和田小屋からゲレンデを横切り
登山道に入ると北斜面になり
空気がひんやりとして
足元は霜で滑りやすく
自分が動くことで向ってくる
空気が冷たいので
ときどき止まって休みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/82/54f8c7aa4b50ee300f3704e3094564b7.jpg)
緑の葉も白くデコレートされ
冷凍庫に入ったようです。
樹々の間から魚沼の里が見えると
まだ霧に覆われていました。
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緑の葉が茂っていれば
普通に通り過ぎるはずの
日が当る斜面には
ダケカンバの白い幹や枝が
血管のように広がり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4c/84bb1d38d9da1673a84e254654b9b85c.jpg)
1ヶ月前には
朝日に映える黄色い紅葉が
登山者を楽しませたことでしょう。
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現在地を示す標柱はまだ新しく
わかりやすい所にあります。
6合・7合・8合9合の他に
6合半とか7合半とか
小さく刻んでありましたが
この道は
下ノ芝・中ノ芝・上ノ芝と
わかりやすい休憩地があるので
頼りにする必要は感じません。
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下ノ芝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/3f/448095c215ae68b035eade72599f263d.jpg)
傾斜した小さな草地です。
板敷きでベンチのある
広い休憩スペースがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b0/2e4f220086e38eafe6111ae65e1341e3.jpg)
登山口から1時間20分くらいですので
ちょうどいい休憩地ですが
展望はほとんどありません。
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中ノ芝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/45/55cabca4b617e380f8cae836a3a2f24a.jpg)
下ノ芝から樹林帯を30分ほどで
笹が広がる斜面が現れ
展望のよい場所に
板敷きのスペースが設けられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c5/1f85d1e3ac6dfdb5a67181174c0741f7.jpg)
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快晴の朝での絶好の展望は
カメラもしっかり解像してくれました。
<北>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fa/ee2a398ac697b352617e7047df926c21.jpg)
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<東>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/5c/9da7d68dc856e1dccf03a6aad20a857f.jpg)
白毛門から平標山までの
横から見たS字形が
きれいに見えています。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/de/92b3876a6f193b434ca9e85e9d044567.jpg)
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上ノ芝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/3b/a50f57caa66c7b7af251a6629247f223.jpg)
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帰りの上ノ芝より
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/e3/a0cfa810f5629c708080718edbe7ce17.jpg)
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日陰に雪が残る木道も
傾斜が緩やかとなり
最初のピークが近づいてきました。
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股スリ岩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/25/517269c3e3a2195969dd0d6d09ea003e.jpg)
5年前は階段がなくて
皆さんが岩にまたがって通ったので
小さな渋滞になっていました。
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正面に見えるピークが
神楽ケ峰だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d8/eeefe1699bd81bf77328672398f4d727.jpg)
今はりっぱな階段ができて
名前だけが残りました。
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つづく。