ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

堂満岳 ~ 1ルンゼ中央稜⁉ ~

2021-02-25 | 山登り

21・2 吉日 

前回の時から気になっていた1ルンゼ中央稜にsさんと挑戦してみました。
5:00に待ち合わせをしてsさんの車でイン谷口へ。今回は泊りの装備を担い
で山頂へと登り、適当な場所でツエルトで泊まる計画です♪

 

 

 

 

堂満岳1ルンゼの堰堤上でハーネス等を装着して(8:56)中央稜の取り付
きを探しながら小滝を攀じ登ってゆきます。上体を起こす際にテン泊装
備の荷重で後ろに振られないように確りと踏んばりながら登るのはなか
なか体に堪えます、、、

 

 

 

 



「ここかなぁ…?」とか相談しながら稜に取り付きましたが…(10:16)。

 

 

稜上に出ると藪や灌木が生い茂っていて、それらを掴んでスイスイと進ん
だり、ザックが引っかかって進み難いこともあったりして…、高度感はあ
りますが灌木のおかげでロープが無くても登れてしまうし、途中には苔生
し腐れてそれを握り締めるにはまた違った意味での勇気がいるような固定
ロープも下がっている…、そんな感じの岩稜が続いていました…

 

 

 

「なんだか、さっきから気になっていたけど、もしかして左隣に見えてる
岩稜が中央稜なんじゃねえの、、、!?」
とか云いながら、そんなモヤモヤを引きずってこの岩稜を詰めてゆきました。
※後で調べたところ、今回登ったルートは第一支稜/右稜で、
中央稜へはもっと下流(三の谷~四の谷間)で左に取り付くようです、、、
機会をみていずれ行ってみたいと思います。

 

 

しっくりきませんが、何はともあれ堂満岳山頂に到着です(13:17)。
堂満岳山頂で琵琶湖の景色を眺めながらのんびりと過ごしました♪

その後、今夜の泊り場を八雲ケ原湿方面に求めて金糞峠へとゆき、
適当な大杉の傍らでツエルト泊、20時に就寝 

 

 

                            

 

 

キンキンに冷えた翌朝、泊り場(8:00)から一時間ほど歩いて下山ルートにした
堂満岳3ルンゼの下降ポイントへ(8:55)。下降点の奇岩や眺望が良い感じです♫

そこで僕の眼を惹いたのは伊吹山のその景色の良さでした

 

 

 

下降ルートに利用されているだけあってルンゼ内は通過困難な箇所は無
く下り易いです。ただ時期的なせいか、今回の場合は残雪の踏み抜きの
方に気を遣わされました

 

 

 

 

どんどん下ってゆきます、仰ぎ見る景色が素敵なルンゼです♪

 

 

最後に小滝(9:35)が出来てきてこれを捲いて下ってゆくと正面谷の一般道
と合流して終了(9:45)。あとは暖かな陽射しをうけながらのんびりと下っ
て車に到着です(10:20)。

今回はうまく中央稜に取り付くことができませんでしたが、sさんのおかげ
でのんびりとツエルト泊を愉しんで過ごすことができました。また機会をみ
てどこかへ挑戦しに一緒に行きましょう♪


浅水川を辿って 

2021-02-22 | クロスバイク

21・2・吉日 



ずるずると微睡んだままの朝の時間を過ごして何の目的があるわけでも
なくバイクに乗って出かけます。
気の赴くままに走れば何となしに浅水
川へと脚が向いて三国へと走りに行くことがどうやら一昨年からの僕の
お気に入りになっているようです、自分で云うのもなんですが。
ルートが堤防道路の右岸でも左岸でも場当たりでもかまいません、陽射
しを浴びつつ川面や景色を眺めながら気持ちよく走れさえすればそれで
よいのです。


というわけで、浅水川に沿って走ってゆくと先ずは穴田川デルタです

 

 

 

浅水川は北鯖江で鞍谷川と出合った後、三尾野町で日野川と出合います。
今回は浅水川沿いの道から一旦離脱して神明のマクドに立ち寄ったので
立待を経て日野川左岸の堤防道から入っています。

サンエー電機手前で堤防道にはいってそのまま北上してゆくと日野川と
の天王川ニードル、続いてその200m程下流で浅水川ニードルになります。

 

 

 

最近は久喜津橋から先の右岸の堤防道が何かの工事で通行止めになったり
ならなかったりとかしているので片山町から朝宮へと抜ける左岸道の方を
利用しています。

 

 

なので一旦、堤防道から離れますがフェニックススタジアム前を通って
金屋町から下市へ。ちなみに不死鳥大橋を渡った右岸堤防道の方は舗装
工事も終わり快適に走れます。

 

 

そのまま左岸沿いの県道と左岸堤防道とを絡みながら走ります。右岸沿い
の堤防道は足羽川出合を大きく捲くことになりますが、そちらの方は車通
りは無く景観も良いです、とくに桜の季節は癒されます。

 

 

 

日光橋を越えて左岸堤防道の途中から下市山をバックに。

 

 

堤防道は国道と合流して、しばし日野川と九頭竜川との出合を横目に走
ります。

 

 

天菅生橋の下で再び左岸堤防道へと入るとそこは車の通りの無い快適な
区間が次の七瀬川出合まで延びていて、秋の頃はコスモス広苑を俯瞰し
ながら走れます。ここら辺りは気遣いなく佇むにもよい場所です。

 

 

その芝に覆われた法面上では太陽光給電Stを備えた自動草刈ロボが数台
働いているという長閑な光景がみられるのですが、今回はコーちゃんと
出合いました♪

途中にある錆びた布施田橋の風景には我身とが重なってどこか切ない気
持ちになります、、、

 

 

左岸道は池見高架によって途切れるので一旦堤防を離て片川沿いの生活
道を走ります。一方、右岸道側は高架のアンダーパスがあるので堤防道
との繋がりはスムーズです。ただ、昨年末から三国大橋東詰上流の区間
で工事を始めたので今は途中までしか行けません。

 

 

 


というわけで、僅かばかりの風情を感じながら左岸側の山岸から新保へ
と集落を抜けてゆくとボートパークがある九頭竜川河口に到着です。そ
のまま河口沿いの遊歩道を利用して三国大橋まで戻ることもできますし、
福井港石油基地へと巡るのもよいかもしれません。

 

 

 

 

この静かな遊歩道は打ち上げられた漂流物やゴミで通過し難い箇所もあ
りますが、三国港の景色が素敵なところでもあります。そうしてIzaに寄
道してブラブラ歩いた後、左岸側の県道や堤防道を利用して帰ります。
今のところ、三国大橋上流側と春江辺りで工事のため堤防道が使えない
ので、早く通れるようになると嬉しいです。

 

 

 

九頭竜川出合から中角を経て、いつもお世話になっている「遊山行」
一服した後、北陸街道を南下して浅水から橋立山の麓を経て再び堤防道
を利用して帰宅しています。

生産性のない日々を過ごしている僕ですが今日もこうして生きていられ
たことに感謝です。


縫ケ原山 ~ モッカ谷源流周回 ~

2021-02-21 | 山登り

21・2・21 Sun 

いつもお世話になっている”遊山行”の常連さんたちのグループ山行に
僕も混ぜてもらって真名川ダムから縫ケ原山へと登ってきました。
今回はそのグループ山行のCL/K林さんが急遽、参加出来なくなりまし
たが、K田CL代行以下8名と賑やかなメンバーになりました。

大野市街で待ち合わせ(6:20)をして真名川ダムで支度をして出発(7:15)。

 

 

 

 

ダムを渡ってモッカ谷に架かる橋を渡って直ぐの急な尾根端に取り付い
てしばらくの急登を我慢してモッカ谷左岸の尾根に取り付きました。尾
根上に出ると斜度はゆるやかになり反射板のところで小休止をしました。

 

 

 

以後、緩やかな尾根からの展望を満喫しながらのんびりと歩くことができ   ↑ 道斉山
ました。 笹生川や真名川の源流の山山を眺めていると機会があれば行っ
てみたくもなります♪

 

 

 

標高を上げてゆくと尾根の広がりの中を快適に歩けるようになりました
(10:02)。緩やかな沢筋の源頭が左側から入って来たなぁと思いつつも
ずんずんと小尾根上を進んでゆくと、並行して存在するその凹状の沢筋
が消えそうで消えないままに続きます。次第に北側の尾根は立ち上がり、
僕たちが居る南側の尾根との高低差は少しづつ広がってゆくばかり。

 

 

 

 

まぁ、そのうち北側の尾根と合流するのだろうと思っていましたが北側と
南側の尾根を分ける凹地は消えることなく起伏を繰り返しながらまだ続き
ます。

 

 

むむむ、この凹地は何処までつづくのか、、、

 

 

ずるずると左側の凹地をみながら進んで行くと、南側の尾根はそのまま
北側の尾根とは合流せずに正ケ谷へと落ち込んでゆくようです。なので
ここから凹地を挟んだ北側の尾根へと雪庇を切って乗り換えました(10:30)。

 

 

 

・1091を越えて先ほどの凹地の方を振り返ると、南側の正ケ谷へと下って
ゆくようです。こうして振り返ると何だか二重山稜や線状凹地のような地
形だったのかなぁと今更思うのでした。

 

 

 

・1261への登りを前にした緩やかな尾根上は今までにも増して視界が広
がり気分爽快です!

 

 

後ろには大野平野の広がりが、前にはJ/P・1261mの向こうに縫ケ原山の
山頂が近づいてきました。

 

 

 

山頂近くから振り返ります。道斉山(左)や銀杏峰(奥)がええ感じです

 

 

 

縫ケ原山の山頂に到着です(11:50)。山頂で会った二人組の登山者に
撮っていただきました

 

 

 

昼食は風を避けてモッカ平側へと下ったところで摂ります。先輩や皆か
ら色々な差し入れをもらい、胸もお腹もいっぱいになりました。そんな
こんなで一時間程を過ごしました。

 

 

 

昼食を終えた後、モッカ平と荒島谷との境界尾根を辿って持篭谷山へ。
モッカ平越しに見る大野平野や縫ケ原山の眺めは素晴らしいです♪

 

 

 

こちら側から眺めると縫ケ原山山頂が何処であったか、直ぐには分かり
ません、、、

 

 

 

モッカ平の分水嶺を辿って荒島岳と持篭谷山とのJ/Pを目指します。こち
ら側から見る真名川ダムと銀杏峰の景気は新鮮に感じます。

 

 

 

荒島岳J/P(13:45)に着くと先行者のトレースがありました。以後はこの
トレースを辿って持篭谷山へと向かいます。持篭谷山と大野平野を俯瞰す
る眺めは気持ちがいいですよ。

 

 

 

久しぶりの再訪となった持篭谷山に到着(14:10)。後はダムに向かって
下るだけなのと、荒島岳の眺めもここで見納めになりそうなので小休止。

 

 

ゆるんだ積雪に足をとられながらも真名川ダムへと無事降り立つことが
出来ました(16:00)。

K田先輩をはじめ皆のおかげで今回も充実した時を過ごすことができま
した。こんな僕ですがまた皆と一緒に山歩きが楽しめると嬉しいです。


野見ケ岳から太平山

2021-02-20 | 山登り

21・2・20 Sat 

今回は日野山から武衛山を周回した時から気になっていた文室集落から
野見ケ岳に延びる尾根を歩いてみることにしました。文室集落端(8:34)
に車を止めて林道を歩いて野見ケ岳へと延びる支尾根に取り付きます。

 

 

 

 

積雪に埋もれた巡視路を辿って最初の鉄塔から尾根上にある・407のピー
クに乗りました。先日の新たな積雪でいい感じに藪が抑え込まれていて、
それなりに歩き易く感じます。途中にある鉄塔の袂で山並みを眺めなが
らコーヒーとチョコパンケーキで小休止♪

 

 

 

 


鉄塔が立ってる場所は展望もいいので日常生活圏の景色につい眺めいって
しまいます。

 

 

 

尾根を登りきって誰もいない野見ケ岳山頂に立ちました(10:46)。武周ケ
池のほとりで休憩して鉄塔へと足を延ばすと日野山から縦走してくる二人
組に会いました。

 

 

 

彼女たちは武衛山まで行くそうなので、僕も途中まで一緒に歩くことに
しました。

 

 

 

そして、野見ケ岳の山頂で行動食を補給した後、まだまだ遠くに見える
唐木岳を目指しました。

 

 

 

途中、ラッセルを交代しながら今シーズン三度目の唐木岳山頂へ(13:43)

 

 

 

大平山(14:52)までくるとスノーシューのトレースがありました。今日
は前回には無かった積雪が麓まであるのでとても歩き易くて気分もいい
です♪

五皇神社の分岐で武衛山方面に行く二人とお別れをして僕はここから麓
へと下山しました(15:40)。低山逍遥もいいもんですなぁ。