昨日のポンド円分析でも振れたように、ここ数日のユーロ円は、ユーロにネガティブな材料が出ても、ユーロクロスにおけるクロス通貨の買いが、クロス円でも買いにつながり、ユーロ円の下落を相殺する役目をしているように見えます。

時間足をみると、2月6日の安値以降、反転気味に推移したあと、10日と11日で作ったWトップをネックを割り込みました。どうにかターゲットは達成したものの、6日安値には届きませんでした。現在は一目均衡表の雲の上に出ており、今後下落する雲がサポートとして機能しやすくなるでしょう。終値ベースで引ける下値サポートラインも、下降する雲の近くに差し掛かっています。

深夜零時以降の雲の上限となる122.50付近をユーロ買いの入り口とし、雲の下限を割れるようなら一旦はストップというイメージです。重要な発表の前は様子見が基本ですが、ワンチャンスを試す戦略です。順調に伸びた際の上値目標は、11,12日の高値圏となる、124円台前半を目論見ます。
◆最後に、今晩の米国経済指標、発表予定をご覧ください。

特に重要な指標ではありませんが、ドルのロングが積み上がっている市場では、弱い指標に対しては、ドル売りを促す材料にされる可能性があるでしょう。
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