ニューヨークダウが久しぶりに値を上げて、各通貨ペアともにポジションをスクエアにする動きが先行している様です。
ドル円のドル買いや、本日きつめに入ったオセアニア対円の買いなど、新規買いとは考えにくいものの、そこそこの金額が流れ込んでいるように見えます。
もしかすると、ヘッジを外しに来ている可能性もあり、一旦は下げ止まったというムードは何となく感じていますが、ドル安が終了したと決め付けるのは早計に思います。
昨日のラウンドは2008年度の世界的な景気減速を予想するコメントが発せられ、商品安や債券買いによる金利下落など、依然としてリスク回避行動が見られています。
幸い、金利の下落と原材料安から企業の負荷は減少するとの判断からダウが回復し、為替は一部ドル高に反応しましたが、総体的な動きには至っていない感覚があります。
原油や金などの動きも注意が必要ですが、年末決済を迎えた資本玉が右往左往しているか、既に薄い市場で短期筋のパワープレーが原因で乱高下しているか、が実情ではないでしょうか。
相場は12月1週目の後半から2週目の前半が一つの山場となりそうです。
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