山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

慈光寺☆越後白山@新潟百名山№15

2014-05-05 | 〇新潟100名山(下越)
昨年の春
越後百山の
日本国と五頭山に登りました。
ちゃんと数えたら
知らないうちに
越後百山は20座まで
数を伸ばしていました。
<タイトルの№15は日本百名山を除いています>
もちろん
日本百名山や二百名山・三百名山と
掛け持ちの山もありますから。
近いところから選んだつもりが
21座目の移動距離は割と長く
登山口は旧村松町
今は合併して五泉市となりました。
登るのは
白山
標高1012.4m
今年初めての1000m級です。
本当の山の名前は
ただの白山ですが
加賀の白山が有名なので
越後白山と称することにします。
長岡からは
家の屋根を横から見たような
ずんぐりとした山容で
あまり魅力的ではありませんが
三条市からまわり込み
田上から村松へ抜ける峠を越えると
越後白山は
田植え真っ最中の田んぼの向こうに
三角のお顔を見せてくれます。

思わず車を止めて
何枚も写真を撮りました。
村松の市街を抜けると
慈光寺目指して行けば
真正面が越後白山です。

山の全景が見えなくなる手前で
写真を撮りましたが
新潟日報のガイドブックと
まったく同じ場所になりました。
登山口は慈光寺の境内の奥ですが
その手前の
黄金の里会館前の駐車場で
車を止めます。
トイレをお借りして

正面が黄金の里会館で
慈光寺へは左の橋を渡ります。
歩いて10分ほどの距離を
樹齢300~500年の杉並木の
参道を進みます。

所々にお地蔵様が祭られていて
川の流れをさかのぼるように
進みます。

この日は
快晴というには白さの残る空ですが
杉並木の落ちる木漏れ日は
観光に来られた皆さんを
やさしく包んでいました。
やがて
大きな建物が木立の中に現れ
華やかに彩られた花が
出迎えてくれました。

新緑に映える
春もみじに誘われるように
門をくぐります。

門には四天王が祭られていて
覗いてみると
強くて怖そうな守護神でした。

正面の本堂に向かって
真ん中を外して
石畳の道が伸びています。

何かの意図を感じますが
曹洞宗(禅宗)には詳しくないので
理由はわかりません。
お参りをして
登山口に向かいます。
案内板が3つありました。

そのうち2つがボケてしまい
使い慣れているカメラなのに
珍しいことがあるものです。
唯一撮れたのは
大蛇伝説の説明でした。

新潟市内の白山神社と
この越後白山の関係が
よくわかりました。
つづく