小休止したブナの門からは傾斜が緩み
足元まで日差しが入るので
花が増えます。
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満開のシャクナゲや数が少ないイワナシ
その他、
咲き残ったカタクリやエチゴキジムシロ
イワウチワは登山道に沿って咲き
駅伝で応援されている気持ちになります。
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越後の笹が増えてくると
右手の奥まだ彼方に
大源太山が現れました。
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続いて、七ツ小屋山も正面に。
同じく新潟百名山で
大源太山から片道1時間ほどですが
林道通行止めのため
今回は見送りにします。
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ブナの門から40分で
弥助尾根となり、急な上りは終わり、
標高は1200mを超え
残る標高差は400m弱となりました。
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ここからは痩せ尾根を
小さな岩場を超えながら進みます。
土の少ないところでは
冬の過酷な環境のためか
土がめくれたり、割れたりしているので
足の置き場を考えながら進みます。
視線を上げれば、どんどん、
大源太山が近づいてきます。
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両サイドがスキー場のような細い道が
何か所かあって
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高山に来たと思わせる
タテヤマリンドウやキバナノコマノツメ
が咲いていると、道が少し左へ曲がり
唯一の鎖場のある岩場になり
ブナの門から95分かかりました。
岩が大きいので
上りでは鎖を使わなくても進めます。
フィッシュアイレンズで
何枚か撮ってみましたが
あまり怖そうに撮れなかったので
写真は省略します。
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ここから山頂までの最後の上りが
急登で、トレッキングポールをしまい
手も使って登りました。
大源太山山頂です。
ブナの門から110分かかりました。
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山頂は狭いです。
5×20mくらいでしょうか?
高い樹木が全くないので
ここがスキー場の天辺だとしたら
360度どちらにも滑り降りれます。
強い風が吹くと
遮るものがないので恐ろしいです。
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北には巻機山とその右に
大烏帽子山や朝日岳に向かう
上州(群馬県)との県境の稜線です
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南には七ツ小屋山から谷川岳への
谷川連峰の馬蹄形稜線の西側
その奥に、万太郎山から仙ノ倉山への
谷川連峰の西側の稜線。
こちらも上州(群馬県)との県境です。
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歩いてきた道を振り返れば
東京駅から最速70分の越後湯沢の市街、
ゴールド越後湯沢カントリークラブや
岩原スキー場など
豪雪の中でも豊かな自然と遊べるリゾート。
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上り:バス停50⇒旭原登山口110⇒弥助尾根西端70⇒山頂
下り:山頂40⇒弥助尾根西端80⇒旭原登山口40⇒バス停
数字は所要時間(分)
登山口からの上り合計=3:10
登山口までの下り合計=2:00
この日の歩数:23,873歩
トラロープが連続する上りに苦戦し
トラロープが連続する上りに苦戦し
時間をとられました。
弥助尾根は見晴らしも良く
気持ちのいい尾根歩きでした。
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帰りに、バス停のところで
朝、話をした畑の人が見えたので
無事に帰った報告すると
今日歩いた道は
ご家族も開拓に携わったそうで、
山頂に向かって真っすぐに道をつけたので
上りが急登になってしまったとのこと。
この山の登山の歴史はまだ浅いけど
長く続いて欲しいと思います。
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end
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