山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

大石山⇒地神山⇒門内岳避難小屋☆地神山・門内岳@新潟百名山№22

2022-10-13 | 〇新潟100名山(下越)
暑さのため大石山で
30分ほど横になって休んだ後
気を取り直して
穏やかな草原のお花畑を
頼母木小屋に向って進みます。


花の種類は2年前と同じなので
省略しますが、道端に
ハクサンフウロ

イワインチン


少し高いところに上がると
地神山までの道と
肩を並べたように感じましたが

近寄ってみれば、まだ
随分高いところにあります。

中央が頼母木山、右が地神山です。
暑さの中、ゆっくりと上り
大石山から1時間で
頼母木小屋に到着です。

(標準タイムは50分)
日陰で休みながら
管理棟の蛇口から流れ続ける
水を頂きました。
おいしい!
永遠に飲み続けられるほど。
飯豊のオアシスの看板に偽りなし。
晴れて、360度の展望は
見飽きることがありません。
堂々たる朳差岳

頼母木山から地神山に至る
緑色の壁

ここまで既に5時間近く歩いているので
弱気になり
管理人さんに、門内小屋まで
どのくらい上りますか?と聞くと
大したことはありません。
頼母木山と地神山を登れば
後は1800mの稜線ですとの答えに
勇気をもらい、重い腰を上げて
当初の予定通り、門内小屋を
目指して歩くことにしました。
まずは、頼母木山への上り

振り返って、

頼母木小屋と朳差岳
15分ほどの上りで
頼母木山(標高1730m)です。

地神山と地神北峰の左に
ようやく飯豊本山が見えました。
地神北峰へは
少し下って上ります。

頼母木山の上りで体が動き始めて
何とか進めそうです。
地神北峰で
丸森尾根からの道が合わさり
あんなに大きく遠く高かった
地神山がすぐ目の前にあります。

左奥の小さなピークは
梶川尾根が合わさる扇ノ地紙です。
頼母木小屋から1:10で
地神山(標高1850m)に到着です。
北側に展望はなく
上ってきた道は見えませんが

行く先の扇ノ地紙の右上に
ようやく、北股岳が現れました。
よく見ると、その右に
門内小屋も見えます。

そのすぐ上が門内岳です。
目的地が見えると
疲れも吹き飛んで
地神山から扇ノ地紙まで30分
扇ノ地紙から胎内山まで15分と
平坦で真っすぐな道を進むと

北股岳と梅花皮岳に挟まれた
吊尾根がだんだん大きく見え
北股岳と梅花皮岳の距離が縮まります。

最初は見えていた大日岳が
北股岳の奥に隠れました。

門内小屋の左下に
テント場が現れると

地神山から1:10で
門内避難小屋に到着です。

つづく


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