昨年の春
越後百山の
日本国と五頭山に登りました。
ちゃんと数えたら
知らないうちに
越後百山は20座まで
数を伸ばしていました。
<タイトルの№15は日本百名山を除いています>
もちろん
日本百名山や二百名山・三百名山と
掛け持ちの山もありますから。
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近いところから選んだつもりが
21座目の移動距離は割と長く
登山口は旧村松町
今は合併して五泉市となりました。
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登るのは
白山
標高1012.4m
今年初めての1000m級です。
本当の山の名前は
ただの白山ですが
加賀の白山が有名なので
越後白山と称することにします。
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長岡からは
家の屋根を横から見たような
ずんぐりとした山容で
あまり魅力的ではありませんが
三条市からまわり込み
田上から村松へ抜ける峠を越えると
越後白山は
田植え真っ最中の田んぼの向こうに
三角のお顔を見せてくれます。
思わず車を止めて
何枚も写真を撮りました。
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村松の市街を抜けると
慈光寺目指して行けば
真正面が越後白山です。
山の全景が見えなくなる手前で
写真を撮りましたが
新潟日報のガイドブックと
まったく同じ場所になりました。
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登山口は慈光寺の境内の奥ですが
その手前の
黄金の里会館前の駐車場で
車を止めます。
トイレをお借りして
正面が黄金の里会館で
慈光寺へは左の橋を渡ります。
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歩いて10分ほどの距離を
樹齢300~500年の杉並木の
参道を進みます。
所々にお地蔵様が祭られていて
川の流れをさかのぼるように
進みます。
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この日は
快晴というには白さの残る空ですが
杉並木の落ちる木漏れ日は
観光に来られた皆さんを
やさしく包んでいました。
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やがて
大きな建物が木立の中に現れ
華やかに彩られた花が
出迎えてくれました。
新緑に映える
春もみじに誘われるように
門をくぐります。
門には四天王が祭られていて
覗いてみると
強くて怖そうな守護神でした。
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正面の本堂に向かって
真ん中を外して
石畳の道が伸びています。
何かの意図を感じますが
曹洞宗(禅宗)には詳しくないので
理由はわかりません。
お参りをして
登山口に向かいます。
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案内板が3つありました。
そのうち2つがボケてしまい
使い慣れているカメラなのに
珍しいことがあるものです。
唯一撮れたのは
大蛇伝説の説明でした。
新潟市内の白山神社と
この越後白山の関係が
よくわかりました。
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つづく