こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
ポンドは買いだとばかりに、個人的には盛り上がったものの、やはり直近の相場観を変えるまでには至りませんでした。
今回のドル安の波で、FOMC以降確かに1.6000に近づくこともできず、短期から次第に期間が長い足へとドル安の影響が及び、日足は立派な上昇トレンドを示唆するまでになりました。週足も半分くらいドル安に染まった印象ですが、最長を120で取った移動平均線は、週足ベースではまだまだ角度がついた下落を維持しており、その上に出た現状の推移は、少し無理やり過ぎるように映ってしまいました。この無理やりが短期からの影響だとすれば、例えばもう少し1.6000を中心に揉み合いながら、長期線がフラット化するまで、時間を掛けるような動きが必要に見えます。
ポンドは買いのイメージを継続するものの、下値を1.6000水準に置いて押し目買いすることも控えたい感覚があります。もう一度深めの押しが入った後で買いを考えてみたいと思います。
結局はポンドドルは、閃かなかったことになり、申し訳ありません・・・。
ForexTVジャパン
浅野 敏郎
こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
ユーロが一時、下落を強めました。ユーロ圏のソブリンリスクが見直されているようですが、織り込み済みで1.40を超えてきたと仮定すれば、喉元過ぎれば何とやら…という展開にもなりそうです。
市場は強気から一転したように見えますが、スイスや金を見る限り、到底ドル買いという気分にはなれません。
先日つぶやいた1.3870でのユーロ買いは、底堅いと仮定した1.3840を割り込みましたが、首の皮一枚でストップを回避し、一息です。禁じ手かもしれませんが、あと30ポイントいただいて、ストップを1.38割れに動かしたい衝動に駆られます。ユーロドルは押し目買いで間違いなさそうですが、ドル円での下落によってユーロ円の計算値が下落してしまうと、ユーロ円の投げによるユーロの売り圧力が一時的に高まり、どうしても下ヒゲを付けるような動きになってしまいがちです。
このまま反転上昇する場合は、前回にも述べた通り、1.4000乗せでは順張りで追いかけたいところです。その後の対応の見方に、変更はありません。
中国の外資規制はインパクトありそうですね。外観からしかまだ判断はつきませんが、最後に投資した向きにとって、追い風を失ったも同然で、こうした方々のスクエアにする動きが連鎖につながる可能性は十分あります。
空前の集客を達成した中国の万博も閉幕し、オリンピックから続いた好景気のネタも尽きた印象があり、ハードランディングするようなら、事態は深刻化する可能性を秘めています。
ポンドドルはユーロポンドでのポンド買いが効いているのか、底堅い推移です。ユーロからの逃避が主要因だと思いますが、脈絡なく中国が表明した協調宣言も、追い風になっているかもしれません。今日の閃きFXブログ版では、ポンドドルを分析してみたいと思います。
ForexTVジャパン
浅野 敏郎