人類学のススメ

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文化人類学の本2.文化人類学[姫岡 勤]

2013年01月02日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Himeoka1967

文化人類学 (1967年) (人文科学選書〈2〉)
価格:¥ 546(税込)
発売日:1967

 この本は、元京都大学の文化人類学者・姫岡 勤[1907-1970]さんが書いた文化人類学の教科書です。1967年に、人文科学選書としてミネルヴァ書房から出版されました。

 本書の内容は、以下のように、全12章からなります。

  1. 文化人類学の性質
  2. 人種と文化能力
  3. 文化の生成:人間と動物の違い
  4. 文化の性質
  5. 文化の類似と類別
  6. 文化の構造
  7. 発明
  8. 文化の伝播
  9. 文化の進化
  10. 文化の接触変容
  11. 文化とパーソナリティ
  12. 文化人類学の問題点

 姫岡 勤さんは、1907年に生まれ、1933年に京都大学文学部哲学科を社会学専攻で卒業しました。その後、天理大学助教授を経て、1949年に母校の京都大学教育学部教授に就任しましたが、在職中の1970年10月19日に死去しています。本書は、文化人類学の教科書として幅広く書かれており参考になります。


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