山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

三俣蓮華岳・双六岳・双六小屋@昭和3X年の旅

2021-01-24 | 昭和時代の記録
深田久弥さんの
日本百名山より
初め鷲羽岳とは今の三ツ俣蓮華岳を指していた。
そこは三国の御境目であったから、名前の存したのは当然だろう。
ところが文政の頃の記録に、この鷲羽岳の東北方にある顕著な一峰に
東鷲羽岳の名が現れた。現在の鷲羽岳はその東鷲羽岳である。
3つの都道府県を分ける地点を三国境といい、
日本百名山の山頂では
雲取山・甲武信ヶ岳が該当します。
三俣蓮華岳は現在も3県の境にあり
長野県・富山県・岐阜県を分けています。

三俣蓮華岳より北(富山県方向)には
写真右の祖父岳とその左に雲ノ平

南には三俣蓮華岳より13m背の高い丸山

丸山から双六岳は長野と岐阜の県境です。
南東には北アルプスの灯台
槍ヶ岳

ケルン

丸山より6m高い双六岳へ
進んで振り返ると

左の丸山・奥に黒岳・右に鷲羽岳の
美しいトライアングル。
進行方向が東に変わり
登山者がネットでよく紹介している
この辺りでは珍しい平坦な道と槍ヶ岳

ハイキングみたいな登山道

樅沢岳との鞍部にある双六小屋から
双六池越しの笠ヶ岳

テントが3張と10名ほどのパーティーが
写っています。
少しアップにした
弓折岳・抜戸岳・笠ヶ岳

このシリーズ唯一の山小屋の写真
樅沢岳方向に進み、見下ろす双六小屋

テント場の近くからの写真が多い
気がしますので、この旅は
テント泊による縦走だと推測します。
つづく


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