菩提寺山の登山口は
いくつもあるのですが
そのひとつのある
石油の里付近の空気の中に
なんとなく
鉄と油を感じるのは
気のせいでしょうか。
約20年前まで
石油を掘っていたそうです。
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新津の石油の里にある
観光物産館に
今まで見たことのない大きさの
地図がありました。
大きい割りに情報が少ないので
写真に撮ると
字がまばらで
とても小さくなってしまいました。
道は正確にトレースされていると
思います。
*
地図の右下に
反時計回りで歩いたときの
所要時間が書いてあり
素直に
その通りに歩くことにしました。
上りは迷わないように
分岐が少なく単純な道を
選びます。
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石油の里ですから
登山口では
遺跡のような鉄の残骸が
映画のセットのように
眺められます。
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何に使ったものか?
犬のようにも見える装置が
仲良く2つ並んでいます。
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石油井戸の装置も
突然時が止まってしまったように
使った状態のまま
錆び付いていました。
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石油の遺跡を通り過ぎると
普通の里山の尾根道になります。
植物は進むにつれ変化し
林の樹木越しに
まわりの山々が控えめに見えます。
35分くらいで
展望台に到着です。
西側に日本海が見えるはず・・・
カメラの決めた明るさでは
風景が真っ白になってしまいました。
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展望台を過ぎると
尾根道は斜度を増し
小さなアップダウンが続くので
心地よい疲労感のはずが
この日は
護摩堂山で
強いウォーミングアップをしたので
オーバーワーク気味です。
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看板の時間通り
1時間で山頂に到着しました。
お世話になったブログにあった
山小屋は在室中のようで
楽しそうな話し声が聞こえました。
ただ
山頂は人影も少なく静かです。
雪のある冬の方が
にぎやかだそうです。
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東側の展望が見事です。
山の形や雪のようすが
わかりやすいように
少しコントラストを上げました。
<五頭山>
会津に向かう谷の
左に五頭山と右に菅名岳
手前には五泉市街が
ゆったりと広がります。
これが
ふもとの家の形が見える身近な山
里山の魅力だと思います。
<飯豊連峰>
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つづく
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