こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
すっかり日も陰り、この時間でも「こんばんは」の方がふさわしい挨拶になってきました。
ユーロドルは雇用統計を無事にこなし、今週は再上昇で夢が膨らむ予定でしたが、節目とした1.4000を素通りしてしまうと、1.3900を割るのではないかという勢いで、ユーロ売りが強まっています。
ドイツがユーロ安誘導するとの憶測や、ユーロのソブリンリスクが再注目されたとの噂が一因とのことです。そういう動きが実際にあったとしても、タイミングなどを考えると、ポジショントークに似た、意図的な匂いがしてきます。
1.4000は死守という立場で先週たてた相場観は、一瞬にして否定されてしまった形です。確かに、日足を見ても上昇に確信が持てる並びはしていませんが、今のところ週足では先週の安値を更新しておらず、もう一度だけ買い戦略を模索したいと思います。
月足の一目雲の下限が1.3840付近にあり、先週の安値が1.3860水準だったことから、1.3870付近でユーロを買い、1.3820付近にストップを置くイメージです。
1.4000乗せを再び試すような場合、一度は乗ってみても良いかも知れませんが、底堅くならないようなら、リバーサルの方が強く推移しそうです。明日のクローズ水準が気になります。
ForexTVジャパン
浅野 敏郎