揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>
伊吹山の山頂からは
自由行動になったのですが、雲が出て、
関ヶ原などの展望が望めないため
1時間かかる東登山道には行かず
どう切り取っても絵になる山頂で
ゆっくり花を撮ることにしました。
∨
黄色系
*
キバナノレンリソウ
マメ科の多年草
伊吹山の固有種
ヨーロッパ原産の帰化植物
*
メタカラコウ
キク科の多年草
本州・九州・中国南部・台湾に分布する
高原や山地の草地に生える
まだ咲き始めで数も少なかった。
この花の周りに広がる草は全部
シモツケソウだと思います。
花が咲けば見事なピンク色の山。
*
キバナノカワラマツバ
アカネ科の多年草
日本及び東アジアに分布する
山地や草地に生える
*
キンバイソウ
キンポウゲ科の多年草
本州中部と伊吹山に分布する
花弁のように見えるのは萼片で
雄しべのようにみえるのが花弁である
*
*
キンポウゲ(ウマノアシガタ)
キンポウゲ科の多年草
ありふれた花ですが、種類も多く
茎がほとんど無毛のものを
イブキキンポウゲと呼ぶ。
これはどっちでしょうか?
*
キジムシロ
バラ科の多年草
日本及び朝鮮に分布する
アップの写真しかなくて判別不能ですが
伊吹山ではツルキジムシロが多いようなので
これもそうかもしれませn。
*
キリンソウ
ベンケイソウ科の多年草
日本及び東アジアに分布する
山地の岩場や林の縁に生える
<画像省略>
∨
白系
イブキトラノオ
タデ科の多年草
北海道から九州の山地に分布する
日当たりのよい草地に群生する
伊吹山が居心地よさそうに
揺らいでいました。
*
イワアカバナ
アカバナ科の多年草
日本・朝鮮・中国・ロシアに分布する
山地の草地や岩場に生える
雄しべが球状である
*
シシウド
セリ科の多年草
本州から九州の日当たりのよい山地に生える
ここではシシウドも仲良く
かたまって咲いていました。
*
カラマツソウ
キンポウゲ科の多年草
北海道から九州に分布する
日当たりのよい草地・林の縁・高原に生える
<画像省略>
∨
十分な観察時間がなくて
判別がむずかしい花ばかりでしたが
楽しく悩ましい2時間半でした。
『霧ケ峰』に似て
『伊吹山』も遊ぶ山の代表です。
end
2017年の厳しい冬を超えて
今年の花は遅れぎみのようですが
山頂から駐車場方向を見下ろすと
随分たくさんの花が咲いていました。
名前にイブキの名が付く花も多く
植物に関する研究の歴史を感じます。
∨
赤系
*
アザミ
キク科の多年草
ひと目で千本以上、じゅうたんのように
咲いていました。
*
伊吹山には5種類のアザミが咲くそうですが
これはミヤマコアザミかもしれません。
アザミの識別はむずかしいです。
*
*
イブキジャコウソウ
シソ科の小低木
日本・朝鮮・中国・ヒマラヤに分布する
日当たりのよい山の岩場や草地に生える
まとまって咲いているのは初めて見ました。
*
カワラナデシコ
ナデシコ科の多年草
日本・朝鮮・中国・台湾に分布する
山野の草地に生える
この花を見つけると、つい
雌しべがクルクルとカールしているか
確認してしまいます。
*
シモツケソウ
バラ科の多年草
関東から九州に分布する
山地や草地・林の縁などに生える
伊吹山がピンク色に染まるのは
8月になってからでしょう。
*
イブキフウロ
フウロ草科の多年草
本州中部と伊吹山に分布する
この1輪だけやっと見つけました。
花弁の先が割れていないハクサンフウロの方が
多く見られました。
∨
青・紫系
*
クガイソウ
オオバコ科の多年草
本州の近畿地方以東に分布する
山地や草地・林の縁などに生える
見るとほとんどがクガイソウで
よく似たルリトラノオは撮れませんでした。
*
クサフジ
マメ科の多年草
北海道・本州・九州に分布する
マメ科で、名前にイブキのつく花の
イブキノエンドウは見つけられませんでした。
*
ウツボグサ
シソ科の多年草
日本各地・東アジアに広く分布する
<画像省略>
∨
つづく
白山の9月の花
*
黄色系
*
ミヤマアキノキリンソウ
*
キツリフネ
*
キオン
*
ミヤマコウゾリナ
*
ミヤマキンポウゲ
∨
白系
*
サラシナショウマ
*
カニコウモリ
*
コゴメグサ
*
センジュガンピ
*
ハクサンボウフウ
*
ヤマハハコ
*
イワツメクサ
*
○○ハタザオ
花はハタザオ風ですが
まだ小さい個体のため
イワ・ミヤマ・フジ・ハクサン・・・のいずれか
判別できません。
*
イブキトラノオ
∨
クロユリの花の後
*
夏の終わりにもかかわらず
たくさんの花が残っていてくれたことを
うれしく思いました。
花の名山に間違いありません。
∨
end
お池めぐりから室堂に戻り、
後はのんびり疲れを癒しました。
山小屋泊まりのときは荷物が重いため
筋肉痛が出るはずですが
休憩の度に消炎鎮痛スプレーで予防したので
脚は快調でした。
*
夜のトイレに行かないで済むように
夕食はアルコールを我慢して
風があって寒かったけれど
外で夕焼けを眺めました。
宿泊客は
寝室の下の段だけを使う程度の人数だったので
自主的に上の段で寝ることにし
ゆっくり休むことができました。
*
夕方の室堂ビジターセンター
この日の歩数18353歩
∨
翌日は
暗いうちに山頂を目指す方も
いらっしゃいましたが
窓の外は霧で見えません。
後で確認したらやはり
御来光は拝めなかったようです。
*
電車の切符みたいな朝食券を失くし
再発行はしないそうなので
きのうの残りのおにぎりを食べ
上った道を引き返すことにしました。
*
ヤマハハコと弥陀ヶ原
ここから下は霧がなかったので
傘雲の状態だったのだと思います。
∨
別当出合
室堂からの下りは2:30
標準タイムどおりです。
この日の歩数13176歩
*
下山後の道の駅で残暑の中
恒例の
豆乳ソフトクリームをいただきました。
∨
花編
*
赤系
ハクサンフウロ
数輪のうち一番元気だったもの
*
タカネナデシコ
こちらも数輪の中で選択
*
カライトソウ
まとまって咲いていました。
*
アザミ(つぼみ)
∨
青系
ノコンギク
*
ヤマハッカ
*
アキギリ
*
ハクサントリカブト
*
ミソガワソウ
*
イワギキョウ
*
ミヤマリンドウ
∨
9月の花2につづく
八方尾根に咲く花を
色系統別に掲載します。
低山に咲く花・小蓮華山に咲いていた花は
名前のみとし、
たくさん咲いていたものを前に
数が少なかったものを後に
並べてみました。
∨
∨
オヤマソバ
タデ科の多年草
本州中部以北・北海道に分布し
高山の砂礫地に小群落をつくる
タデ科の中では
葉柄がほとんどないのが特徴である
*
ミヤマコゴメグサ
ゴマノハグサ科の1年草
本州の近畿から東北地方の高山の草地に生える
高さ5~20cm
*
ミヤマトウキ?
セリ科の多年草
セリ科の花は判別がむずかしく
自信はありません。
*
イワショウブ
ユリ科の多年草
日本固有種で
本州中部以北の湿原などの湿気の多い場所に育つ
葉がショウブに似ている
*
イワシモツケ
バラ科の落葉低木
近畿以東の本州に分布し
山地の岩場に生える
高さ1~2m
マルバシモツケに似るが
この葉は全縁に近く
鋸歯は葉の先端のみである
*
クモマミミナグサ
ナデシコ科の多年草
日本固有種で
北アルプスの北部に分布する
高さ10~20cm
花弁が2裂し、ハート型になっている
*
ミヤマホツツジ
ツツジ科の落葉低木
日本固有種で
北海道・本州の高山に生える
雌しべが花の外に飛び出して
弓状にそり返っている
*
ミヤマダイモンジソウ
ユキノシタ科の多年草
日本固有種で
本州中部以北・北海道の
高山の岩場や草地に生える
高さ5~30cm
ダイモンジソウほど
下2枚の花弁が長くならない
*
ミヤマウイキョウ
セリ科の多年草
北海道・本州から四国に分布し
高山の砂礫地や岩場に生える
高さ50cm前後
葉がこんもりと茂るのが特徴である
*
ハッポウウスユキソウ
キク科の多年草
八方尾根の固有種である
高さ10cm
ミネウスユキソウに似るが
葉が細く斜め上を向くのが特徴である
*
ウメバチソウ(掲載済)
シロバナニガナ
チングルマ(花穂)
ヤマハハコ
イワイチョウ
ミヤマカラマツ
ゴゼンタチバナ
ミネウスユキソウ
∨
なかなか進まないほど
登山道には
たくさんの数と種類の花が咲いていました。
紹介した数は50種以上になり
花好きにはたまらない山だと思います。
撮り直す余裕もなく
一発勝負の写真ばかりでしたが
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
*
(りんごのソフトクリーム)
白馬八方尾根スキー場にて
end
八方尾根に咲く花を
色系統別に掲載します。
低山に咲く花・小蓮華山に咲いていた花は
名前のみとし、
たくさん咲いていたものを前に
数が少なかったものを後に
並べてみました。
∨
∨
シナノオトギリ
ミヤマオトギリともいう
オトギリソウ科の多年草
本州中部に分布し
高山の砂礫地や草地に生える
高さ10~30cm
葉の縁に黒点が並ぶのが特徴である
*
エゾシオガマ
ゴマノハグサ科の半寄生の多年草
本州中部以北・北海道に分布し
高山の日当たりのよい草地に生える
高さ20~50cm
ねじれた花の形は
蜂に対するサービスだとか?
*
ミヤマキンポウゲ
キンポウゲ科の多年草
北海道・本州中北部の高山の草原に群生する
写真1枚では判別がむずかしい
黄色い花です。
*
ミヤマタンポポ
キク科の多年草
白山から北アルプスに分布する
高山の砂礫地や草地に生える
高さ30cm
普通のタンポポとの違いがよくわかりません。
花はほとんど終わっていました。
*
ウサギギク
キク科の多年草
高原の草地に生える
高さ12~25cm
春の雪解けとともに2枚の葉が急速に伸び
その様子が耳をそばだてるウサギに似ているので
この名がある
*
キンコウカ
ユリ科の多年草
本州中部以北の山中で多湿の草原に群生する
高さ20~35cm
花が黄金のように輝くのでついた名前である
*
キバナノカワラマツバ
アカネ科の多年草
日本・東アジアに分布し
高山の日当たりのよい草地に生える
高さ30~80cm
松葉のような細い葉と小さな淡い黄色の花から
可憐な印象である。
*
トウヤクリンドウ
リンドウ科の多年草
クモイリンドウともいう
北半球の寒帯に広く分布し
日本では本州中部以北の高山に生える
薬用にされたのでトウヤクの名がある
青や紫でないリンドウは初めてです。
*
ハクサンオミナエシ
オミナエシ科の多年草
コキンレイカともいう
本州の北陸・東北地方に分布し
高山や山地の岩場などに自生する
高さ20~60cm
ハクサンオミナエシの方が
花の印象に近い名前の気がします。
*
その他に
ヤマブキショウマ
アオノツガザクラ
ミヤマアキノキリンソウ
∨
白色につづく
八方尾根に咲く花を
色系統別に掲載します。
低山に咲く花・小蓮華山に咲いていた花は
名前のみとし、
たくさん咲いていたものを前に
数が少なかったものを後に
並べてみました。
∨
ハクサンシャジン(白もあり)
キキョウ科の多年草
タカネツリガネニンジンともいい
ツリガネニンジンよりも大きく
花の数も多い
高山型変種である
高さ50~80cm
*
タテヤマウツボグサ
シソ科の多年草
亜高山帯の草地に生える
ウツボグサに比べて
花が大きく、葉柄がない。
花が大きくて
青い色が濃いので目立ちます。
*
タカネマツムシソウ
ミヤママツムシソウともいう
マツムシソウ科の1~2年草
日本固有種で
本州中部以北・四国地方に分布する
高山の草地に生える
マツムシソウより丈が低く
大きな花が咲く
*
オヤマリンドウ
リンドウ科の多年草
日本固有種で本州中部以北に分布し
亜高山・高山の草地や林の縁に生える
花はほとんど開かない
*
ミヤマリンドウ
リンドウ科の多年草
本州中部以北・北海道の高山の湿地に生える
高さ5~10cm
タテヤマリンドウに似るが
茎につく小葉が開くので区別できる
*
ミヤマクワガタ
ゴマノハグサ科の多年草
日本固有種で
本州中部の高山に分布し砂礫地に生える
高さ10~25cm
果実のV字型のガク片から
武将の兜の飾りである鍬形(くわがた)
の名がついた
*
イワギキョウ
キキョウ科の多年草
周極地方の寒帯と高山帯に分布する
日本では北海道と本州中部の高山帯に見られる
高さ10cm
チシマギキョウに似るが
花冠内部に白い毛がなくて
ガク片が細く、ふちに鋸歯がある
寒冷地の花らしく背が低いのに
花が不釣合いに大きいので
何となくユーモラスです。
*
ハッポウタカネセンブリ
リンドウ科の1~2年草
北アルプスのタカネセンブリの変種で
八方尾根固有種
高さ10~40cm
たくさん生えているようだが
丈が低くて花も小さいので
目立たない。
時期が少し早いのか
咲いている花よりつぼみの方が
圧倒的に多かったけれど
薄紫色の花が美しく
一番印象に残りました。
*
その他に
ギボウシ
クガイソウ
トリカブト
∨
黄・緑色につづく
八方尾根に咲く花は今までで一番
種類が多いので
色系統別に掲載します。
低山に咲く花・小蓮華山に咲いていた花は
名前のみとし、
たくさん咲いていたものを前に
数が少なかったものを後に
並べてみました。
登山道には
樹名の案内板が多く配置され
名前を覚えるのに助かりました。
∨
<赤>
ワレモコウ(吾亦紅)
バラ科の多年草
北海道から九州・東アジア・ヨーロッパに広く分布し
日当たりのよい山地の草地に生える
高さ1m前後
花はひとつに見えるが集合花である
名前のいわれは
神様に忘れられて「われも紅なり」と
自分で言ったとか?・・・
カライトソウとの雑種である
ハッポウワレモコウという固有種も
あるらしいのですが
判別できませんでした。
*
カライトソウ
バラ科の多年草
日本中部の高山に分布する
高さ30cm~1m
唐糸とは唐から渡来した絹糸のことで
糸状のおしべを例えたものである
たくさん咲いていたのですが
きれいな色の花を探している内に
他の花に気をとられて
こんな写真しかありませんでした。
*
タムラソウ
キク科の多年草
北海道を除く日本各地と朝鮮半島南部に分布する
山地の草原などに生える
高さ1m以上
一般的な花ですが
この写真は背景の雰囲気が気に入りました。
*
ミヤマママコナ
ゴマノハグサ科の半寄生植物
ママコナの高山型の変種
高さ20~50cm
ママコナの名の由来である
花の下唇の斑点が白い
*
イブキジャコウソウ
シソ科の小低木で草のようにも見える
高山や日当たりのよい岩地
時には海岸にも生える
高さ10cmくらい
*
ヨツバシオガマ
ゴマノハグサ科の多年草
本州中部以北と北海道の高山帯の草地に生える
高さ20~60cm
名前も花の形も不思議な花です。
*
ハッポウアザミ
キク科の多年草
タテヤマアザミの変種で八方尾根の固有種である
花は茎頂か枝先に1個下向きにつける
高さ40~70cm
重厚な色のトゲが花を引き立てている
*
ハクサンフウロ
フウロソウ科の多年草
本州中・北部の日当たりのよい草地に
しばしば群落をつくって生える
高さ30~80cm
近寄れなかったので
鮮明に撮れませんでした。
今までに見たものと比べると
花びらが丸っこいようです。
*
その他に
シモツケソウ
ヤマホタルブクロ(白もあり)
ミヤマアズマギク
コオニユリ
コマクサ
タカネヤハズハハコ
∨
青・紫につづく
那須岳の花
雨だったので当たり前ですが
どの花も濡れていました。
梅雨に咲く花は
雨の日の登山の象徴のように
どこに行っても濡れています。
∨
登山口周辺にて
*
ベニウツギ(タニウツギ)
タニウツギの変種
他の場所にはピンク色の
タニウツギがほとんどでした。
その足元にはムラサキツメクサが
多く咲いていました。
∨
林に入ると
*
マルバシモツケ
バラ科の落葉低木
本州中北部から北海道に分布する
葉が丸く厚みがあり
細かな葉脈があるのが特徴
*
他の山でもよく見かける
マイヅルソウ
略
ウラジロヨウラク
花より水滴の方がいい雰囲気です。
(調査中)
花の雰囲気は
ヒメイチゲかミヤマカタバミですが
葉の形が違います。
∨
樹木が途切れると
*
ウラジロタデ
タデ科の多年草
本州中部以北の高山の砂礫地に生える
雌雄同種で両性花が開く
葉の裏面に白色の軟毛が密生する
*
他の山でもよく見かける
アカモノ
ネバリノギラン
略
∨
峰の茶屋跡避難小屋を過ぎ
稜線と清水平まで
*
イワカガミ
イワウメ科の多年草
イワカガミとコイワガミの違いは
大きさだけでそれも連続しているので
区別できない
白花で鋸葉の少ないヒメイワカガミもある
これは白花ですがヒメイワカガミかどうか
確認できませんでした。
登山道脇に
赤・白・ピンクと咲き競っていました。
*
ハイマツの雄花
マツ科の常緑低木
本州中部~北海道の高山帯、東アジアの寒帯に
広く分布する
雄花は新枝の側面に、雌花は枝先につく
松の葉の緑の中にあるので
独特の色が目に付きます。
*
ミツバオウレン
キンポウゲ科の常緑多年草
本州中部以北・北海道・東アジアの北部の亜寒帯
北アメリカに広く分布する
この花を見ると
いつも濡れている気がします。
梅雨時に見る花だからでしょう。
*
コケモモ
ツツジ科の常緑小低木
北半球の寒帯に広く
日本では北海道から九州までの高山帯に
分布する
この花は水滴に包まれ
コケモモゼリーのようです。
*
他の山でもよく見かける
ベニサラサドウダン
ツマトリソウ
ナナカマド
略
(調査中)
花はきっと
白いひげのようなものだと思います。
∨
あっと息を飲むような花は
ありませんでしたが
1年ぶりに見る高山の花に癒されました。
色が留まるツツジ最後の一輪
背景のガスの白に映えて
美しく咲き残っていました。
*
水滴の花が多くなりました。
リコーの花用カメラにも
水が入り、修理に出すことに
なってしまいました。大失敗。
*
紅葉の頃の方が人気があるので
姥ケ平からの茶臼岳も見てみたいけど
混んでますかね?
もう一度来ないといけないかなと
思っています。
end
浅間山の
湯ノ平はすり鉢状なので
鳥の声が響きます。
数少ない判るもののひとつ
カッコウが鳴いていました。
*
花の季節にはまだ早かったのか
もう遅いのか
草すべりまで
花は見られませんでした。
∨
草すべりにて
*
ハクサンイチゲ
キンポウゲ科の多年草
日本の代表的な高山植物
北半球の山地高原に広く分布する
花弁はなく
ガクが5片あって花弁状に見える
数は少なかったのですが
咲いてる花はみんな元気でした。
*
キジムシロ
バラ科の多年草
東南アジアに広く分布し
日本各地の山野に普通に見られる
普通にたくさん咲いていました。
*
イワカガミ
イワウメ科の常緑多年草
亜高山帯以下の岩場などに生え
短い根茎は横にはう
1ヶ所だけでしたが
色が濃いのに驚きました。
*
ショウジョウバカマ
ユリ科の多年草
山地の湿ったところに生える
終わる寸前の花がいくつか
見られました。
∨
湯ノ平にて
*
ヒメイチゲ
キンポウゲ科の多年草
低地から高山帯に生え
高さは5~15cm
直径1cmほどの白い花を1個つける
花弁状のものはガクである
あまり日の当たらない道の脇に
一株だけひっそりと咲いていました。
*
カラマツの新芽
遠くから見ると微妙な緑で
この色を見れたので
この時期で良かったかなと
自己満足です。
∨
浅間山の
岩にしがみいついて咲く2種
*
ミネズオウ
ツツジ科の常緑小低木
北半球の寒帯に広く分布し
本州中部以北の高山帯に生える
茎は細く地上をはうように伸び
多数に分岐する
樹林帯の切れ目の辺りから
まとまって咲いていました。
*
コメバツガザクラ
ツツジ科の常緑小低木
生育場所はミネズオウとほぼ同じ
形状も葉も似ているので
近寄って花を見ないと区別しにくい
米のような葉の形がかわいらしい。
∨
最後に
浅間山の現在到達可能な最高点
トーミの頭から望む前掛山
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
end