21日㈪、京都へ。午後、府議会の予算特別委員会・府民環境部の書面審査に出席。今日は同じ会派の議員に時間を譲って、質問なし。
夜は綾部に戻って、代表を務めるあやべMBTプロジェクトの役員会に出席。本当は市長選が終わって2月に入ったら、第1回のあやべMBTミーティングを開催しようと考えていたが、コロナのまん防延長もあって、しばらく延期している。
役員会では互いの近況報告の後、ミーティングの開催形式等を相談し、コロナが落ち着いているだろう4月13日㈬に開催することを決めた。今後の会合場所はのりえちゃんの「オスキーニ」を借りることに決まった。
22日㈫、朝8時前に綾部を出て、京都へ。朝から雪まじりの天気。すごい寒い。事務所のストーブの温度計は3℃だった。
和知までは吹雪いていたが、丹波町以南は快晴。
10時から予算特別委員会・健康福祉部の書面審査。今回も殿(しんがり)で質問。
「子ども宅食」事業について。令和2年度から国100%補助(上限972万円)の市町村事業として実施されており、府内では京都市、宇治市、亀岡市、長岡京市、向日市で社会福祉法人やNPO法人が補助を受けて、子どもがいる生活困窮者の自宅へ食料等を送っておられる。
先週、京都市内で同事業をしておられる社会福祉法人の理事長から連絡があった。「来年度から国2/3、市町村1/3になるので、京都市は財政難を理由に事業を止めることになって困っている。京都市が1/3を負担してくれなかったら、国の2/3も取れない」と嘆いておられた。
今日の予算特別委員会では健康福祉部に「京都府はその実態を把握しているか?」とまずは質問した。
この法人は今年度、京都創造者賞を受賞されており、その受賞式の感想をこのブログに次のように書いている。今日の質問ではそれを引用した。
…「宅食」を届けた先にコロナで仕事を失ったシングルマザーがおられて、お手紙をくださったそうだ。「宅食にお菓子を入れていただいていたので、子どもの友達を家に呼ぶことができ、子どもが大変喜びました。ありがとうございます」と。切ないエピソードだが、そういうところに手を差し伸べていただいている活動は偉大だ。
理事長は「私たちの活動は本来は京都府や京都市といった行政がやること。私たちは京都府・京都市株式会社の社内ベンチャーみたいな存在。《親会社》にはもっとしっかりしてほしい」とおっしゃった。…
もちろん、政令指定都市の京都市の事業に京都府が資金援助できないという「ルール」はよく分かっている。でも、コロナ禍で様々な特別ルールがある中で、せめてコロナが収まるであろう来年度までだけでも京都府と京都市で何とか知恵を出してもらえないか?削減できる補助金といってもおそらく1300万円ほどで、京都府や京都市にとっては捻出が難しい金額ではない。
健康福祉部の副部長からは「京都府が国に提案して作った事業でもあり、京都市との間に入って調整する」という答弁があり、「困っている子ども達を助けてあげてください」とお願いした。
予算特別委員会での質問の様子は京都府議会のHPでネット中継されており、数日後には録画でもご覧いただけます。
予算特別委員会の終了後に、府議会の政策調整会議があり、19回の会議を経て完成した府内産木材利用促進条例はようやく我々の手を離れ、議会運営委員会の理事調整会議に渡ることになった。
今議会の閉会日に議決して、次年度以降、府内産木材の利用促進をしっかりと進めていきたい。