トラッシュボックス

日々の思いをたまに綴るブログ。

安倍政権を倒すために共謀罪を成立させよと説く美爾依さん

2007-01-23 00:18:33 | ブログ見聞録
 また美爾依さんの話になってしまうが・・・。
 ブログ「美爾依さん観察日記【Goo本店】」で、美爾依さんが、安倍政権を倒すために、敢えて共謀罪を成立させるべきだと説いていることを知る。

《私としては、安倍の最後の悪あがきなんだから、受け入れてあげたらいいと思う。今共謀罪を成立させたら、これに反対する国民は自公から離れるだろう。参院選で自公を失脚させるには、共謀罪を今成立させて、安倍内閣の支持率をますます落とし、政権交代を実現させることだ。政権交代後はもちろん、新しい内閣が誕生するわけだから、共謀罪を廃止すればいいのではないだろうか?》

 マジメに共謀罪に反対している人がひっくりかえりそうな珍論だなあ。
 もし私が共謀罪反対運動に加わっていたら、「おまえは安倍のスパイか~!」と胸ぐらをつかみたくなるような話だ。

 いったん成立した法律は、政権が変わっても、そう簡単には廃止できない。
 それに、支持率がいかに低下しても、それだけでは政権は交代しない。
 仮に与党内で反安倍の気運が高まり、安倍内閣が退陣したとしても、衆院選や政界再編がない限り、成立するのは自公政権だろうから、共謀罪は廃止されないだろう。
 美爾依さんって、ホントーーーーに何も知らないのな。
 ついでに言うと、一般国民にとって、共謀罪なんか、限りなくどうでもいいことだろう。
「話し合っただけで逮捕!」
などとおどかしたところで、
「何で犯罪の話し合いなんかするの? 私には関係ない」
と引かれるのがオチだ。
 
 美爾依さんがたくさん紹介している共謀罪に反対する人々の反応が見ものだ。
 いやスルーかな? 彼らとて、どこまで本気で反対しているのやら。反対のための反対ではないのかな。