ジェンダーからみるカンボジア

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Belonging- パキスタンの少女の話

2014年11月26日 | 女性の自立

 

 

パキスタンの女性って、パキスタンだけでなくって欧州とかへ移民した女性も悲惨な目にあっていて、100%のパキスタン女性がそうではないとしても、パキスタンにオンナとして生まれるのは、生まれたときからすでに悲惨な差別環境に置かれるようなことのような気がする。

 

Belongingは、イギリスで育ったパキスタン人の少女が、6歳までは母親の死のために施設で育ったんだけれど、そのあと実の父と妻の母に引き取られて母親から虐待にあい、さらには13歳で強制結婚させられて妊娠までさせられる話。

↓息子の誕生日回、アイスクリームがいいという希望

結局は、子どもが3歳になったときに逃げだす機会を得るんだけれど、自分のお兄さんに誘拐させられそうになり・・・

最後は幸せになって、彼女はマンチェスターの市議会委員にまでなるみたいで、とても強い女性の話。

↓まだアイスクリームは禁止の下の子

タイトルのBelonging は、彼女がまだ子どものとき、自分がどこにも「所属していない」っていうことで、孤独を感じた経験をもとにしている。ただ、最後に自分の人生を振り返って、「6歳まで施設にいて、たくさんの愛情をもらえたから、他人を愛せたり信頼できたりする自分の人間としての基礎ができた」みたいなことを書いていて、小さいときの愛情っていうのはほんとうに大切だと改めて思うのである。子どもは、無条件で愛される環境で育ててあげないと、そのあとの人生に与える影響が大きい。子どもが幸せになれないっていうのも、とても悲しいし、さらには、子どもが教育を受けない(受けれなかったり受けないことを選んだり・・)、仕事につかない、犯罪に手を出す、などなど、個人だけでなくて社会や国に対する大きな損失を出すことになる。

↓風船食べてる・・・・

子どもの虐待、カンボジアでも調査結果がでて話題になったけれど、子どもの虐待は絶対やめないといけない。

 ↓甘やかし過ぎもいかんけれど、まあいいか・・・・

 

 

 

 

 


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