山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

弥彦山 2013-9① ゲンノショウコ・クルマバハグマ・ミヤマママコナ・ノブキ・ウド・アキノキリンソウ

2013-09-12 | 弥彦山の足跡 9・10月
暑かった8月も終わり
青空たっぷりにして多宝山を撮ってみました。

その奥は角田山と日本海。
弥彦山で2年間に
160種類以上の写真を撮りましたから
目立つきれいな花はほぼ終わり
これからは
地味な花が多くなるでしょう。
そんな花も
美しさが引き出せるような写真が撮れたら
今まで以上の喜びが得られると思います。
ゲンノショウコ
フウロソウ科の多年草
日本全土・台湾・朝鮮半島に広く分布する
下痢止めなどの薬として
効き目が著しいことから
現の証拠と呼ばれている

雪国植物園のものより
随分小さい花が咲いていました。
弥彦山のほうが
厳しい自然環境なのでしょう。
クルマバハグマ
キク科の多年草
本州北東部の山地樹陰に生じる
葉は茎の中間に輪生し車軸状になる

ハグマとは
中国のヤクという動物の毛の生えた尻尾のこと
ミヤマママコナ
ゴマノハグサ科の半寄生植物
花唇に
ご飯つぶのような黄色い二つの突起がある

こんなにいっぱい寄生して
大丈夫なんでしょうか?

ノブキ
キク科の多年草
東アジアの暖帯・温帯に広く分布する
葉が腎臓形でフキに似ている

佃煮にして食べられるようです。
ウド
ウコギ科の大型多年草
北海道から九州まで山野に普通に自生する

春の5月ごろが旬の山菜ですが
花も大輪で美しい。
(再掲載)
アキノキリンソウ
キク科の一年草
山野に普通に自生する
キリンソウに似て黄色い花をつけ
秋に咲くのでこの名がある

9月になって
急に気温が下がりました。
紅葉の混雑の前に
行ってみたいところがあるのですが
雨が多いので
思うようになりません。
end


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