文化人類学 (1967年) (人文科学選書〈2〉) 価格:¥ 546(税込) 発売日:1967 |
この本は、元京都大学の文化人類学者・姫岡 勤[1907-1970]さんが書いた文化人類学の教科書です。1967年に、人文科学選書としてミネルヴァ書房から出版されました。
本書の内容は、以下のように、全12章からなります。
- 文化人類学の性質
- 人種と文化能力
- 文化の生成:人間と動物の違い
- 文化の性質
- 文化の類似と類別
- 文化の構造
- 発明
- 文化の伝播
- 文化の進化
- 文化の接触変容
- 文化とパーソナリティ
- 文化人類学の問題点
姫岡 勤さんは、1907年に生まれ、1933年に京都大学文学部哲学科を社会学専攻で卒業しました。その後、天理大学助教授を経て、1949年に母校の京都大学教育学部教授に就任しましたが、在職中の1970年10月19日に死去しています。本書は、文化人類学の教科書として幅広く書かれており参考になります。