goo blog サービス終了のお知らせ 

外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

円を始め、各通貨のブルベア比率は変わらず-IMM分析活字版

2013-12-27 13:20:35 |   -【特集】IMM残高分析

今週のデータは、12月17日終了のIMMデータが分析の対象です。

その前にまず、先週の番組でFOMCの結果が今回のデータに織り込まれると申し上げましたが、FOMCは17日以降だったので、本日のIMM市場が終了した時点で織り込まれることになります。勘違いしてお伝えしてしまったことを先にお詫び申しあげたいと思います。

さて、前回はFOMCや年末シーズンを控えて、全体のボリュームが縮小する通貨が多く、調整が進んでいたことが判りました。手仕舞いが先行する中でも、ブルベアの割合に大きな変化はなく、相場観に変化が無かったことが判りました。

それから一週間たったFOMC直前のデータに、何か動きがあったのでしょうか。
先ずは「ドル円相場の推移と取組ネットポジションの変化」から見ていきましょう。

<ネットポジションのグラフ>
前回のデータから今回のデータが締切られるまでのドル円相場は、上昇を始めとした往来相場となり、102円台中盤で翌日にFOMCを迎える展開で締切となっています。

こうした地合いの中、ドルのネットポジションは130,223コントラクトの買い越しと、前週からは微増となり、相場の方もほぼ横ばいの水準となっています。

<全通貨のネットポジション>
次に、全通貨のネットポジション残高を示すグラフです。

通貨毎のブルベア方向に大きな変化は無く、円は高水準で売り越しを維持したままとなっています。

強いて言えば、買い貸しの通貨は残高が減少し、売り越しの通貨は残高が増える傾向にあるようです。

<前週比グラフ>
最後に、前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円です。
前回は、ロングもショートも取り崩される中で、円売りのネットが上回る結果でしたが、今回はロング・ショート共に残高が増える中、その差額が512コントラクトの売り越しとなりました。懸念されていた急激な円のショートカバーもなく、FOMC後の相場感に変化は無いとしていた当時の状況が伺えます。

次にユーロです。
今回は、ロングが増加する一方、ショートは取り崩された結果、前週と比べて、11,993コントラクトが買い越されています。
前回は反落に対する警戒感を感じ取りましたが、今回は再び上昇継続にセンチメントが戻ったことが判ります。見方を変えれば翌日に控えていたFOMCで、緩和縮小は無いと見ていた可能性を示唆しています。

続いてポンドです。
前回に続き、ロング・ショート共に大きめに取り崩される中で結果的に604コントラクトが売り越されたに留まっています。相場には想定した通りの動きが見られず、投機筋は、ポンド自体から撤収しているとの見方が順当になってきました。

その他の通貨で、カナダはショートの伸びは鈍化した中で、ロングが取り崩された結果となりました。下落見通しが強まったというよりも、ロングの一部が投げた結果に見えます。
一方、メキシコ・ペソは前回の買い越しから、6880コントラクトの売り越しに転じています。前回はロングの増加による買い越でしたが、今回はショートの増加による売り越しとなっています。ネットのロングは減少しましたが、残高全体は増えており、ブルベアは不均衡から均衡に向かっています。

<総括と推測>
今回は、FOMCの前日で締め切られたデータでしたが、結局は大きな残高調整は見られませんでした。言い換えればFOMCでのサプライズは無く、それまでの流れを継続すると、投機筋は見ていたようです。

一方、実際にFOMC以降の相場は、ドル高が優勢となっているものの、ドル円相場以外は調整色が強い展開です。ここから推測すれば、本日の取引終了後に締め切られる次回のデータは、ネットには明確に表れないものの、ロング・ショート共に取り崩しが主体となっている可能性が出てきました。

IMM残高分析の番組は今回を持って本年最後となりますが、今後、偏った円のポジションに調整が入るのかどうか、またその他の通貨に明確な方向性が出るのかどうかが今後の焦点になることは間違いありません。
2007年、120円辺りまでの戻りを演じた当時の円残高は15万コントラクト以上の売り越しでした。単純比較はできませんが、あと10円以上の上昇を残り数万コントラクトの増加で収まるとは考えにくいのも事実です。ただ、流動性を考えた時、当時より現状の方が過剰流動性は明らかに膨らんでおり、調整もなく驚異的な残高に偏る可能性は残されています。

2014年も引き続き、円安の焦点は継続するように思います。

さてIMMデータの発表スケデュールですが、27日金曜日の予定は30日に、1月3日金曜日の予定は6日に順延が決まっています。年始最初の番組は7日中にお届けできそうです。CFTCの年末年始予定は既に発表されていますので、詳細はこちらをご覧ください。

本年も数多くのご視聴を頂き、誠にありがとうございました。
どうぞ良い新年をお迎え下さい。

以上の内容は実際のグラフなど交えた動画でも無料で視聴できます。下記画像をクリックしてお進みください。


※画像をクリックしますと、当該動画にジャンプします。


【PR】


【PR】




円の売越しは小幅減少も、全体に動きは乏しい-IMM通貨先物残高分析12月16日

2013-12-17 00:20:35 |   -【特集】IMM残高分析

先週は12月03日終了時点のデータに基づいてお送りしましたが、今回は12月10日終了のIMMデータが分析の対象となります。

前回は円の売り越しが一段と積み上がる一方で、買い越される通貨と売り越される通貨に分かれる動きが見られました。
さて、今回はどんな動きがあったのでしょうか。

では早速、「ドル円相場の推移と取組ネットポジションの変化」から見ていきましょう。

<ネットポジションのグラフ>
前回のデータから今回のデータが締切られるまでのドル円相場は、101円台中盤の安値を付けた後、大きく反発し、最終日には高値を僅かに更新した後、やや調整が入ったところで終わっています。

米・経済指標が好調な発表が続く中、6日の米・雇用統計は伸びこそ欠いたものの、失業率は改善する等で株式市場に好感された結果、円安が進みました。

こうした地合いにも関わらず、ドルのネットポジションは129711コントラクトの買い越しと、僅かに残高が減少する結果となっています。

<全通貨のネットポジション>
次に、全通貨のネットポジション残高を示すグラフです。

円とカナダドル、豪ドルが売り越され、その他の通貨が買い越される構図に変化は有りませんでした。
強いて言えば、カナダの売り越しと、ペソの買い越しが少し目立つ程度でした。

<前週比グラフ>
最後に、前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円です。
前回の売り越しから、今回は僅かながらも、3672コントラクトが買い越される結果となっています。
ただ、ロングもショートも取り崩される中で、円売りの取り崩しが上回った結果であり、新値付近では利益確定を含めて、再び高値警戒感が優勢だったことが判ります。

次にユーロです。
前回から今回のデータまでの間、ユーロドルは一貫して上昇していましたが、前週と比べて、6618コントラクトの買い越しに留まっています。
ロングもショートも残高が増える中での買い越しでしたが、ECBの利下げ思惑が後退した割にはロングが積み上がっておらず、また売り越しも若干増えたことからも、高値警戒感から反落を見込む新規参入があったことが伺えます。

続いて目を引くのはポンドです。
前回は買い越しが大きく増えたことで、週間比較では買い越が目立ちましたが、今回は、僅かに60コントラクトが買い越されるに留まっています。

ネットだけを見ると、見送りムードが高かったようにも見えますが、ロング・ショート共に同数が取り崩された差額のみの数字だったことから、ポンド自体から撤収しているとの見方も出来そうです。

その他の通貨では、カナダとメキシコペソの偏りが、比較的目立つ格好となっていますが、こちらはほぼ、純増と見て差し支えないことから、これらの方向で新たな新規参入があったと言えそうです。

<総括と推測>
さて、今回のデータから、一部の通貨を除き、ロングとショートが共に取り崩される動きが主流でした。クリスマスシーズンを本格的に迎えて、調整の動きが先行しているようです。

米・雇用統計を挟んで、前後に時間は充分あっての、今回のデータでしたが、見方を変えれば、目先の相場観には大きな修正は無かったと、言えるかもしれません。

そんな中で、今週は日本時間19日の早朝に米・FOMCを控えています。
次回のデータは、これを消化した数字になる事は間違いないでしょう。ここ数回のデータの推移を見る限りにおいて、思惑は二転三転したにも関わらず、残高における大きな転換が無かったことからも、円以外は比較的中立のまま、FOMCを迎えそうです。

また、円に関してもブルベアの比率は気になる割合ではあるものの、FOMC以前に一方的なショートの取り崩しが発生するようにも思えません。

FOMCまでは揉み合いを基本に、発表以降の動きに注目したいと思います。
-------------------------------------

以上の内容は、動画でも閲覧できます。グラフなど画像をタイムリーに表示することで、理解向上のお役に立てることと信じています。是非、こちらもご覧ください。


※動画画像をクリックすると、ForexTV・ジャパンのIMMチャンネルにジャンプします。



【PR】


【PR】




円の売越し増加継続、ユーロやポンドに動き-IMM残高分析12月09日

2013-12-09 21:44:30 |   -【特集】IMM残高分析

こんばんは、
今週もIMM残高分析活字版をお届けします。

先週は11月26日終了時点のデータに基づいてお送りしましたが、今回は12月03日を終了した時点の、IMMデータが分析の対象となります。

前回は円の売り越しが一段と積み上がる一方で、ポンドやユーロはどちらも残高が増える中で、依然としてネットはスクエアに近い状態が明らかとなりました。

さて、今回はどんな動きがあったのでしょうか。
では早速、「ドル円相場の推移と取組ネットポジションの変化」から見ていきましょう。

<ネットポジションのグラフ>
前回のデータから今回のデータが締切られるまでのドル円相場は、
初日に大幅な上昇反転となり、最終日にはここまでの最高値を付けた後、大きく反落する動きとなりました。

世界的な株高やアメリカの経済指標が強い結果となり、金融緩和縮小開始が現実味を帯び、金利先高観からドルが選好される展開でした。加えて、日本政府の徹底的な景気対策が再確認されて株高が加速し、円売りを後押しする格好でした。

最終日には本年高値の103.72円に迫る本年3番目に高い103.37の高値を付けましたが、先週後半には、BOEやECBの政策金利発表やアメリカの雇用統計を控えていたことで、調整が強めに入ったところでデータが締め切られています。

こうした地合いを受けて、円は一段と売り越され、ネットポジションは133,383コントラクトにまで積み上がっています。

<全通貨のネットポジション>
次に、全通貨のネットポジション残高を示すグラフです。

円売りポジションは群を抜いて高水準となる中、ユーロ、ポンド、豪ドル、カナダドルに動きがでる兆候が見られます。
資源国通貨2つが売り越しへと動き始める一方、先週は概ねスクエアだったユーロとポンドに、買い越される兆しが見られています。

<前週比グラフ>
最後に、前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円です
前回は円のロングもショートも残高が増える中での売越増加となり、高値警戒も強まっていたことが判明しました。今回、円の売越は継続して増加する一方で、買越は取り崩される動きが出た結果、円は前週と比べて10,181コントラクトの売り越し増加となっています。

今回のデータからは、投機筋の円売り警戒感が後退した可能性が示唆されており、最終日の調整が無ければ売り越し額はもっと大きかったと推測できます。

次にユーロです。
前回から今回のデータ締切までのユーロドル相場は、ECBの追加緩和思惑などが出回ったことで一時売られる展開でした。最終的には下落前の水準へ戻す往来相場でしたが、その間にユーロは、前週と比べて、9743コントラクトがネットで買い越されていたのは意外でした。

全体の残高ボリュームは前週から大きな変化は有りませんが、前週取り崩された以上に買いポジションが増え、前週増えた売りポジションは概ね取り崩されており、ユーロ安を見越す動きが大きく後退した可能性が示唆されています。

続いてポンドです。
前回は買いと売りのポジションの差は僅かに391コントラクトしかなかったポンドは、前週と比較して17978コントラクトが買い越されていました。

売りポジションは僅かに減少する中、買いポジションは17000コントラクト近くが増加しており、増加分の殆どが新たに買い越されたことが判ります。

一方、資源国通貨である豪ドルやカナダドルは、
前週と比較してそれぞれ、豪ドルが10800コントラクト、カナダドルが12803コントラクトが、ネットで売
越されていました。

今回は共に全体のボリュームが増加する中での、売り越し増加となっており、投機筋は新たに売りで参入している状況が伺えます。

<総括と推測>
さて、今回のデータから、売られる通貨と買われる通貨の違いが明確化する兆しを感じ取ることができました。

しかし、先週金曜日のアメリカ雇用統計の結果を受けた相場は、再び円売りを強める一方、資源国通貨は調整の範囲に終わっており、円の一人負けといった構図が浮かび上がっています。

今週は円売りがこのまま継続するのか、そして円以外に売られる通貨として資源国通貨が再び対象にされるのか、という2点に注目したいと思います。万が一資源国通貨の売りが再開した場合、ユーロやポンドの上昇は継続する可能性があり、これらのクロス円相場には一段と上昇圧力が掛かると考えています。

以上の内容は、動画でも閲覧できます。グラフなど画像をタイムリーに表示することで、理解向上のお役に立てることと信じています。是非、こちらもご覧ください。


※動画画像をクリックすると、ForexTV・ジャパンのIMMチャンネルにジャンプします。


【PR】


【PR】




円の売越し増加は想定内も、ユーロやポンドは高水準で均衡-IMM通貨先物残高分析12月03日

2013-12-03 23:35:32 |   -【特集】IMM残高分析

今週もIMM残高分析活字版をお送りします。

今回のデータは11月26日の市場終了時点における最新のものですが、先週の金曜日は発表元となるCFTCがお休みで、月曜日の取引終了後に発表が順延されため、本日の朝方に入手したものです。

さて、前回は円の売り越しが一段と積み上がりその他の通貨は概ねスクエアという結果でしたが、今回は他にどんな動きがあったのでしょうか。
では早速、「ドル円相場の推移と取組ネットポジションの変化」から見ていきましょう。

<ネットポジションのグラフ>
前回の締切から今回の締切までのドル円相場は、前週に乗せた100円台を維持したことに加えて、株式市場が堅調に推移したことなどから上値を試す展開となり、一時は、本年5月の最高値を除く全ての高値を上抜く動きを見せました。

こうした中、予想通りドルのネットポジションは一段と売り越され、123,202コントラクトまで積み上がっています。

<全通貨のネットポジション>
続いて全通貨に対するネットポジションのグラフです。

先ほども述べた通り、円売りポジションが増える中で、先週同様、その他の通貨は依然としてスクエアに近い状態が続いています。ポンドとユーロがネットで遂に3桁のアンバランスにまで均衡しています。

<前週比グラフ>
次に前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円です。
売り越しのネット自体はペースが鈍化したように見えますが、全体のボリュームはロング/ショート共に増加する中で、前週と比べて10986コントラクトがネットで売り越されています。

依然として投機筋はドル円相場の円安に興味が集中していることが判ります。

続いてユーロです。
前回はデータが締め切られる当日に、ユーロドルが大きく下落したこともあり、売り越しは想定の範囲でした。しかし、今回の締め切りまでに相場はほぼ下落前までの水準に戻されていたにも拘らず、前週と比べて9342コントラクトがネットで売り越されていました。

ロングの取り崩しの他にショートが少し増えており、比較的高い残高を維持したまま、ネットだけがスクエアになっていたようです。動意が薄いが故のスクエアではないことが判り、今後の動きに注目です。

一方ポンドは、
前回の買い越しの勢いは後退したように見えます。
ただ、ロング、ショート共に前週から増える中で2056コントラクトの買い越しという結果でした。

ネット残高がスクエアに近い割りには、残高の総計は共にそこそこ積み上がっており、大きなレンジの高値圏を前に、反落と続伸の見方が真っ二つに分かれていたことが判ります。

<総括と想定>
さて、今回のデータが締め切られる19日までの相場は、総じて円売り、ドル売りの動きでした。日米の緩和策継続思惑が先行し、株式市場に好感された結果だと言えるでしょう。従って、ポンドやユーロの上昇はこうしたリスク許容度の向上から買い進まれた背景がありそうです。

一方、その後の相場は、欧州経済に比べてアメリカ経済が堅調であることが明らかになりつつある中、米国金利の先高観が再度、芽生えつつあり、一時的にドルが買われる動きがありました。

円にとってはドル買いでも、円売りでも、ドル円相場の上昇に沿っている一方、ポンドやユーロはこれまでと違った、ドル買いという、相反する要素が加わりつつあり、IMM残高も比較的高水準で釣り合っている様子が今回判りました。

円のトレンドは比較的安泰として、ポンドやユーロの均衡がどちらかに傾くかどうかに注目したいと思います。

------------------------------------------------------------
以上の内容はグラフ画像を交えた動画で試聴できます。



※上の画像をクリック致しますと、ForexTVジャパンのIMMチャンネルにジャンプします。

今回は前回以上に力作です。ネットポジションの意味がもう少し具体的に理解していただければ幸いです。ご賛同くださいましたら、是非、チャンネルのご登録やグッドマークでご支援ください!



【PR】

【PR】



円の売越し残高、未知の領域へ増加-IMM通貨先物残高分析11月25日

2013-11-25 17:55:58 |   -【特集】IMM残高分析

今週もIMM残高分析活字版をお送りします。

アメリカ時間22日の市場終了後に発表された今週の最新データは、11月13日から19日までが対象期間となっています。
では早速、ドル円相場の推移と取組ネットポジションの変化から見ていきましょう。

<ネットポジションのグラフ>
8日発表のアメリカ雇用統計は好調な結果だったことで、99円台に乗せた相場は、最新データの対象期間中に99円台をこなし、100円台に一時乗せる動きを見せました。NYダウも最高値を更新する動きを見せるなど、市場のリスク志向は向上しつつある中、円売り地合いも小しっかりする展開でした。

こうした地合いの中、ドルのネットポジションは112,216コントラクトと、10万台を大きく上回り、数年来の最高水準という未知の領域にまで積み上がっています。

<全通貨のネットポジション>
続いて全通貨に対するネットポジションのグラフです。

先週の番組では、全通貨共にドル買い方向へ調整が入る動きが示されていましたが、今回のデータは、マチマチとなっています。
円やユーロの売りが進む一方、ポンドやNZ、ペソは僅かに買い進まれ、その他に大きな動きは見られないといった状況です。視点を変えれば、円以外の通貨は概ねスクエアに近い状況とも言えそうです。

<前週比グラフ>
次に前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円です。
前回は円を売り越す勢いが強まっている様子が示されていましたが、今回はややペースは下がったものの、高い水準で売り越しが増えています。
円は前の週と比べて、17,109コントラクトが新たに売り越さていました。

続いてユーロです。
ECBの利下げを受けてユーロが一時急落しましたが、今回の対象期間では調整の反転が優勢だった経緯がありました。しかし、シカゴ筋はペースこそ鈍化したものの、引き続き売り越していたのはやや、意外でした。
ユーロは前の週と比べて、7915コントラクトの売り越しとなっています。

一方、ポンドは、残高グラフでも買い越される兆しがあった様に、前回の売り越しから今回は買い越しに方向を転換しています。
ポンドは前の週と比べて、7638コントラクトの買い越しとなっています。

またオーストラリアドルは前回、売り意欲が見られていましたが、今回のデータ期間における相場は底堅く推移していた中、売り意欲は完全に影を潜めています。
ただ、買い戻すまでの動きにば至っておらず、先週比較では、僅かに47コントラクトの買い越しに留まっています。



<総括と考察>
さて、今回のデータが締め切られる19日までの相場は、総じて調整相場となりました。しかし、FOMC議事録公表を境に再び相場が動き出しており、対ドルで買われる通貨と売られる通貨に大きく二分されています。

イエレン次期FRB議長が緩和策を継続するとの見方から、長期金利の落ち着きを受けた株高が、リスク許容度向上の背景となり、対ドルで買われる通貨と、一方でFOMCの議事録公表以降、再び盛り上がりを見せる早期緩和縮小思惑を背景に、対ドルで売られる通貨が混在しています。

ただ、どちらに転んでも、円が売られる方向は理に叶っており、また日本政府の腰が入った景気対策が功を奏し、日本の株高も円売りの支援材料となっています。
こうした流れを裏付けるように、IMMの通貨別残高は円売りだけが異常なペースで進んでおり、投機筋の興味は円売りに集中していることが判ると共に、クロス円の相場が急騰する地合いを物語っています。

今週は円の独歩安に拍車が掛かるのかどうかと、円売りの行き先に選ばれている通貨に変化があるかどうかに注目したいと思います。

以上の内容は、動画でもご覧いただけます。グラフなどを交えると、より一層のご理解に役立つと思います。是非、ご覧ください。



画像をクリックすると、IMMチャンネルへジャンプします。


【PR】


【PR】



 


円の売り残高、再び年初来の最高水準へ-「IMM取組残高分析活字版」11月18日

2013-11-18 18:35:39 |   -【特集】IMM残高分析

今週もIMM取組残高分析の活字版をお届けします。
では早速、ドル円の相場と取組ネットポジションの推移から見ていきましょう。

<ドル円相がとネットポジション>
10月のアメリカ雇用統計が、予想よりも好調な結果だったことを受けて、ドルが底堅く推移していましたが、今回のデータ締切時点のドル円相場は、久しぶりに100円台を目指す動きとなっていました。

こうした地合いの中でドルのネットポジションは、95,107コントラクトの買い越しと、持ち高は一段と増加しており、10万コントラクト目前という水準は、年初来の最高水準となっています。

<全通貨のネットポジション>
続いて全通貨に対するネットポジションのグラフです。

先週の番組では、全通貨共にドル買い方向へ調整が入っている状況が示されていましたが、今回のデータからは、主要通貨に対するドル買いがもう一段進んでいることが確認出来ます。

一方で、オーストラリア・ドルを除いた資源国通貨や高金利通貨では、ドルが売り戻される兆しが、僅かに見られています。

<前週比グラフ>
次に前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円です。
先ほども述べたように、アメリカの雇用統計が好調な結果だったことを受けて、ヘッジファンドなど投機筋も、円売りドル買いを加速させていたことは、グラフからも一目瞭然です。
円は前の週と比べて、21,315コントラクトもの売り越しとなっていました。

続いてユーロです。
先週、大きな調整を迎えていたユーロは、それまでドルに代わる「買い通貨」として暫く選択されていましたが、今回も勢いこそやや弱まったものの、依然として強い調整の動きは続いているようです。
ユーロは前の週と比べて、16,317コントラクトの売り越しとなっています。

更にポンドやオーストラリアも
ドル買いの影響を受けて、通貨売り意欲が強かったようです。

ポンドは6,911コントラクトが、
そしてオーストラリアドルは10,742コントラクトが、前週比で売り越される結果となっています。


<総括と考察>
さて、先週は次期FRB議長に就任予定のイエレン氏の公聴会がありました。同氏は現在の緩和姿勢を暫く続けて行く考えを表明しており、金融緩和に対する市場の思惑も、早期縮小から再び緩和継続へと、期待感が変化しつつあります。

しかし、今回の緩和維持思惑は、ドル金利に対する先高観の否定によるドル売りとはならず、緩和維持を好感したアメリカの株高が、リスク許容度の向上に繋がり、対円を中心にドルが買われる流れになっています。

市場の反応はいつも同じではないものの、リスク許容度の向上は本来ドル売りと円売りの材料だった中で、現在の市場はドルに対する安心感が「ドル買い」ムードを促す要因となっているようです。今週はこうしたドルの好感買いがこのまま継続するかどうかに注目したいと思います。


以上の内容は、実際のグラフなどを交えた動画番組で試聴頂けます。
是非、こちらもご覧ください。


動画プレーヤーの画像をクリックすると、動画ページにジャンプします。

【PR】


【PR】



 


IMM残高分析‐ユーロ買い残高、ピークの半減‐11月11日公開

2013-11-11 17:17:07 |   -【特集】IMM残高分析

アメリカ政府機関閉鎖の影響で、暫くCFTCから発表されるIMMデータが不規則でしたが、今週からやっと、通常に戻りました。
では、まずドル円相場の取組のネットポジションから見ていきましょう。

<ネットポジションのグラフ>

FOMCが金融緩和縮小に踏み切る時期を、来春あたりと予想する市場参加者が増える中で、前回のデータでは、ドルの買い持ちを取り崩す動きは大きく進んでいました。
つまり、投機筋はドル高を敬遠する動きだったということができます。

しかし、相場の方は97円台で底堅い動きを見せている中で、米国の経済指標は比較的好調な結果が続いており、ヘッジファンド等投機筋の中には再び緩和の早期縮小を見込んだ動きが出る、との推測も可能な地合いでした。

現に、今回のドルのネットポジションは、73,792コントラクトの買い越しとなっており、再びドルの買持ちを増やす動きとなっています。

<全通貨のネットポジション>

続いて全通貨に対するネットポジションのグラフです。

このところ全般にドルの買い持ちポジションを取り崩す動きが続いていましたが、再びドル買い方向にポジションが動き出しています。
特にユーロは大幅に買い持ちが減少していることが判ります。

<前週比グラフ>

次に前回と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円です。
前回のデータは、円を買い戻す動きから再び売り増す兆候が確認できましたが、好調な米国経済指標を背景に、金融緩和の縮小思惑に対しても、見送りムードから徐々に早期縮小へフォーカスするような動きが定着しつつあります。こうした地合いを受けて、ヘッジファンド等投機筋は再び円売りを積み上げる動きを継続していました。

円は前の週と比べて、11,397コントラクトの売り越しとなっています。

続いてユーロです。
先週のECB理事会より少し前までは、比較的長い期間に渡り、ドルに代わって「買い」通貨として選好されていましたが、ユーロ圏の弱い経済指標を受けて、一部には利下げ観測が浮上し、ユーロ相場は下落の足を速めていました。

ユーロは前の週と比べて、なんと37,474コントラクトの売り越しと、以前のポジションの半分以上が取り崩されており、大掛かりなポジション調整が行われていたことが裏付けられています。

更にポンドやカナダドル、豪ドルに関しても
前回のデータでは買い持ちを再開する動きが若干見られていましたが、ドル買いの影響を受けて売り意欲が優勢だった模様で、御覧の通り、それぞれ売り越しとなっていました。

<総括と見通し>
さて先週、ECBは、利下げまではしないとの大方の予想に反して、結局利下げに踏み切りました。一方、10月のアメリカ雇用統計は予想に反して、こちらは非常に好調な結果となっています。

これらの材料から判断すると、今度はドル高ユーロ安が新しいトレンドになりそうです。既に始まっていたユーロ買いからの大掛かりなポジション調整は、鮮度が高いこの新たな事実を材料にしばらく続く公算が高いでしょう。

今週は、このドルの反発地合が継続するかどうかを見極める、週になりそうです。

以上の内容は動画でもご覧いただけます。



ForexTVジャパンのIMMチャンネルでご覧ください。上の画像をクリックいただくと当該ページを教示します。



【PR】

【PR】



ユーロの買い持ち高、最高潮に‐IMM取組残高分析11月04日(月)

2013-11-04 21:54:24 |   -【特集】IMM残高分析

こんばんは、
少し遅くなりましたが、今週もデータの更新がありましたので、
IMM取組残高分析活字版をお届けします。
ただし、
先般の米国政府機関閉鎖の影響がまだ残っている模様で、今回発表されたのは10月22日付けのデータでした。今回はこのデータに基づいて解説したいと思います。

では、まずはドル円相場の取組のネットポジションから見ていきましょう。

<ネットポジションのグラフ>
FOMCで緩和縮小期待が後退した影響は続いていた模様で、全般的にドルの上値が重い中で、ドル円相場はテクニカル的にもドルの頭が重くなっていました。しかしながら、ドルの底値が次第に堅くなる中で再びドルを買い戻す動きが始まっているようです。一時5万台まで減少していたドルのネットポジションは、71,802コントラクトまで買い越しが増えています。

<全通貨のネットポジション>
続いて全通貨に対するネットポジションのグラフです。

前回のFOMCで金融緩和縮小が見送られた影響は、こちらのグラフからもうかがえます。円以外の通貨は、全般的に買われる動きだったことが良くわかり、合い対するドルは売られる動きが続いていたことになります。

<前週比グラフ>
次に、前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円ですが、
米国の金融緩和縮小期待が後退した影響で、一旦は円を買い戻す動きが出ていましたが、一方で一部には依然として年内の緩和縮小を期待する向きもあった模様で、円を再び売り直す投機筋の動きもあったようです。

円は前の週と比べて、12,536コントラクトの売り越しとなっています。

続いてユーロです。
10月22日の終了時点では非常に強いユーロ高トレンドだったこともあり、こうしたトレンドの中で、ユーロは遂に7万コントラクトを超えて、買い越しが進んでいたことは先ほどのグラフでも確認できました。

ユーロは前の週と比べて、12,060コントラクトの買い越しとなっています。

その他、オーストラリア・ドルも、
データの締切だった10月22日時点では、買い通貨として注目を集めていたこともあって、今回のデータでも買い越しを積み増す動きでした。

オーストラリア・ドルは前の週と比べて、10,126コントラクトの買い越しという結果でした。

更にポンドも、
少しずつ買い越す動きが出てきており、前週比では2,031コントラクトの買い越しでした。


さて、今回の発表時点で特にユーロなどは、対ドルで最も買い持ちが積み上がっていましたが、それから暫くたった現在の為替相場は、状況が大きく変わって来ています。

先週では、ユーロ圏の消費者物価が日本並みの低水準にあるという発表を受けて、市場のムードは一変し、今度はユーロ圏の金融緩和期待が台頭しています。一気に今までとは逆の展開となった事でユーロ相場は反落しており、大掛かりなポジションの取り崩しが進んでいると考えられます。

IMMデータは先週発表分から2週飛ばしとなっており、恐らく今週は最新データが発表される期待は持てますが、正常化するまでもう少し時間が掛かる可能性もあります。そんな状況下で、ドル売りのピークだった今回のデータは非常に意味があることから、今後の相場展開を推測してトレードする際には、必ず参考にする方が良いでしょう。

現在、アメリカ国内では金融緩和の年内縮小の可能性が再び出て来た一方で、ユーロ圏では次回のECB理事会で追加的な金融緩和が発表される可能性が新たに出て来ました。
相場はかなりの荒れ模様が予想されますので、方向性を確認しながらの慎重なトレードスタイルが賢明だと思います。

以上、この内容はForexTV・ジャパンで動画として閲覧できます。



古いデータでの番組ですが、今回のデータは色々な意味で重要であり、今後の起点になるかもしれません。


【PR】

【PR】





IMM残高分析‐ユーロ買い鮮明 オージーも恐らく実態は買い越しか 10月01日データ分

2013-10-28 12:23:14 |   -【特集】IMM残高分析

先週金曜日は、やっとCFTCのデータ更新がありました。しかし、今回のデータは、閉鎖された週に発表される予定だった10月1日時点のデータとなっており、最新データではありません。10月の第一週目のつもりになってお届けしたいと思います。

では、ドル円相場の取組のネットポジションから見ていきましょう。


<ネットポジションのグラフ>
FOMCで緩和縮小期待が打ち消された影響はまだまだ続いていた模様で、ドル円相場の頭も押さえられる展開が続いていたことが判ります。

こうした地合いを受けて、10月1日時点のネットポジションは、ドルの買い持ち(ロング)を取り崩す動きが進んでいたようです。ドルのネットポジションは、82,324コントラクトの買い越しに減少していました。


<全通貨のネットポジション>
続いて全通貨に対するネットポジションのグラフです。

前回のFOMCで金融緩和縮小が見送られた影響は相場全体を覆っていたようです。前週のポジションと比較しても判るように、全般的にドルの売り戻しが進みましたが、スクエア以上にドル売りを積み増す動きには至っていなかったことが判ります。

<前週比グラフ>
次に前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。今回で言う前の週は、9月24日週となる点は、ご留意ください。

まず円ですが、
前回のFOMC結果を受けて、アメリカの金融緩和が継続される事が決定的となった事で、金利先高感の失望から、円を買い戻す動きが強かった模様です。
円は前の週と比べて、10,494コントラクトが買い越される結果でした。

続いてユーロですが、
対主要通貨でドルが売られる中、次の買い通貨としてユーロに注目が集まっていたことは前回の番組でもお伝えしていましたが、相場の方もユーロの上昇が続いています。 前週に大きく買い越しが増えたので今回はそれほど多くはありませんが、確実にトレンドになっています。
ユーロは前の週と比べて2,432コントラクトの買い越しとなっています。

その他、豪州ドルも
買い通貨として注目を集めています。前週では大幅な買い越しを記録しましたが、今回のデータでも前の週と比べて6,015コントラクトの買い越しとなっています。今回の豪ドルのネットポジションは28,804コントラクトの売り押しでしたが、現在は恐らくネットでも買い越しに転じている可能性が高いと思います。

さて、前回のFOMC以降の状況を見てみると、米国の経済指標も冴えないものが多かった印象です。加えて、10月に入って継続したアメリカ政府機関の機能不全は、観光業や消費に対して悪影響があったことは否めません。こうなると、米国の金融緩和縮小開始は暫く延期され、少なくとも来年の春以降に持ち越されそうな気がします。

今週は30日にFOMCが開催される予定ですが、将来の見通しに対して、何らかのヒントが出てくるかどうかに注目しておきたいと思います。

以上の内容は、グラフなどを交えて動画でもお送りしています。


ForexTV・ジャパンのIMMチャンネルでご覧ください。


【PR】

【PR】




IMM残高分析‐活字版「円売り残高、本年最高水準へ接近-投機筋は緩和策縮小が依然として視野に」

2013-09-29 19:22:21 |   -【特集】IMM残高分析

今週もIMM残高分析 活字版をお届けします。
まずはドル円相場の取組のネットポジションから見ていきましょう。

<ネットポジションのグラフ>
米国の金融緩和縮小が見送られた後,市場は新しい材料を模索する展開となっています。こうした中でドル円相場は、ドルの頭が重い展開が続いています。

しかし、ヘッジファンドら投機筋は引き続き次回FOMCでの緩和縮小を期待しているようで,既に高水準にあるドル買い円売りポジションを、一段と積み上げています。

ドルのネットポジションは92,818コントラクトのドルの買い越しとなっており、今年の最高水準に迫ってきています。

<全通貨のネットポジション>
続いて全通貨に対するネットポジションのグラフです。

円は高水準の売り越しを継続している一方で、ユーロは大きく買い越される展開になっています。また、ユーロと併行して上昇相場となっていたポンドは買い越しが進んでおらず、その他、オーストラリア・ドルは売り越しを再開する動きが見られます。

<前週比グラフ>
次に、前の週と比較した取組高の変化を示すグラフをみて見ましょう。

まず円ですが、先回のFOMCでは金融緩和縮小は見送られたものの、堅調な米国経済指標を背景に引き続き早い段階での金融緩和縮小を期待する投機筋は多いようです。
円は更に売り越しを積みます動きが続いており、前の週と比べて4,024コントラクトの売り越しとなっています。

続いてユーロですが、ドルの買い材料が見当たらない中で,ドイツの信頼感指数が市場の予想を上回る好結果となった事とも相まってユーロは高値圏での推移が続いています。
ユーロは前の週と比べて33,937コントラクトの大幅な買い越しとなっています。

更にリスク許容度が全般に高まっている中で、高金利通貨のメキシコペソへ資金が戻っている現象も見られています。
メキシコペソは前の週と比べて24,224コントラクトの買い越しとなっています。

<総括と考察>
さて、今週は再び安倍首相に市場の注目が集まっており、消費税引き上げを決断するかどうか、早ければ10月1日、遅くとも週内には結論が出される予定です。また、法人税減税についても市場は関心を寄せています。日本の税制とアベノミックスへの信頼が高まる事で再び円売りトレンドに動き出すような展開もあり得るでしょう。

一方、ヨーロッパの景気も底堅い動きを見せ始めており、ドルの代わりに資金が集まりやすい通貨としてユーロが注目を集めています。

市場は引き続き、次の大きなテーマを模索しており、今週もこの模索は継続すると見ています。


以上、動画の閲覧は下記URLで可能です(無料)。各グラフがタイムリーに表示され、より解りやすいコンテンツとなっています。
フォレックスTVジャパン-IMM取組残高分析チャンネル
http://www.forextv.jp/Video/Video_IMM.php



PR

クリックすると該当するWEBページにジャンプします

◎一目均衡表 緊急特別講座を無料公開中です。10月の相場展開を把握するにはこれしかない!しかも無料!!
上記バナーよりお進みください。


◎一目均衡表 9月勉強会の模様を収録した動画を販売開始しました。詳細は一目均衡表公式ホームページをご覧ください。掲載ページはこちら