こんばんは、自宅から頑張っています、ForexTVジャパンの浅野です。
自宅なので収録環境にはいないため、今回もブログ版で失礼します。
前回触れた内容の復習になってしまいますが、テクニカルには、
11月の下落を支えた1.54台後半の水準は、当時のブログにも書いたとおり、一つには9月上旬の揉み合いレンジの高値圏と一致します。この揉み合いのコアなレンジは、1.53半ばから1.54後半だということは先日触れましたが、昨日の安値の1.5351はまさに、このコアなレンジの安値圏と一致します。
クリスマスシーズンから年末休暇に向けて市場参加者も少なく、このサポート帯を一気に割り込むエネルギーは残っていないと思いますが、暫くこのコアレンジでもみ合い、下に抜けるようなことになれば、もう一段の下落は十分にあり得るチャートとなっています。
11月高値を起点に11月安値までの値幅を、12月戻し高値から下にとった、いわゆるN波動を計算した場合、今回の下落相場の下値目標は1.5100前後という数値が出てきます。
想定レンジのなるべく高い水準、たとえば1.5500前後でポンドを売り、1.56台に乗せるようなら1.5615あたりでいったんはストップというイメージです。
コアレンジで十分揉み合わずに下値をブレークしに来た場合、個人的にはさほど相場は走らないと考えます。大きなストップロスでもあれば、可能かも知れませんが、仕掛けた連中が新たな売りで自らのポジションが少しでも軽くなれなければ、いくら彼らでも、その下を連続して売るのは無理があります。ただ、そんな期待もクリスマス期間はあまり望めない状況でしょう。
ForexTVジャパン
浅野 敏郎