山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

ワリモ岳・鷲羽岳・三俣山荘付近@昭和3X年の旅

2021-01-18 | 昭和時代の記録
これは?と思う小説を
図書館で予約して読むことが
雪の新潟では特に、冬の楽しみであります。
昨年夏に予約した本を
ようやく手にすることができました。
線は、僕を描く
砥上裕將さんの書いた小説で
魅力的な登場人物が
生き生きと描かれていて
あっという間に読み終えてしまいました。
ここのところ
色のない写真の整理が続き
水墨画の世界と気持ちが同調する環境が
整っていたのかもしれません。
山での時間は限定されるので
感動の写真を撮るための
最高の時間を待ち続けるには
万全の準備と少しの幸運が必要です。
移り変わる自然と向かい合い
感動を見落とさないセンサーを
磨き続けたいものです。
黒岳(水晶岳)から1時間半で
ワリモ岳です。

板状節理が発達した安山岩が特徴的。
安山岩とは
マグマが地表付近で急速に冷えた火成岩である

ワリモ岳からの鷲羽岳
羽を広げた鷲を<横>から眺めている。

鷲羽岳山頂からの鷲羽池

深田久弥さんの日本百名山によれば
この火口湖は昔「竜池」と呼ばれ
山の名前もそこから
竜池ヶ岳だったそうです。
鷲羽岳と同じ袋に入っていた
斜面の写真


特徴のある山がないと
場所の特定は困難です。

三俣山荘付近からの槍ヶ岳

つづく