山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

やっと会えるあこがれの 燧ケ岳 日本百名山№22

2012-11-03 | 22燧ケ岳(秋)
10月中旬
国道352号線が開通したので
燧ケ岳に日帰りしました。
標高2356m
関東北部と東北地方で
日光白根山に次ぐ高さです。
尾瀬は3回目です。
山の鼻や牛首から見て
堂々とした山の姿と 
少し変わった頂上付近の形
 遠くから見てもすぐわかる山。
もっと早く来たかったのですが
国道が1年以上通行止めで
開通の事前情報を入手する方法もなく
 いたしかたありません。
最近お気に入りの
kimichanのブログで
開通したことを知りました。
奥只見湖の銀山平付近で
早朝の景色を楽しんだ後
この国道は
奥只見湖の湖面に沿って延々と
曲がりくねっています。
その上に
災害復旧工事が未完了のところも多く

アップダウンも繰り返します。
例えるなら
ミニジェットコースター。
 運転手は曲がりや上下動を
予測できるからまだよいのですが
同乗者はたまりません。
1時間ほどの運転技能講習は
県境を越えるあたりで
突然終わりました。
ご褒美は
畑の向こうに
燧ケ岳のシルエット

待ってましたという感じです。
思わず車を降りて
写真を撮りました。
程なく御池の駐車場に
9:00ちょうどに到着しました。

車は

3分の1くらいの入りだと思います。

紅葉も終わりに近づき

国道の開通も10月になったので

新潟からの車は少ないようです。

ナンバーはほとんど関東方面でした。

バスに乗って沼山峠から入るのが

ガイドブックのお勧めでしたが

最後の最後まで迷って、逆廻りの

熊沢田代経由で直接山頂を目指します。

山頂に早く着きたいの気持ちが

勝ってしまいました。

時間と体力は消費してしまいますが。

駐車場奥の登山口から

9:24出発



里山のような紅葉の道は

すぐに終わり

燧ケ岳山頂の標柱が現れ

それを左に曲がるとすぐに

急な登りが始まります。


樹林帯の中の石や階段の急な登りを

30分で、さっと視界が広がりました。

広沢田代です。


草紅葉の真ん中の木道の両脇には

池塘やハイマツが

目を楽しませてくれます。



思わずたくさんの写真を撮りましたが、

お楽しみはまだまだ続きました。

正面の林を登るのですが

その始まりは凍っていました。


階段が滑ります。


つづく



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