眼洗清水から切合小屋までは
標準タイム2:30の
約300mの上りになります。
林で視界が覆われるところもありますが
長続きはしません。
*
左に、飯豊連峰の南端・三国岳からの
稜線が伸びています。
目を凝らすと、一番左のピークに
三国岳避難小屋も見えました。
*
右の木の枝の間から、
視点が動いているために、先ほどより
飯豊本山と草履塚が近寄っているのが
わかります。
この辺りは厳しい冬のせいか
枝ぶりがみごとなダケカンバが
連なっていました。
*
眼洗い清水から40分で
御坪を通過します。
古めかしい祠があり
地名の由来が気になりましたが
わかりませんでした。
そのすぐ先で
久しぶりに主稜線の全貌が拝めました。
*
眼洗い清水から1時間で
御沢の別れという分岐となり
左に進むと少しきつい上りになりました。
*
15分ほど登ると再び、展望が開けて
飯豊本山と草履塚が近づき
変化のある足元に注意しながら
青空に生えるダケカンバ
爽やかな気候の中で
歩くごとに変化する風景を
楽しみました。
*
切合小屋の方へトラバースするように
坂が緩むと、小川をまたぎます。
水辺には
紫色のリンドウが咲いています。
ミヤマリンドウでした。
イイデリンドウは、
また今度来た時のお楽しみにとっておきます。
∨
さっきから
空と雲が真っ二つに分かれ
紅葉の始まりがあり
大日杉分岐の標柱を右に折れると
白い土を踏んで行けば
切合小屋に到着です。
*
300mを2時間で上り
登山口からは5:20は
予想よりかなり早いペースでした。
気温は25℃。
水もあまり消費していませんが
ここは小屋のすぐ脇に水場があり
満タンに補充しました。
*
ガイドブックでは
メインルートではありませんが
歩きやすい道と
飯豊本山を左に回り込むように登る
このルートはお気に入りになり、
きっとまた登りにきます。
∨
つづく