ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

長い出張最後の日

2015年02月05日 |  ジェンダー調査2014

 

18日目、って、同行のお医者さんと運転手さんと、何度も言いながらの18日目・・・・・なんとも長い旅だった。

↓コンポントララーチのムスリムレストランで朝食

 

↓ちょっといまいちだった・・・・毎朝いろいろ食べてると比較しちゃう?

いろいろあって、わたしは一人で教育局へ。でも場所が移動してたりして、歩いて移動してなんとか探し当てたら・・・・

↓誰も私を待ってなかった、でもインタビューしないと・・・・・

カンボジアでは、日本でもそうかもしれないけれど、政府組織にインタビューするには公式文書がないとダメ。でも、「まあいいよ」って、教育長と校長会議から戻ってきてくれた局長の姿勢には感激。

↓待ってる間に見つけた絵・・描いた人は中央政府に行ってしまったそう

↓局長さん、いろいろ説明してくれて、とってもとっても感謝

↓次に向かうは高校

↓待ってると、先生がピアノをひいてくれて、いろいろ話すきっかけに

韓国からの支援のピアノだそう・・・でも楽譜は読めないくらいぼろぼろ。

この先生は経済の先生で、わたしの子でもおかしくない若い子なのですっかり仲良くなったのだけれど、もしかして二度と会うことはないかもしれない・・・がんばってほしいなあ。

↓高校1年生と2年生をまとめてインタビュー

もっとききたかった・・・・・・・ほんとに残念。

学生たちは、ちょっと無理をいって(なぜだかわたしが行くことが事前に連絡されてなかった)、詰め込んでる授業の合間にきてもらったので、申し訳なくって、いろいろ聞けなかったのである。本当に残念。15人くらいいたのに男子が2名だったのは??ってこともあるし(学校側のジェンダーバイアス?)

↓性教育の講義は、これから導入されていくそう

それにしても、高校生が午前中しか学ばないって・・・・・?先生も、午後は家にいて家事をしてるそうで、ちょっと人材活用について考えたのである。

↓ランチ休憩、コンポンチュナムは魚が有名

↓猫がたくさんいたレストランで、あまった魚は全てみゃんへ

 

↓午後は女性問題のインタビュー、場所の関係で保健センターを借りる

 

↓値段表、避妊関係の値段が書いてあるのがユニークだと思ってしまう・・・

午後のインタビューを終えて、家へと戻る。渋滞も大変だったけれど、子どもたちと再会できたのは、ほんとに嬉しい!!

↓再会から落ち着いて、家での仲良し二人組

長かった出張・・・・・

もう二度とないと思う、こんな無茶な出張。

日程的にはプノンペンに戻ってこれたのに、なぜだか戻ってこさせてくれなかったのである。

多分、調査の日程のスケジュールを詰め込みすぎて、仕事を請け負う側としては、仕事から完全に離れてのプライベートがまったくない仕事だったーずーっと仕事してるか仕事仲間としか時間を過ごせないんだもの。わかんないけれど、そういうのは、小さい国にいる現地コンサルタントとしては、あまり効率的でないかな?どうだろう。

わたしのプロ意識が浅いだけかもしれない。でも、18日間っていう長い間、子どもとはなれているのは、ほんとにつらかった。ライフワークバランスっていうけれど、バランスできるようなチョイスもない人間もいるのだ。

すでに、元気だけれど、体調を崩して数日・・・体中が痛くて、インタビューもまともにできなくなって、歩き回ったりしてごまかしてた。 でも、長い調査をできて、ほんとによかった。早く体のいたみをなんとかしないと。