山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

弥彦山 2014-5☆ヒメハギ・ツリバナ・ガクウラジロヨウラク

2014-05-23 | 弥彦山の足跡 5月
珍しい花の情報があったので
季節は5月中旬
咲く場所もある程度理解できて
花を撮りに
また弥彦山へ出かけました。
山の散策にはよい気候となり
家族連れの子供の大きな声が響き
もうひとつの
にぎやかな季節がやって来ました。
越後平野は田植えも終わり
遠くに雲はありますが
粟ケ岳・守門岳
佐渡ケ島も
くっきり見えました。

*

秋に赤い実を紹介した
ツリバナ
ニシキギ科の落葉低木
日本原産

赤い実の大きさと比べると
随分小さな花ですが
白い花がたくさん咲いて
目立ちます。

ガクウラジロヨウラク
ツツジ科の落葉低木

ウラジロヨウラクのガクが
長くなった変種で
本州中部以北の日本海側に分布する
ユキザサ
ユリ科の多年草

白い小さな花にピントが合わせにくく
以前の写真より
はっきり撮れたので
再掲載します。
最後に今回の目的の花
ヒメハギ
ヒメハギ科の常緑多年草
アジアの温帯から熱帯に広く分布する
山野の日当たりの良い草地に普通に見られる

昨年岩原スキー場で見たヒメハギは
高さ20cm以上で
花も大きかったのですが
弥彦山では
高さ10cm以下の小さい個体しかなくて
花も小さく
ミニチュアの花畑のようでした。
咲いてる場所が判りやすくて
予測していたので発見できました。
花は
飛んでいる鳥のように
力強い形です。

end