goo blog サービス終了のお知らせ 

外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

2月16日のユーロ円相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-02-16 19:45:27 |    -ユーロ円
◆今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場です。

昨日のポンド円分析でも振れたように、ここ数日のユーロ円は、ユーロにネガティブな材料が出ても、ユーロクロスにおけるクロス通貨の買いが、クロス円でも買いにつながり、ユーロ円の下落を相殺する役目をしているように見えます。



時間足をみると、2月6日の安値以降、反転気味に推移したあと、10日と11日で作ったWトップをネックを割り込みました。どうにかターゲットは達成したものの、6日安値には届きませんでした。現在は一目均衡表の雲の上に出ており、今後下落する雲がサポートとして機能しやすくなるでしょう。終値ベースで引ける下値サポートラインも、下降する雲の近くに差し掛かっています。




深夜零時以降の雲の上限となる122.50付近をユーロ買いの入り口とし、雲の下限を割れるようなら一旦はストップというイメージです。重要な発表の前は様子見が基本ですが、ワンチャンスを試す戦略です。順調に伸びた際の上値目標は、11,12日の高値圏となる、124円台前半を目論見ます。

◆最後に、今晩の米国経済指標、発表予定をご覧ください。



特に重要な指標ではありませんが、ドルのロングが積み上がっている市場では、弱い指標に対しては、ドル売りを促す材料にされる可能性があるでしょう。
--------------------------------------------------------
以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。右上のForexTV.jpバナーからアクセスいただくか、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています

1月29日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロ円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-01-29 16:02:08 |    -ユーロ円
本日1月29日、午前の東京外国為替市場の動きです。

ユーロドル、ドル円は前日安値を更新する動きとなりましたが、月末、週末要因も手伝ってか、追随する動きは限定的です。ポンドドルはドルの高値圏で揉み合い推移しています。

日本時間午後1時現在、ユーロドルは1.3909、ドル円は89.58の下値を付けています。


今日の通貨フォーカスはユーロ円相場です。



ユーロドルの下落に牽引される形で、順調に下落している相場は、強く下げては揉み合いの調整反転というサイクルを継続しています。
20日から21日の戻しがフィボナッチで50%、それ以外は概ね61.8%となっています。

昨日の下落の反転をフィボナッチで測ると、50%で約125.90、61.8%で約126.18となります。この水準を戻しの限界として、ユーロを売り、28日高値を超えるようなら一旦はストップとします。
下値目標は、26日高値を基点としたN波動を想定すると、123.93が導かれます。週末、月末では、調整が入りやすいですが、動きを伸ばす展開となると、過剰になる場合があります。念のためターゲットを入れておけば、週末の楽しみが一つ増えます。
--------------------------------------------------------
以上、「FXフラッシュ1400」は動画番組として視聴できます。右上のForexTV.jpバナーからアクセスいただくか、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

 当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています

1月26日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロ円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-01-26 15:25:35 |    -ユーロ円
本日1月26日、午前の東京外国為替市場の動きです。

各相場ともに前日の流れを受けて始まりましたが、前場引け際にクロス円の売りが強まっている模様で、ユーロやポンドの対ドル相場はドル買い下落する一方、ドル円相場は円買い下落しています。東京株式相場が先物主導で急上昇している模様で、日銀政策への期待感が円買いとなっているとの報道もあります。

日銀の金融政策は全会一致で現状維持との発表がありましたが、円の売戻は特に見えていません。ポンドドルは、1.6209、ユーロドルは1.4111、ドル円は89.84の安値をつけています。


今日の通貨フォーカスはユーロ円相場です。



昼休みの急落で、先週末から継続した緩やかな上昇相場の下値サポートを割り込みました。サポート水準へと上値を確認に行くようならユーロを売るイメージです。
前場高値の128.35を上回るようなら一旦はストップ。先週末の安値126.50を割りこむ場合は追いかけ売りも視野に入れます。

下値目標は昨年4月の下値となる124円台中盤ですが、ユーロドルの動きによっては、下値が深くなりそうです。
--------------------------------------------------------
以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1400」で視聴できます。右上のForexTV.jpバナーからアクセスいただくか、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています

ユーロ円相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-01-21 20:03:16 |    -ユーロ円
今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場です。

15日に131.50円を割り込んで以来、順調に下げ、暫定下値目標とした128.50~129.00を達成しました。ここから先は、大きなレンジの底値圏ということもあり、攻めあぐねた結果、やや戻し気味に推移しています。

ユーロの下落を加速させたユーロポンドの下落も、欧州時間に入って調整気味に反転上昇しています。ただ、ユーロを買って調整するわけにも行かず、ポンドドルだけが下落している状況に見えます。ドル円がこのままドル買いで反応し、ユーロドルが停滞すればユーロ円は上昇しますが、相場は戻り売りと見て、入り口を探します。




これから深夜に掛けて時間足の雲の上限が水平に推移する水準が129.55、2時間足の基準線が129.47、4時間足の基準線が129.80、週足の雲下限が129.62などを見ると、129.50から80を売りのゾーンとし、130円台乗せで一旦はストップというイメージです。日足でも遅行スパンが129円台後半で当時の価格が控えており、レジスタンスとなる可能性があります。



最後に、今晩の米国経済指標、発表予定です。



先週は残念ながら申請件数は増加し、それまでの楽観ムードに水を差す展開となりましたが、本日も市場は若干の減少を予想しています。その他の指標の市場予想もさえない数字を見込んでおり、昨日のネガティブ材料を含めて、リスクの回避ムードは払拭できないかもしれません。

ただ、特にユーロの一方的な下落は暫く続いており、ファンダメンタルを無視した調整反転の可能性は考慮しておくと良いでしょう。
--------------------------------------------------------
以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。右上のForexTV.jpバナーからアクセスいただくか、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

当サイトの
免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています

ユーロ独歩安、ドル円下落でユーロ円下落が加速・・・1月15日「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-01-15 20:58:53 |    -ユーロ円

今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場です。

数日前には133円台がレジスタンスとして意識されていた水準から、あっという間に3円近く下落しました。



重要な節目となる、131.50を下抜けてきた相場は、130.47の安値をつけました。
ただ、14日高値の133.61を起点としたN値と、11日高値の134.35を起点としたN値を満たしており、また下落スピードも速かったことから達成感も出ています。

ただ、少し遠目で見渡すと、



年末を起点としたヘッドアンドショルダーを形成し、先の節目となった水準にあるネックラインを割り込んだように見えます。今後、このネックラインの上値を試すような展開があれば、ユーロを売って見たいと思います。

131.70から90をエントリーゾーンとし、132.40を越えるようなら一旦はストップというイメージです。下値目標は、長期にわたってレンジとなっている安値圏の129.00付近となります。


◆最後に、本日の米国経済指標、発表予定をお伝えします。

22:30 USD      12月消費者物価(コア)指数【前月比】
予想  0.20%(0.10%)  前回  0.40%(0.00%) 
 
22:30 USD      1月NY連銀製造業指数
予想  11.25  前回  2.55

23:15 USD      12月鉱工業生産【前月比】 
予想  0.60%  前回  0.80%

23:15 USD      12月設備稼働率
予想  71.80%  前回  71.30%

23:55 USD      1月ミシガン大学消費者信頼感指数
予想  73.80  前回  72.50

今晩は経済指標が目白押しです。

市場予想はまちまちとなっていますが、総体的に悪化したイメージになれば、ユーロも下落基調であることから、流れは円に向きやすいように見えます。クロス円を中心に、円高が急伸する可能性を考慮しておきましょう。
--------------------------------------------------------
以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1400」で視聴できます。右上のForexTV.jpバナーからアクセスいただくか、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています


1月14日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロ円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-01-14 15:44:48 |    -ユーロ円

本日1月14日午前の東京外国為替市場の動きです。

ポンドドルとドル円は前日の地合を引き継いでいますが、ドル円は円高からの調整上昇、ポンドドルは上値拡大を模索といった展開です。一方、ユーロドルは、昨夜の下落を取り戻す展開ですが、基本的には高値圏での揉み合いといった状況です。

今日の通貨フォーカスはユーロ円相場です。

昨日は円安とポンドドルの連高によるユーロドルの上昇で、ユーロ円も上昇し、ワンチャンスの戦略はストップアウトしました。

ユーロは対ドルで上昇していますが、ここ数日間の欧州通貨地合はユーロポンド相場の下落が主流だと考えています。



現在は、ユーロの対ドル調整が、ドル売りユーロ買いとなっていますが、ユーロポンド相場が下値を割れる展開となれば、相対的なユーロ安は明白になると想定し、再度ユーロ円の試し売りを模索します。




11月安値126.86と12月高値134.55の揉み合いを想定しますが、1月高値134.36をレジスタンスに、134前後でユーロを売り、134.70を越えるようなら一旦はストップというイメージです。対ドルでの強さに惑わされないよう、注視したいと思っています。
--------------------------------------------------------
以上、1本前の記事を含めた内容を、動画「FXフラッシュ1400」で視聴できます。右上のForexTV.jpバナーからアクセスいただくか、下記YouTubeで、是非、ご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています


ユーロ、対ポンドでも下落、ドル以外なら売りがトレンドか・・・1月13日「FXフラッシュ1930」

2010-01-13 19:58:33 |    -ユーロ円

次に、今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場です。

ユーロドル相場が底堅く推移する中、ユーロは対ポンドや対スイスで軟調に推移しています。通貨によってはユーロ高へ反転しているものもありますが、それまでの流れはユーロ売りが主流だったように見えます。

ユーロ円はここ暫く、概ね128から138円のレンジ取引となっていますが、日足チャートでは、



134円台にいた2日前から昨日の下落によってストキャスティクスはWトップを作って買われすぎの領域から脱出したように見えます。対ドル以外でのユーロ売りはトレンドと仮定した場合、ユーロの売り場探しが順当に見えます。
現在、雲の中へ入った相場ですが、雲の上限をレジスタンスに転換線までの132.60から80をユーロ売りのゾーンと考え。133円台に乗せるようなら一旦はストップ。目先の下値目標は、雲の下限と基準線が重なる130.80辺りを考えます。

最後に、本日の米国経済指標、発表予定をお伝えします。

21:00 USD    MBA住宅ローン申請件数指数
予想NA   前回   -22.80%

04:00 USD    ベージュブック(米地区連銀経済報告書)

今晩は地区連銀経済報告書、いわゆるベージュブックの内容が公開される予定で、それに先立って朝方から連銀総裁の発言が材料となっています。強気なトーンも見られる半面で、住宅市場の回復が遅れている内容の、悲観的なニュースが入るなど、一時期強まった早期利上げ期待が、随分不透明になってきた印象があります。

先週のMBAローン申請指数は、前回の-10.7%から-22.8%へと大きく減少しており、2週連続して落ち込みが顕著となっています。万が一減少率を強めるようなら、ベージュブックの内容も概ね想像が付き、一層金利先高観が遠のく可能性がありそうです。 
    --------------------------------------------------------
以上の内容は、一本前の内容と共に、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。右上のForexTVjpのバナーから当番組にアクセスいただくか、下記YouTubeでご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています 


ユーロ円相場、レンジの下値圏を目指す可能性も売り急ぎは禁物か-1月6日「FXフラッシュ1930」

2010-01-06 19:45:04 |    -ユーロ円

◆今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場です。

ドル円相場が、先日想定した91.30円で下止まったことで、本格的な円高再開はどうにか踏みとどまりました。相場のテーマがリスク回避の円買いドル買いとなる中、ドル円は売買どちらを行っても大きな差異が無く、揉み合うことが想定されます。
となるとユーロ円やポンド円は、対ドルと同じような動きになる可能性が高まってきました。



ユーロ円相場は、かれこれ半年以上、128円から138円のレンジ相場となっています。
しかし、8月高値を起点とした場合、高値は切り下がり、下値も切り下がっており、下落相場となっています。

雲の上限となる132.65をレジスタンスとし、この水準でユーロを売り、本年4日高値を越えるようなら一旦はストップというイメージです。
目先の下値目標は、雲の下限となる131.55水準ですが、基準線が位置する131.00付近の可能性は充分あるように思えます。

レジスタンスに想定した132.65付近には、週足の基準線が132.78、4時間足の基準線が132.52、時間足の雲下限が132.87から132.70へと下落しており、レジスタンス探しには事欠かない状況です。


◆最後に、本日の米国経済指標、発表予定をお伝えします。

21:00 USD      MBA住宅ローン申請件数指数
予想 NA  前回  -10.70%

21:30 USD      12月チャレンジャー人員削減数【前年比】    
予想 NA  前回  -72.30%

22:15 USD      12月ADP非農業部門雇用者数増減
予想  -75.00K  前回  -169.00K

00:00 USD     12月ISM非製造業指数   
予想  50.50  前回  48.70

04:00 USD      連邦公開市場委員会議事録

週末には雇用統計が控えていますが、本日の指標も、場合によっては波乱含みとなる可能性があります。MBA住宅ローン指数は、前回も大きく悪化しており、継続する内容だと、昨日の悪化した住宅指標を裏付けることになります。また、週末雇用統計の前哨戦ともいえるADP非農業部門雇用者数の市場予想は、大幅な改善が見込まれており、ややリスクが高い発表になるかもしれません。
--------------------------------------------------------
以上の内容は、一本前の内容と共に、動画「FXフラッシュ1930」で視聴できます。右上のForexTVjpのバナーから当番組にアクセスいただくか、お急ぎの方は、下記YouTubeでご覧ください。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています


ユーロ円相場のテクニカル分析と、これからの経済指標(12月08日)

2009-12-08 20:02:16 |    -ユーロ円

次に、今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場をみてゆきましょう。



ドル円相場と歩調を合わせるように、2週間前にはユーロ売りでスパイクした後、先週はドル円上昇に連れて、ユーロ円も強烈な上昇相場となりました。

ユーロ円相場は、今年5月以降概ね129円から138円のレンジ相場になっています。先週も126円台にスパイクしたあと、130円台に戻り、レンジ入りを匂わせました。しかし、今週はユーロ自体の下落もあって、レンジの上限どころか、半ばで折り返しています。

過去のレンジ変動で、大きく下落した後は上限まで届く展開となっていますが、今回の動きを見ると、10月高値からの下落相場が何処まで伸びるか、スパイクした価格帯を試しに向かっているようです。下落時の上値レジスタンスが、下値サポートとして機能している形ですが、ここが突破されると、130円台割れを試す展開が予想されます。

2時間足に目を移すと、



132円が先月末下落の起点になっているように見えることから、132円台から前半でユーロを売り、先ほどのレジスタンスライン割れで積み増すようなイメージです。ストップは今日の高値を越えるところで充分ですが、132.80以上だとより安心できそうです。


最後に、本日の主要な経済指標発表は次のとおりです。

20:00 EUR  独10月鉱工業生産 (MoM)
予想  1.00% 前回  2.70%

20:00 GBP CBI産業受注動向
予想  -42.00 前回  -45.00

今日も重要な経済指標発表は特にありません。
米国時間に入ってカナダの政策金利発表があります。通貨に直接関係ない方々でも、資源国通貨の現状を見極める意味でも、一応チェックしましょう。


23:00 CAD  公定歩合発表    
予想  0.25% 前回  0.25% 

00:00 USD  IBD/TIPP景気楽観指数
予想  50.00 前回  47.90

米国時間では、要人の発言が期待でき、特にオバマ大統領の発言内容が、バーナンキFRB議長の発言とに違いがないかどうか、確認してみましょう。
------------------------------------------------------
以上の内容と、1本前の記事をあわせた内容を、動画番組としてご覧いただけます。
右上のForexTV.jpバナーから「FXフラッシュ1930」をご覧頂くか、下記YouTubeでも視聴いただけます。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています


ユーロ円相場のテクニカル分析と、これからの経済指標(12月02日)

2009-12-02 21:03:34 |    -ユーロ円

今日のテクニカル分析は、ユーロ円相場をみてゆきましょう。



コアなレンジを下抜けたに見えた相場でしたが、長い下ヒゲを作ってスパイクした形となり、反転上昇して再度、レンジの中へ引き戻されてしました。
通常であればレンジの安値圏は積極的に買い、上値圏では積極的に売るのが順当ですが、4匹目のドジョウはいるのでしょうか。

確かに、4月から僅かに切り上がる下値サポートの中にも入り込んでおり、なかなかの底堅さを見せていますが、中期トレンドを一回だけ信用してみようと思います。



10月上値からの下落トレンドに引くことができる、レジスタンスラインを目安に、132.50円辺りのエントリーを考えます。
21日移動平均や週足の転換線と基準線が重なる132.70円前後を最終ラインとし、133円台に乗せるようなら一旦はストップというイメージです。

ドル円も上昇基調となっており、不利な展開に見えますが、ユーロドルが踏みとどまるというイメージを持っています。限度ある資源価格と、通貨には相当な流動性の違いがあり、最後まで金相場についてゆくことはできないと感じています。


◆本日の主要な経済指標発表はご覧のとおりです。

18:30 GBP      建設業PMI
予想  47.00 前回  46.20  
 
19:00 EUR      10月生産者物価指数 (MoM)
予想  0.10% 前回  -0.40%

*藤井財務相会見 (夕方)
*EU財務相会合

欧州時間では、指標よりEU財務相会合より聞こえるコメントには気をつけたいと思います。
IMFとの共同声明ともいえるメッセージが昨日もあり、ユーロの高値警戒感には注意が必要です。


21:00 USD      MBA住宅ローン申請件数指数
予想 NA  前回  -4.50%

22:15 USD      11月ADP非農業部門雇用者数増減
予想  -148.00K 前回  -203.00K

04:00 USD      ベージュブック(米地区連銀経済報告書)

23:30 ガイトナー米財務長官、店頭デリバティブ改革について証言
03:15 ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁、講演

米国時間でも、余程のサプライズがない限り、トレンドを決める発表は期待できそうにありません。ベージュブックは、概ね低金利継続を確認する内容となりそうですが、一応、トーンの違いなどには注意しましょう。
------------------------------------------------------
以上の内容と、1本前の記事をあわせた内容を、動画番組としてご覧いただけます。
右上のForexTV.jpバナーから「FXフラッシュ1930」をご覧頂くか、下記YouTubeでも視聴いただけます。

当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています