トラッシュボックス

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横井邦彦のヨタ話もこれが最後か?

2007-01-29 00:29:33 | 珍妙な人々
 このブログで何度か取り上げてきた自称・拉致未遂事件の被害者なる横井邦彦が、この事件関係専門のブログ「横井邦彦の雑記帳」でまたヨタ話を載せている(「事件の本当の“危機的局面”」) が、その前置きが面白い。

《どうやら「鴨田小学校拉致未遂事件」は黙殺するという“社会的合意”が形成されたようなので私もようやく最後の「証言」をすることができます。
 
 実は、私はこれまで意図的に秘匿していた部分があります。それはそのまま公表してしまうと事件が違ったものになってしまって、人々に変な誤解を与えてしまうと考えていたからです。
 
 しかし、社会の誰もこの事件をもう問題にしないということであれば、公表してもいいでしょう。》

 問題にならないから公表する?
 問題になるなら公表しない?

 問題にならないなら公表する必要はないだろう。
 横井がこの件を問題にしたいから公表するのではないか?
 この人は、以前の「正直に言います」のときも同様のことを述べていたように思うが、世間様に通用しない理屈だろう。
 どうぞ、公表せずに一生脳内にとどめていてもらいたいものだ。

 で、それに続き「事件の本当の“危機的局面”」を述べているのだが、これまでの「証言」への補足にすぎず、論評する価値もない。
 これでは『週刊現代』も続報にはできないだろう。

 私が注目しているのは、冒頭の「どうやら「鴨田小学校拉致未遂事件」は黙殺するという“社会的合意”が形成されたようなので」という箇所だ。
 横井のいらだたしさが伝わってくるが、思うに、『週刊現代』も横井を見限ったのではないだろうか。
 『週刊現代』にこの話を持ち込んだが断られたから、ブログに書いて憂さ晴らしをしているのではないか。『週刊現代』が記事にするなら、それまでは伏せておくだろうから。
 希望的な観測だが、だとすると、横井自身も「最後の「証言」」と述べていることだし、この件で騒がれたことはいい思い出として、とっとと会員1名の「赤星マルクス研究会」の活動に専念してもらいたいものだ。

(以下2007.2.3追記)
 前に記事にしたように、1月13日発売の『週刊現代』は、蓮池薫氏=拉致未遂犯説の「続報」を掲載した。この記事は、「今週のケータイ事情」という連載記事の特別版という体裁で、以前の蓮池薫氏=拉致未遂犯説の記事や関連文書を「モバイル現代」に掲載したので、読者のご意見を求むと述べられていた。
 その次の1月22日発売の号の「今週のケータイ事情」でも、同様に意見が募集されていた。
 しかし、その次の1月29日発売の号の「今週のケータイ事情」には、この件に関する記述がない。このことと、横井の言う「黙殺するという“社会的合意”」とは関係があるのだろうか。

(以下2007.2.4追記)
 私の見方が甘かったようだ。荒木和博のブログによると、明日発売の『週刊現代』に、荒木による蓮池薫氏=拉致未遂犯説の検証記事が載るそうだ。