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四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

綾部高校改革と精神障害者支援

2018年04月16日 | 教育・子育て

 16日㈪、午前中は来客。午後は綾部高校へ。「綾部高校改革プロジェクト」会合毎年、年度当初に開催し、校長先生や府教委の取り組みへの決意を確認することにしている。

 綾部高校と福知山高校でなぜ大きな進学差が生まれているのか?それは学校の指導力の差というものではなく、入学生の学力差が影響している。最初から学力の高い子が福知山高校にはたくさん入り、綾部高校には少ない。むしろ、綾部高校の方が「伸ばす」という意味では粘り強く頑張っているとは言える。

 昨年から岸田敏明校長先生が来られて、新しい取り組みも進めていただき、入学生の確保や学校の充実に努めていただいているので悪い方向にはなっていないと思うのだが、いかんせん結果が出ていない。

 綾部高校の改革は、校長先生はじめとする現場の先生方が熱意を持って取り組んでもらうしかないのであり、今年の「綾部高校改革プロジェクト」では、府教委橋本幸三教育長を招き、綾部高校からの提案や我々市民の要望を伝え、それを府教委がしっかりバックアップしてほしいとお願いすることに主眼を置くことにした。

 橋本教育長、岸田校長、湯川副校長、綾高同窓会の森永功副会長、あやべ市民新聞社の高崎忍社長、元PTA会長の梅原哲史さんと私とで約1時間半、ういった件について学校からの報告も聞きながら、実のある意見交換ができたのではないかと思う。

 府議になって7年、綾部に唯一の高校である綾部高校が、難関大学を目指す子から短大、専門学校、就職を希望する子まで、幅広い子ども達の受け皿として伝統的に担ってきた役割をしっかり果たせる高校であってほしいと、本会議、委員会、様々な場で、ずっと府教委には訴えており、「教育はまちづくりの根幹である」との思いで、これからもあきらめず、粘り強く、改革改善を求めていくつもりだ。

 夜には、綾部市安藤和明議長、山崎清吾副市長、足立雅和教育長も交えての意見交流の場を設定し、引き続いて綾部高校のこれからについて様々な意見を交わしていただいた。

 

 17日㈫は12時半からの団会議の後、午後、府民生活・厚生常任委員会に出席。

 今日は京都精神保健福祉推進家族会連合会野地芳雄会長らを参考人としてお招きし、「精神障害者の支援について」というテーマ説明と意見交換をさせていただいた。

 野地会長には「精神障害者への支援というテーマが都道府県議会の常任委員会で取り上げられたことは、おそらく全国初であり、画期的なこと」と喜んでいただき、大変熱のこもったご説明をいただいた。

 昨年6月京都府がイギリスに職員を派遣し、精神障害者支援の先進地視察を行ったことも「全国初」の画期的なことだと高く評価いただいており、今後の京都府の支援施策にも大きな期待をしていただいていることがよく分かった。

 家族会の役員の皆さんは支援相談員としても活躍いただいており、ぜひ京都府も事務所等の拠点整備に支援を!と要望した。


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