神皇正統記にも後醍醐天皇のところで「後宇多の御門こそゆゆしき稽古の君にましまししに、(=後醍醐は)その御跡をばよく継ぎ申させ給へり。あまさへ諸々の道を好みしらせ給ふこと、ありがたき程の御ことなりけんかし。 仏法にも御心ざしふかくて、むねと真言を習はせ給ふ。初めは法皇(=父親)に受け(=指導を)ましましけるが、後に前大僧正禅助(ぜんじよ)に許可(こか)まで受け給ひけるとぞ。天子灌頂の例は唐朝にも見え . . . 本文を読む
・・自分の体は受信機のようなもの、放送局は仏様です。随って受信機の三つの螺子(身口意)がピッタリと合わねば放送が受け取れぬのです。・・大日如来様よりの放送は六根を清浄にして身口意を一つに合わせれば判然受け取れるのであります。・・・
この世の中に矛盾を感じる間は未だ大日如来を本当に拝むことができぬわけで、それはむしろこちらにそれを見るだけの目が開けないからです。・・・
この際(満州事変の後に書か . . . 本文を読む
中秋の名月は旧暦で8月15日のことを言います。
2016年の十五夜(旧暦8月15日)は今日9月15日(木)です。
仏説兎王経佛説兎王經
聞如是。一時佛舍衞祇樹給孤獨園に遊ぶ。
大比丘衆千二百五十人と倶なり。佛諸比丘につげたまふ。「昔兎王あり。山中に遊ぶ。群輩と倶なり。『果蓏を食するに飢え、泉水を飮するに渇しても四等心を行じ、慈悲喜護せよ』諸眷屬に教え、悉く仁和ならしめ、衆惡をなすことなし。畢に . . . 本文を読む
原文「般若心といっぱ、この菩薩に身心(しんじん)等の陀羅尼有り。
この経の真言は、即ち大心呪なり。(このきょうのしんごんな、すなわちだいしんじゅなり)。
この心真言に依って、般若心の名を得。(このしんしんごんによって、はんにゃしんのなをう。)
或るが云く、「大般若経の心要を略出するが故に、心と名づく。是れ別会の説にあらず」と云々。(あるがいわく、「だいはんにゃきょうのしんようを . . . 本文を読む