大学で、ちょっと趣向を変えて、学生たちにディベートをしてもらうことに。
「倫理学」を教えてた10年以上前には、よくディベートやってもらってたんだけれど(中絶問題とかゲイマリッジとか)、ジェンダー学ではディベートをやったことなかったのだ。
↓賛成派と反対派が対面して議論
お題目は、以下の2つ。
1.レイプは特別な犯罪である
2.家庭内暴力はプライべートな問題である
↓男子学生が、女性の権利擁護をいろんな側面から主張してたのもしい
それぞれ、激論が交わされて、とても楽しかった講義。レイプについては、「処女信仰」と「家族の名誉」が焦点で、家庭内暴力では「カンボジアの伝統的素晴らし女性」と「夫がいないと妻は経済的に困る」が焦点。
改めて思うのは、英語能力っていうのは重要だけれど、それ以上に、自分が言いたい論点を簡単な英語でも言えるかどうかが問題だなってこと。
学生たちは、すべてのチームのパフォーマンスを4項目評価で採点して、「判事」になることも体験して、なかなか評判よかった講義。一番得点がよかったグループはみんなをランチにでも招待しようかなと思っているところ。