福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

日本は大乗相応の地であること(藤秀璻著. 興教書院, 1943)等より・・その9

2020-11-19 | 法話
大乗菩薩の精神を完全に具現し実践の上に生かし切って行かれた第一人者は聖徳太子におわしますことは申すまでもないことです。聖徳太子のご理想というものは我が日出つ゛る圀の古今を一貫するところの惟神の大道と、万国の極宗たる大乗仏教の精神の大調和の上にこそ我が国家はますます皇祖皇宗のご偉業を成就していくことが出来るとお信じあそばされたと拝察し奉るのであります。・・十七条憲法には、惟神の道ということばはありま . . . 本文を読む
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同行二人

2020-11-19 | 法話
昭和61年増上寺教化部の「きょうのことば」に「同行二人」として「うれしい時は、感謝を込めて南無阿弥陀仏。苦しい時には願いを込めて南無阿弥陀仏。罪ある時は許しを乞うて南無阿弥陀仏」とありました。我々大師信者でいえば「うれしい時は、感謝を込めて南無大師遍照金剛。苦しい時には願いを込めて南無大師遍照金剛。罪ある時は許しを乞うて南無大師遍照金剛」です。 . . . 本文を読む
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ダライラマ法皇の対話「2020 幸福とその要因」

2020-11-19 | 法話
ダライラマ法皇の対話「2020 幸福とその要因」   <a href=" https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjEsPHT9o3tAhVFKH0KHRGKAGcQFjAAegQIAhAC&url=http%3A%2F%2Fwww.da . . . 本文を読む
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もし佛道を求めるのであれば十方の仏の生身を夜空の星を見るように観ぜよ

2020-11-19 | 法話
坐禅三昧経に「もし佛道を求めるのであれば十方の仏の生身を夜空の星を見るように観ぜよ」とあります。坐禅三昧経下巻「若し行者、佛道を求めて禪に入らば先ず當に専ら繋心して十方三世諸佛の生身を念ずべし。地水火風山樹草木を念ずること勿れ。天地の中の有形の類及諸餘法を一切念ずること勿れ。但だ諸佛の生身の虚空に處在するを念ぜよ。譬ば大海の清水中央金山王須彌の如く夜闇中に大火を燃やす如く、大施祠中の七寶の幢の如し . . . 本文を読む
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小善も世の中に無限の功徳を生むこと

2020-11-19 | 法話
小善も世の中に無限の功徳を生むこと 毎朝伝授された或る秘法を修して二十年くらいになります。この中に「行者の三密の加持力により衆生を仏の位にする」という趣旨の部分があります。最近までは「皆さんが幸せになりますように」という気持ちのみで修していました。 しかしよくよく考えると、「三密の加持力により」ということは身口意の三密を仏と同じにするということですから十善戒を守っていてもこれは達成できるわ . . . 本文を読む
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賢愚経巻第六・ 月光王頭施品第三十

2020-11-19 | 諸経
賢愚経巻第六・ 月光王頭施品第三十(あらすじ。お釈迦様が涅槃に入られるとき先に舎利弗が涅槃に入った因縁を阿難がきいたのに対し、お釈迦様が過去世においてお釈迦様が月光王であり婆羅門に頭を布施した時、臣下の大臣であった舎利弗が悲しんで先に死んでしまった因縁に依ると説かれた。この頭布の話は実際に有った話として、法顕傳には「ここ(ガンダーラ国)から東行すること7日、一つの国があり、タキシラ(竺刹尸羅・咀尸 . . . 本文を読む
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