二王子岳に
初めて登ったのは3年前の初夏
まだコンパクトデジカメを使っていた頃で
ブログも始めていなかったので
淡白な写真ばかりでした。
∨
山の紅葉は終わりかけていましたが
晴れて暖かかったので
急に思い立って
出かけることにしました。
∨
日本二百名山で
標高1420.1mにしては
登山道の高低差は1200mもあり
登り応えのある山です。
稲刈りの終わった田んぼ越しに見る
その山容は
福島の東吾妻山のように
ゆったりと広がっているのですが。
∨
家を出るのが遅い時間だったので
駐車場はほぼ満車でした。
登山開始は10:40
杉林の中を緩やかに登る沢沿いの登山道は
聖域に入ったような
ひんやりとした空気に包まれます。
20分ほどで急登が始まり
ほぼ落葉した広葉樹が見えると
このすぐ上が1合目の道標です。
道標はほぼ15~20分ごとに現れ
ペース配分に役立ちます。
∨
急な上りが続く登山道は
進むにつれてブナ林となり
杉の緑から秋色の景色に変わる
コントラストに癒されます。
所々に大きな石があり
2合目のすぐ下の神子石は
上から見ると右向きの亀に見えました。
2合目にも水場があり
山を覆う林が貯水池になっているようです。
早くも
下りてくる人にすれ違います。
∨
一王子神社を過ぎるとすぐ
3合目の避難所・水場があり
登山口からちょうど1時間たったので
休憩することにしました。
∨
最近は
ゆっくりとほとんど休まずに登ることで
疲れがたまるようなので
この日は1時間に5分の小休止を
入れてみることにしたのですが
後続の登山者が来て
話をしていたら
10分休憩になってしまいました。
山で会う人は
よくしゃべる人と
あまりしゃべらない人に
大きく二分されます。
悪い人はいません。
∨
林の中の急な登山道は
さらに続き
独標・定高山と呼ばれる5合目には
休憩できるスペースがありますが
展望はありません。
下山中の2名が
随分疲れたようすで
休んでいらっしゃいました。
∨
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます