本日のTFns市場レポート夕刊「イブニングカクテル」でも解説があるように、ファンダメンタルでポンドが下落。昨日のムードが一転しています。
ちょっとした原因で市場のムードが一変し乱高下している事実からも、コンセンサスが形成されるまでは短期的にもトレンドが出来辛いと思います。
意外なのは、堅調に推移すると予想していた豪ドル円、ユーロ円の上値が、逆に重く感じていることです。どちらをテーマにするか悩みましたが、ポンドを売るための証拠金が無く、94円台を売り上がっていたにもかかわらずポジションを閉めてしまった豪ドル円を取り上げることにしました。もちろんデモ取引での話ですが、フローで収益を望むのか、キャピタルゲインを望むのか、はっきりしないとこのような事態になることを再度確認いたしました。
メジャーの対円に関して昨年のトレンドは、ドル円を除くとあまり大きな違いがなく、本邦の投資家のポジションが傾いてしまうのも納得ができます。本来はあまり値幅が無い豪ドル円(単位価値が小さい分、当たり前ですが)なので、チャートで見る限り深く見える上下でも4~5円程度と、まさしくキャピタルゲイン向けの通貨ペアであることが見て取れます。
あくまで、このような特色があるペアでは、買い場探しに徹した方が投資効率が良いのですが、もう少し状況が好転するまで新規取引という立場では開始し辛いように見えます。
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