入楞伽經を読んでいると以下のような言葉がありました。古代インドの「順世外道」という、現代人とおなじように因果を認めず現世快楽至上主義の外道ですら肉食を禁じていたというのです。(戒律については仏教でも複雑な経緯がありよくわからないところがありますが徐々に研究していきたいと思います。大乘入楞伽經(實叉難陀譯)斷食肉品全訳をこの後出します。)
大乘入楞伽經(實叉難陀譯)斷食肉品第八
「・・・路迦耶(ローカーヤ・順世外道「世俗に従う者」の意。来世を認めず,業の報いを否定し,現世の快楽を至上とする)等の諸外道輩の有無見をおこして斷常に執着するものすら尚遮禁ありて食肉をゆるさず。何況如來應正等覺は大悲心に富み世の依怙するところとなりたまふもの、自他倶に食肉を許し給わん耶。・・・」
最新の画像[もっと見る]
- 金剛頂瑜伽中發阿耨多羅三藐三菩提心論 7ヶ月前
- 一日は定光佛・熱田大明神・妙見様・天神と地神の日 2年前
- 万人幸福のしおり 4年前
- 佛説彌勒大成佛經 (全巻書き下し) 4年前
- 四国八十八所の霊験・・・その97 6年前
- 四国八十八所の霊験・・・その92 6年前
- 四国八十八所の霊験・・その89 6年前
- 四国八十八所の霊験・・・その88 6年前
- 四国八十八所の霊験・・・その83 6年前
- 四国八十八所の霊験・・・その76 6年前