
今回は管理者である綾部市から「キッチンカーなどが公園内の通路には入れない」と言われたと聞いたが、2009年の第1回水源ファミフェスでは公園内のフリマで車を販売していたくらいなので、こういう「遊び場」は市民がいろんなことにチャレンジできるように柔軟に運営すべきだと思う。
街の活性化にとって重要なのは、ハードよりもソフト、そして、ハート(気持ち)だ。
午後は活力京都・綾部会の総務部の皆さんに集まっていただき、推薦団体への3月28日㈪の個人演説会の参加動員要請の文書発送作業を行った。