Heinrich Boll Stiftungが主催で、タイをハブとした人身取引に関するセミナーが開催。
↓4日間にわたって開催される5つのセミナーとワークショップの一環
面白いと思ったのは、労働搾取の問題が何度も取り上げられたことと、中国へ売られていく女性の事例がたくさん紹介されたこと。騙されて売られて性産業に、っていう構図から、かなり変わってきているのである。
2014年、子どもといっしょにバンコクからポイペトまで移動した時、記録では20、0000人がタイから帰還してる。同じようなことが、だいたい時期を同じくして、ビルマでもおこったそう。でも、今でも1000人毎日強制送還させられている。
海外に移住した出稼ぎ労働者たちは、137百万ドル(一年)、海外からカンボジアの家族に送金している(政府の発表統計)。
中国への偽装結婚での人身取引では、最高2万ドルの結納金が支払われているケースがあるそうな。
最近の労働者は、経済コンセッションのせいで土地を失って、出稼ぎに出ているケースが多い。借金も大きな問題。めちゃくちゃ名取たてとか、高い金利で貸し付けている人たちに罰則はないのか?っていう質問に対して、罰則はあってもだれも知らないし守ってないとのこと・・そんな罰則あったのかな?