苗場山は神楽ケ峰が遮って
街道から見ることができません。
股スリ岩から程なく
神楽ケ峰(8合目)に到着し。
ようやく苗場山の山頂が見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/96/3f2267850aedc1552d08d3ccb2d1456d.jpg)
冬には白く輝いて見える雪も
この日は
初雪から日数を経て
土が混ざってしまい
純白の雪という訳にはいきません。
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富士見坂を下り
雷清水から雲尾坂を見上げ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/83/f20eeddc35c3552f12ac986976d39587.jpg)
お花畑
9合目(鞍部)と進めば
最後の急登=雲尾坂です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/4d/66f08e6089c4aa2856a8c0f3cd9c83ed.jpg)
誰が名付けたのか
何が雲で、
何に見立てて「尾」なのか
趣があり印象に残る名前です。
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ここまで登山道は
木道や木製階段で
登りやすくなっていましたが
雲尾坂は
雪が凍って緊張が続き
鎖やロープの助けもありません。
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念のために持ってきた
アイススパイクは
2年前に買ったものです。
アイゼンよりかなり軽量で
踏み固められた雪が凍っているときに
足元がかなり安定します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/13/b31275724a9e076d7dae6b300eb37192.jpg)
今回使用した後、残念ながら
スパイクが2つ外れたので
新しいものを買わなければなりませんが
2シーズン使用しましたから
価格と性能に不満はありません。
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雲尾坂の真下から仰ぎ見ると
坂の中央にある2つのコブが
重なり合って見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/58/7e8b814ebe6eaafceb77176ccb9c769b.jpg)
初めは右方向の階段を上り
半分ほどの高さを稼ぐと
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/6b/a9db9b49212a85eba08caa251e62ed09.jpg)
雲尾坂の中ほどにある
尾根にある1つ目のコブから
神楽ヶ峰を振り返り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/81/ec671d457fe6497ca139f0f6d2a1956f.jpg)
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進む道は2つ目のコブへ
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2つ目のコブから
下を覗きこむと
1つ目のコブが
だいぶ下に見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/78/41e6a26744b5af584c99b9607b440a4e.jpg)
高度感があり
じっとしていると
クラクラします。
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行く道は
人ひとりの幅しかありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/39/d7cb9bdb5f3fbc9846c1067865f8780a.jpg)
雪の残る道を慎重に登ると
雲尾坂は突然
平坦な木道に変わりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d6/c3c4bba289208d04f0843a1f5adfaf06.jpg)
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最終回につづく