尾根道の登山道は
絶好の紅葉には1週間くらい遅く
2週間続いた週末の雨が悔やまれます。
小倉山から百草の池までの道は
比較的平坦で
尾根道のすぐ脇の紅葉も終わっているので
目も体も休めることができます。
正面に見える山頂はやがて前駒に隠れ
百草の池では
その急登だけが目に飛び込んできて
自然に足が止まり
荷物を下ろして休みました。
小倉山から40分です。
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覚悟を決めて急登に取り付くと
脚の筋肉が悲鳴をあげますが
高妻山で学習したのに
この日は消炎鎮痛剤を持ってくるのを
忘れてしまいました。
*
下りてくる方に道を譲ると
ここが一番大変だが
もう少しだから頑張ってと
温かく励ましてもらい
*
途中で振り返ると
百草の池が小さく見えました。
登山道から池までは
草で覆われてまったく見えません。
6年前は草が少なくて
湿地帯であることはわかりました。
小刻みに休憩し40分かけて
前駒に到着です。
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この山を登るのは
晴れた午前中に限ります。
すばらしい山の表情が
午後には雲が出たり逆光だったりして
黒い影につぶれてしまうからです。
*
登山道を進むほどに
魚沼駒ケ岳の山頂と駒の小屋のピークが
やがて重なり
しばらく山頂は見えなくなりました。
足元は幅が広い岩場になって
ロープも鎖もないため
慎重に登ります。
岩に赤いペイントがあり
登山路は明瞭です。
この写真の中央を下から上がり
その後右上を目指します。
ここも小刻みに休む所を選びながら
進んだので
駒の小屋まで40分かかりました。
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駒の小屋到着は11:30。
10名以上の方が休んで昼食タイムでした。
登山口からトータルで4時間は
前回と比べて少し延びています。
そして
疲労が限界に達し
この写真を撮ってから
木のベンチにバッタリ
横になって休みました。
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最終話:山頂の往復
つづく
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